2022年10月31日(月)12時02分
1988年9月1日創業以来、日本全国各地を回り郷土料理やご当地グルメをカタログに掲載してお客様へご案内、宅配サービスを全国展開して来た「わんまいる」島根県と連携協定を結び「島根和牛の肉じゃが」を開発したところ、「こんな惣菜待っていた」「買い置き出来るように真空パックして冷凍して欲しい」とのご要望に応えて、真空調理の第一人者元帝国ホテル料理長石川シェフを顧問に迎え、個包装真空パック冷凍技術による冷凍惣菜を開発、真空圧力で味が染み込む為、砂糖や食塩など調味料が通常の料理に比べて少ない冷凍惣菜が出来上がりましたとお客様にご案内すると、血圧や血糖値、栄養バランスなど考えた日々食べる夕食の献立を考えるのが大変で、材料から買っても余るし、共働きで買い物して帰るのも一苦労、出来れば週5日間の夕食おかずセットを作って欲しいとのご要望にお応えして、知り合いの大阪医療専門学校で教える管理栄養士の先生を顧問に迎え、1食あたり(主菜1品・副菜2品)平均的カロリー400Kcal以下・糖分30g以下・塩分相当量3.5g 未満・タンパク質15g以上・脂質・炭水化物・食物繊維など栄養バランスを考えた国産食材100%採用、ご当地ブランド食材を使ったメニューも豊富な合成保存料を使わない冷凍ミールキット(おかずセット)「健幸ディナー」を開発。温かい料理は湯煎調理、冷たい料理は流水解凍して器に盛り付けるだけの簡単調理。和食・洋食・中華などそれぞれの料理を得意とする専門調理会社に製造委託、プロが作った料理急速冷凍して神戸市のわんまいる専用冷凍センターでセット組みしてお客様にお届けしています。
毎週月曜日はお客様にお届けする直前の検食を大阪駅前梅田本社で行っています。今日は、11月3週目11月10日より出荷開始する健幸ディナー1180号を検食しました。
1食目は、「主菜/北海道産にしんの開き」と「副菜/大根と人参の旨煮・小松菜とこんにゃくの白和え」セット。にしんの開きをみると、白くなっている所は塩分ではなく脂が乗っている証拠。その分少し焼きが弱くなっている感じがします。解凍後にトースーターで3分程炙るとこんがりすると説明書きするように指示しました。副菜の大根と人参の旨煮は、食感も丁度よく、出汁も染み込み白和えも瑞々しくて美味しいです。
2食目は、「主菜/境港産とろいわしのオイルサーディン」と「副菜/青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮・ポテトサラダ」のセット。島根県隠岐の島周辺で獲れる大きなとろイワシを山陰最大規模を誇る鳥取県境港で水揚げして、直ぐに頭と内臓を取り除き、骨まで柔らかく食べられる特殊な遠赤外線グリルで焼いて、こめ油に梅肉・食塩・にんにく・唐辛子を加えローリエを添えています。全く臭みがなくとろける食感に感動。お好みでブラックペッパーや七味などかけるとお酒に合います。僕はワインでバゲットを焼いて楽しんでいます。青梗菜と玉ねぎのスープ煮もスープが染み込んで旨い。ポテトサラダもホクホクして旨い。
3食目「主菜/国産鶏の照り焼き」と「副菜/彩野菜のラタトゥイユ・秘伝豆と大豆の旨煮」セット。こんがり焼けて旨そう。さすがご当地グルメ「とり天」の名前を全国に有名にしたと地元で知られる鶏肉調理会社デリカフーズ大塚様に照り焼きにしてもらっただけの事はある。鶏肉は皮目をこんがり焼く事で皮の内側がジューシーになり旨く感じる。鶏王国九州各地の若鳥を厳選して使用。柔らかくて旨い。遺伝子組み換えでない国産大豆と山形県特産の秘伝豆の旨煮もコリコリした食感で甘みがある。玉ねぎ・茄子・パプリカ等彩野菜のラタトゥイユもトマトの酸味が程よくて実に美味しい。
4食目「主菜/具材たっぷりビーフシチュー」と「副菜/ほうれん草と豆もやしのソテー・キャベツのコールスロー」セット。牛骨を長時間煮込んだフォンドボーに、大きなじゃが芋・人参・玉ねぎと牛肉スライスが入ってまろやかでコクがあり美味しい。僕はこのメニューにはバゲットにウインナーを挟みチーズを乗せたトーストを添えてワインで楽しんでいます。
5食目「主菜/石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐」と「副菜/大分名物とり天・ブロサコリーの中華お浸し」セット。加熱するとイノシン酸を含む不飽和脂肪酸が溶けてピリ辛い豆板醤をまろやかにしてくれて味噌の旨味成分グルタミン酸と混ざり、粗挽き肉が豆腐に塗され無茶旨い。僕はこの麻婆ソースをごま油が香るブロッコリーのお浸しに浸けて食べるのが大好き。とり天に浸けても旨い。正に石見ポークの万能ソースです。ご飯に乗せて麻婆丼もお勧め!
今日も主菜5品と副菜10品を検食しました。出荷OK!