2022年11月30日(水)19時30分
仕事帰りに自宅最寄り阪急神戸線塚口駅前のスポーツクラブ「ティップネス 塚口店」に立ち寄り、自宅に戻ってわんまいるの冷凍ミールキット「健幸ディナー」を作ってもらいました。今夜の献立は、主菜世界三大漁場のひとつ日本の三陸沖で獲れた目鯛。通常は地元の鮨屋や割烹料理屋など鮮魚で流通されていますが、近年冷凍技術が発達した事で取り扱いが可能になってきました。ぶりの外道で釣れることがあり、淡白な身で脂が乗って美味しいです。今日は旧伊達藩直轄で栄えた港の宮城県閖上漁港の水産品加工・食品製造会社の海祥さんに調理いただいた「目鯛の煮付」です。副菜は石見ポークの挽肉を絡めた「じゃが芋の煮ころがし」と「三陸産のアカモクと千切り胡瓜の和サラダ」のセットに、ご飯軽めに白菜の糠漬けです。先にサッポロ生ビール黒ラベル(金星)で喉を潤して熱燗一合でゆっくり晩酌を楽しんだ後に漬物でご飯を食べてご馳走様します。
小袋に目鯛の切り身と煮汁を加え真空パック、90℃20分の低温真空調理した後に冷却して冷凍、食べる直前に沸騰させて湯煎解凍盛り付けるだけです。多くのホテルや料亭で採用されている新調理法、真空圧力で煮汁が染み込むので、砂糖・塩・醤油などの調味料は通常の料理に比べ半分以下で済むから低糖質・低塩分・低カロリー素材の味が引き立ちふっくら仕上がります。
特に煮炊き物にもってこいの調理法で直接冷気に振れないから食材が傷まなく揚げ物でも硬くならない。温かい料理は湯煎・冷たい料理は流水解凍、盛り付けるだけの簡単調理です。加熱すると旨味成分イノシン酸を含む飽和脂肪酸が溶ける石見ポークの挽肉を絡めたじゃが芋の煮ころがしも甘くてホクホクして美味しい。
熱燗が堪らなく旨い。山形県の老舗漬物屋さんに無理を言って作ってもらっている三陸産のアカモクのサラダは、このネバネバ感と刻み胡瓜のシャキシャキ感の絶妙な組み合わせが良い。
少し酸味が効いて洋食では味わえない日本の和風サラダと名付けました。少し醤油を垂らしてご飯にかけても旨そう。七味に少しおろし生姜を加えるとお酒のつまみやお茶漬けの友に最適だと思います。主菜1品・副菜2品、三味一体バランスの取れたおかずセットで晩酌、今日も一日お疲れ様でした。