2022年9月20日(火)12時02分
社長自ら試食をし納得したメニューしか献立に採用しない品質と美味しさで評価が高いわんまいるの夕食おかずセット｢健幸ディナー｣｡自社のセントラルキッチンではなく”餅は餅屋に聴けの如く”と諺のように､それぞれのメニューに合わせて得意とする専門調理会社に委託製造｡完成した主菜､副菜を神戸市東灘区のわんまいる冷凍センターに入荷させて｢三菜｣にセット組みし､5食セット単位でお届けしています｡発送直前にも社長含む商品企画部バイヤーとで検食を実施｡万に一試食と異なるメニューが有れば全品やり直しになるので真剣そのもの｡今日は健幸ディナー1173号です｡
1食目｢主菜/三陸産目鯛の照り焼き｣と｢副菜/高野豆腐の炊合せ･きんぴらごほう｣のセット｡世界三大漁場に数えられる三陸沖で獲れた高級魚の目鯛｡通常は鮮度落ちが速いので地元の割烹料理屋か鮨屋など鮮魚で流通されるのを無理を頼んで照り焼きにしてもらいました｡見るからに美味しそ う｡電子レンジでの解凍ではこの品質には仕上がりません｡副菜の高野豆腐と人参といんげんの炊合せは上品な薄味で炊かれていて素人では無理｡さすが昭和18年創業の老舗伝統の味わいです｡徳島県産の極細きんぴらごぼうも丁度良い味付けで主菜･副菜の三味一体のバランスが取れて値打ちあると思いました｡
2食目｢主菜/三陸産金華鯖の煮付け｣と｢副菜/最上舞茸と玉ねぎの卵とじ･大根と人参の紅白なます｣のセット｡三陸沖の中でも親潮と黒潮がぶつかり良質の魚が獲れる事で知られる金華山沖周辺の金華鯖｡骨も新鮮だから身離れ良く､90℃の低温真空調理冷凍技術だけのことはある｡副菜の山形県最上郡鮭川村で栽培されている最上舞茸もコリコリした食感で旨味成分グアニル酸と出汁が玉子でとじているので旨い｡
3食目｢主菜/国産牛肉のすき焼き｣と｢副菜/揚げ出し豆腐･味付け山芋とろろ｣セット｡国産牛バラ肉を薄さ1ミリにスライスにしてサッとボイルして脂質と臭みを取り除いて縮ませる事で出汁が乗りやすく､砂糖を使わず野菜(白菜･玉ねぎ･ごぼう･ほうれん草)の旨味と本みりん･醤油･清酒だけのシンブルな割り下で煮込まれいるので美味しいです｡アツアツを生卵に浸けて食べると最高｡揚げ出し豆腐もほんの少し効かせた生姜がアクセントになり食べ易い｡群馬県大田市特産大和芋の味付けとろろも甘くて美味しく健康的｡
4食目｢主菜/鹿児島県産桜島どりのパンプキンチャウダー｣と｢副菜/茄子のトマト煮･キャベツと枝豆のコールスロー｣のセット｡鶏肉を衣を軽く付けてサッと油で揚げているので香ばしく甘いミルクの味と対照的で旨い｡僕はトースターを焼いて一緒に食べています｡
5食目｢主菜/石見ポークの麻婆茄子｣と｢副菜/国産鶏肉のチキンナゲット･秘伝豆の塩ゆで｣のセット｡A級グルメの町島根県邑南町で養豚されている希少豚石見ポークは加熱するとオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶けて豆板醤と混ざる事で苦味と辛さをまろやかにして絶品麻婆ソースとなります｡粗挽きの舌触りととろっと滑らかな茄子の食感が美味しいです｡国産鶏肉国内製造のチキンナゲットも柔らかくて美味しく､山形県特産の秘伝豆の塩ゆでもあっさりして口直しに丁度いい｡
今日も主菜5品･副菜10品､合計5食セッ トを検食しました｡出荷ＯＫ!