わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (12/7~12/13お届け分)

僕は昭和36年に、天下の台所大阪の当時近畿一円と西日本の食材が豊富に集まる大阪港がある港区弁天町で生まれました。戦時中の闇市からお腹一杯に食べさせてやりたいと言う食べ物屋が経済復興する中で流行、個人商店黄金時代を迎え、店主が工夫を凝らした手作りの味が楽しめていましたが、スーパーが出来て飲食チェーン店が広がり、そしてコンビニが出来て、個人商店は無くなって行きました。僕はその時代の素朴な味わいが大好きで日本中を商品開発する中で出会った懐かしい逸品を献立採用したり再現したりしてお届けさせていただいています。それでは今週お届けする献立メニューを紹介させていただきます。

1食目の主菜は、昔懐かしい洋食屋(グリル)の味を再現した「ミートオムレツ」です。冷凍するのが難しい玉子料理ですが、フワフワでトロっとした食感です。僕はケチャップとウスターソースをかけ、千切りキャベツを添えて食べています。副菜には、「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」をご用意。ピーマンは、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミンや、βカロテンなどの栄養素が豊富に含まれています。油を使うとビタミンAの吸収率もアップするんです。もう一品には、人参を細切りにして、鶏肉とで炒めた彩りの良い「人参しりしり」をセットにしました。

2食目の主菜は、「愛媛名物 はもカツ」です。愛媛県ご当地グルメとしてインバウンドからも人気。北海道産助惣鱈と愛媛県産のハモのすり身と自家製豆腐と玉ねぎを使ったフィッシュカツです。四国中央市の老舗 青木蒲鉾店さんに作ってもらいました。はも特有の淡白な白身でたんぱく質豊富で弾力がある触感をお楽しみ下さい。僕は千切りキャベツを添えてウスターソースをかけて食べています。副菜は、食物繊維が豊富で、消化を助け、便秘の予防に役立つ茄子を使い、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」と、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」をご用意しました。

3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林どり」を使用した和食の定番「みやぎ森林どりの筑前煮」です。みやぎ森林鶏から良い出汁が出て野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。東北ならではの素朴な味わいです。食物繊維が豊富な根菜類が摂れて、栄養バランスのよい筑前煮は、歯ごたえもあり満腹感もあります。副菜には、野菜をたくさん加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」と日本の三陸沖で獲れた上質な太い茎にひじきを使った「三陸産ひじきの煮物」をセットにしました。ひじきには、。腸内環境を整えて、便秘解消に効果的な食物繊維や、鉄分、カルシウムを含み、貧血予防や骨の健康維持にも役立ちます。

4食目の主菜は、「もも肉のローストチキン」です。九州各地の契約養鶏場の若鳥を厳選し、マスタードやバジル、ロースマリー、パセリ、黒胡椒など10種類香辛料を使い、スパイシーに味付けしています。皮目をこんがり焼く事で不飽和脂肪酸が肉からにじみ出て臭みも無くなり、ジューシーな味わいになります。トースターなどで炙っていただくと、さらに皮が香ばしく、おいしく召し上がっていただけます。副菜は、食塩無添加北海道産じゃが芋の「フレンチポテト」と、冷たくさっぱりと箸休めに、淡色野菜の中でもビタミンC豊富なキャベツを使用した「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、日本海山陰地方の富士山と呼ばれる豪雪で有名な鳥取県蒜山高原の奥にそびえ立つ大山の麓で良質な伏流水で育てられた大山豚を使った「大山豚とキャベツの味噌炒め(回鍋肉)」です。ピリ辛を抑えているのでお好みで七味唐辛子をふりかけて混ぜてお召し上がり下さい。副菜は、「豊後のから揚げ」と、 群馬県の郷土料理大和芋のとろろ「味付け山芋とろろ」をセットにしました。やまいもの消化酵素のアミラーゼがでんぷんの消化を助けてくれる効果があります。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/30~12/6お届け分)

日本で獲れた食材を食べる事は当たり前なのですが、スーパーや特に冷凍食品の業界では殆どが海外からの輸入食材が多く使用されています。中には薬品で洗浄されたり、添加物が入っていたりで僕の口には合いません。幸い僕は23歳で居酒屋の店長に抜擢され、食材の目利きを勉強しに西日本最大規模を誇る大阪市中央卸売市場に買い出しに出かけ、毎朝産地から届く食材を扱い、自分で開業してから産地に出かけるようになった事から生産者との結びつきが強くなり、生産・加工・流通のネットワークが広がり、健幸ディナーの食材は全て国産100%使用。ご当地ブランド食材も多く使用しています。そして食材を見極めた調理をして献立メニューに採用し、お客様にご提供させていただいています。今週も僕が現地に足を運び見つけてきた各地のブランド食材を使用した創作おかずをお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「三陸産さくら真鱈フライ カレー風味」です。世界三大漁場に数えられる三陸沖で獲れた真鱈は北海道で獲れた真鱈より小さいですが、食感と旨味が全く違います。水揚げ直後に水揚げ場所と同じ石巻の専門業者で三枚におろし、切り身にして3D瞬間凍結機で冷凍したブランド「さくら真鱈」を使っています。カリッした食感とふっくらした中身とほのかなカレー風味を味わい下さい。副菜は、コーンの甘さが引き立った「コーン、玉ねぎとしめじのスープ煮」と、阿波踊りで有名な徳島県阿波市周辺のこだわり農家が露地栽培したキャベツを使用した「キャベツと枝豆のコールスロー」を箸休めとしてセットにしました。

2食目の主菜は、「青森県産いか、大根と厚揚げの炊き合わせ」です。青森県八戸漁港で水揚したあかいかを食べ易く松笠模様の切り目を入れて一口サイズにカットし、大根と厚揚げを使い、出汁を効かせてじっくりと炊き上げました。食材に出汁が染み込みいかも柔らかくて美味しいです。イカは低脂肪、低エネルギーで栄養成分はしっかりと含まれた食材です。副菜は、栄養豊富でコリコリした食感の山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」と、「ほうれん草としめじの卵とじ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。平均的な玉ねぎに比べ糖度が2倍とされる淡路島産の玉ねぎと高知県四万十ポークと煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)を使っています。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくりしみ込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。副菜は、東北産の大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、箸休めに人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。不足しがちなカルシウムはしっかりとっていきたい栄養素の一つです。

4食目の主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」です。肉の品質協議会では何度も優勝している宮崎県産黒毛和牛と黒豚の合挽肉を使ってデミグラスソースで煮込んでいます。牛肉に含まれている必須アミノ酸は、エネルギー代謝を高めて体力を増強し、免疫力を高めてくれます。副菜には、「ほうれん草とコーンのソテー」をご用意。ほうれん草は、ビタミン、ミネラルが豊富で、特にβカロテンや葉酸が豊富です。それと「北海道じゃが芋ポテトフライ」をセットにしました。お好みでケチャップソースなどをつけてお楽しみください

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの麻婆茄子」です。脂身が少なくて赤身が美味しく、熱を加えることでさらに美味しさが増す島根県邑南町の石見ポークの挽肉を使い、程よい辛さに仕上げました。とろりとした茄子の食感がたまりません。副菜は、鶏の旨味があふれ出て美味しい大分名物「大分とり天」と、「ブロッコリーの中華風お浸し」をセットにしました。とり天は、地元大分ではボン酢に浸けて食べられています。ぜひお試しください。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/23~11/29お届け分)

わんまいるでは少しでも美味しく召し上がっていただくために主菜、副菜、副々菜と別々に個包装真空パック冷凍して温かい料理は湯せん解凍で、冷たい料理は流水解凍して器に盛り付けて、出来る限り早くお召し上がりいただくことをお願いしています。そこで弊社料理顧問の元辻調理師学校教師専門学校教授でサンフランシスコ日本総領事館公邸料理人も務め、料理番組「どっちの料理ショー」にはレギュラー出演されていた近藤先生による美味しく出来る「健幸ディナー・ワンポイントアドバイス」をわんまいる公式インスタグラムに動画をアップしていますので是非参考にご覧いただければ幸いです。それでは今週お届けした献立メニューをご紹介します。

1食目の主菜は、「千葉県産さばの塩焼き」です。でっぷり太り脂が乗ったさばをスチームコンベクションで焼きあげています。さばにはDHAやEPA、タンパク質、鉄などの栄養素が含まれていて、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。湯せん解凍後トースターかフライパンで2~3分程炙ると香ばさがさらに増しますよ。ぜひ副菜の「なめこ入り味付け大根おろし」にさばの身をほぐして混ぜて召し上がって見て下さい。もう一品には、出汁がよく染み込んでふっくらとした「ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合せ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「北海道産天然ぶりの照り焼き」です。養殖では味わえない天然ならではの身の締まった食感をお楽しみ下さい。副菜は高野山の修行僧の貴重なタンパク源として食事に提供された精進料理の定番メニュー「高野豆腐といんげんと人参の炊合せ」に、箸休めとしてさっぱりとした味わいの「みかんと大根の和サラダ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「東北産 みやぎ豚丼の具」です。豪雪地帯で知られる宮城県と山形県の県境にそびえる蔵王連峰の太平洋側の緩やかな斜面で養豚された東北産豚と玉ねぎを使い、醤油ベースで仕上げてもらいました。お好みで七味唐辛子をかけるとより一層美味しくなりますよ。僕はご飯に乗せてつゆだくで食べています。副菜は、良質のたんぱく質、脂質を含み、カルシウム、カリウム、ビタミンB1、食物繊維をバランスよく含んだ栄養満点の大豆を使い、昆布の旨味が感じられる「大豆の五目煮」と、さっぱりと箸休めとして「白菜の昆布漬け」をセットにしました。お好みで、ポン酢か醤油を垂らしたり、七味唐辛子をかけてお楽しみください。

4食目の主菜は、「懐かしい肉屋のメンチカツ」です。昔幼いころ育ててくれたお祖母ちゃんに連れられて通った公設市場の入り口にあった肉屋さんのメンチカツの味を再現しました。千切りキャベツを添え、ウスターソースをかけて食べて見てください。副菜は、キャベツをカレー風味で仕上げた「キャベツと豆もやしのカレー煮込み」と、加熱により一部が糖質に変わり甘みがアップし、ビタミンC、B1、B6などが豊富に含まれているさつまいもを使った、甘くて食べやすい「さつまいものポテトサラダ」をセットにしました。どちらも昭和30年~40年代の懐かしいメニューで、もう今では食べられるところは無いと思います。

5食目中華メニューの主菜は、「島根石見ポークと北海道ホタテと山形最上椎茸の八宝菜」です。島根県邑南町の良質な伏流水で育てられた赤身が美味しいと定評のある石見ポークをはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝・山形県産の最上椎茸・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%の贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜は、東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらった「揚げ春巻き餃子」です。お好みでボン酢をつけてお召し上がり下さい。もうひとつの副菜には、箸休めとして、ごま油が香り、さっぱりとした味わいの「もやしと人参のナムル」をセットにしました。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/16~11/22お届け分)

1988年9月1日開業以来、日本各地を回ってその地域で長年食べ継がれて来たご当地グルメや食材、そしてそれを作っている食品製造会社と出逢い、お客様にご紹介して参りました。先日も大阪南港で行われた外食・中食専門展示商談会に某新聞社から招かれ商談に行くと、愛知県知多半島の岬の老舗佃煮製造会社が作った篠島周辺で獲れた「しらすの生炊き」を試食すると、三河味醂が効いて凄く美味しくびっくり。狭い日本ですが食の歴史は弥生時代から伝わるだけあってまだまた知らない隠れた名産が沢山あります。今週もこれだと思う食品製造会社に頼み作っていただいたわんまいるならではの冷凍おかずをお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「北海道産にしんの開き干し」です。一昨年104年ぶりに大漁となり、特に今年は脂が乗って肉厚のにしんが水揚げされたので、干し魚加工技術が良く時々テレビでも取り上げられる宮城県塩釜市の間宮商店さんで開き干しにし、大正14年創業の神戸市中央卸売市場の魚仲卸・調理会社の職人さんが遠赤外線のガス台でじっくり焼き上げました。そのままでも美味しいですが、小骨が気になる方はトースターの強火で3分ほど炙ると小骨が殆ど気にならなくなりますので試して見て下さい。濃口醤油をほんの少し浸けると美味しいですよ。副菜には、出汁がじっくり染込んだ「大根と人参の旨煮」と、箸休めとしてさっぱりヘルシーな「三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意しました。

2食目の主菜は、「天然まぐろのど旨い漬け(ゴマ風味)」です。単品では8年前から販売して大人気の三重県尾鷲加藤市長から紹介されJALファーストクラスの機内食に採用された実績がある尾鷲金盛丸さんに作ってもらっています。某有名醤油、本みりん、三温糖、練りごま、胡麻油と化学調味料不使用のタレに漬けているのでそのままでも美味しいですが、僕は醤油に山葵をといて少し浸けてご飯に乗せて食べています。まぐろを縦に切って海苔で手巻きにしたり、細くカットして卵黄に混ぜてユッケ風など楽しんでみてください。副菜は、緑黄色野菜の中でも栄養豊富なかぼちゃと食物繊維豊富なしめじを組み合わせた甘味ある「かぼちゃとしめじの煮物」と、食物繊維豊富なごぼうを使用した「きんぴらごぼう」をご用意。

3食目の主菜は、「鶏肉と白ねぎのがめ煮」です。国産の白ネギと国産鶏もも肉を使った照り焼きを地元の鶏肉調理会社デリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。福岡県の郷土料理のひとつであるがめ煮は、食材から出るだしや旨みを生かした煮物です。大分特有の甘い濃口醤ベースの味覚をお楽しみ下さい。お好みで七味唐辛子や山椒をかけるとピリッと甘辛く、一層美味しくなります。副菜は、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。それに、流水解凍の「青梗菜とうす揚げのお浸し」をセットにしました。お好みで鰹節とポン酢をかけてお召し上がり下さい。

4食目の主菜は、「桜島鶏のトマトカレーチャップ」です。“臭みが無く弾力がありそして柔らかく旨味がある”これが鶏肉を選ぶ僕の条件です。大自然が残る鹿児島県桜島で養鶏場内飼い放しの中、上質の伏流水で育てられた桜島鶏のもも肉をオニオンソテーと一緒にトマトケチャップ、ウスターソース、無塩バター、カレー粉を混ぜたソースで炒めました。天下の台所大阪のシンボル通天閣がある西成区で創業101年が経過したホテルやレストランなど業務用卸矢田健商店さんに作ってもらいました。副菜には、ブロッコリーと、にんじん、かぼちゃを組み合わせた「洋風温野菜」と、「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」をご用意。ほうれん草には、鉄、葉酸、ビタミンCが豊富で貧血改善に役立ちます。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの酢豚」です。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がっていただけます。反面、脂身が好きだと言う方には物足りなさがあるかもしれませんがご了承願います。豚特有の臭みがないのが特徴の石見ポークと、大きめにカットした人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めてあります。甘酢の酸味が食欲をかきたててくれます。副菜には、「茄子と白ねぎの中華煮込み」と、箸休めとして、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をセットにしました。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/9~11/15お届け分)

弊社は1988年(昭和63年)9月1日に一般家庭を対象に「こだわりのお酒・お米・食品の宅配専門店」として独立し、日本各地の酒蔵を回り酒処は米処、こだわり農家を訪問しご当地米を買い付け、ご当地食材・ご当地グルメに出逢い、カタログに掲載してお客様に提案して参りました。平成17年に島根県産品の開発と販売を頼まれ連携協定を結び、数々開発する中で、チルドだと日持ちしない、常温のレトルト加熱では缶詰の様な独特の味覚になって美味しくない事から個包装真空パックの冷凍食品を発売したところ、多くのお客様から栄養バランスを考えた糖分・塩分控えめのおかずセットを届けて欲しいと要望され、僕も昼に食べたおかずがその夜に出て来る事も度々有り、又ツイツイ好きなメニューに偏り食べ過ぎてしまい太って来ていたので、なるほどと納得し、管理栄養士に相談して栄養バランスや塩分・糖分、脂質、タンパク質などチェック計算して指導を仰ぎ、元辻調理師学校教授でサンフランシスコ日本総領事館公邸料理人の近藤先生を顧問に迎え「健幸ディナー」を発売しました。主菜、副菜栄養バランスにもこだわりお届けしていますので継続してお召し上がりいただければ幸いです。

1食目の主菜は、サバの水揚げ日本一の千葉県銚子漁港の「千葉県産さばの味噌煮」です。腹骨を取り除いているので食べ易いです。塩分0.9gですが、真空圧力で出汁がよく染み込んでいます。副菜は、国産牛細切れ肉で炊いた「ごぼうの旨煮」です。こぼうは、腸に良い、食物繊維やオリゴ糖が豊富で、抗酸化力のあるポリフェノールも含んでいます。副々菜は、冷凍とは思えない食感の「五目厚焼玉子」をセットにしました。

2食目の主菜は、「四万十鶏つくねと野菜の卵とじ」です。日本一の清流と謳われる高知県四万十川上流の養鶏場内飼い放しで育てられている四万十鶏を使用。高知市内で、一羽ずつ職人が目視で確認して捌いています。近藤先生お得意の卵レシピで作りました。旨味の詰まったつくねをご堪能ください。副菜は、石見ポークの粗挽き肉を塗した「じゃが芋の煮ころがし」と、世界三大漁場に数えられる三陸沖で獲れ、気仙沼で作ってもらっている「三陸産ひじきの煮物」。食感がよく、素朴な味わいです。ひじきは、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富に含まれています。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。出汁が乗りやすくすることと、柔らかくするのに薄さ1mmスライスにこだわった牛肉に、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、砂糖使わず本みりんと清酒と醤油だけで納得するまで何度も試作を重ねて作ってもらいました。お好みで生卵を軽くかき混ぜて加え半熟でお召し上がり下さい。ご飯の上に乗せて牛丼風にするのもオススメです。副菜は、クセが少なく柔らかい歯応えの刻み白菜を、さっぱりしたシークワーサーの果汁と合わせた「刻み白菜 シークワーサー果汁入り」と、群馬県の郷土料理大和芋のとろろ「味付け山芋とろろ」をセットにしました。やまいもの消化酵素のアミラーゼがでんぷんの消化を助けてくれる効果があります。

4食目の主菜は、加熱すると上質のオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶ける島根県邑南町の希少豚「石見ポークの一口カツ」です。溶けた不飽和脂肪酸が衣に染み込みジューシーで美味しいです。ウスターソースとの相性が良いのでたっぷりかけてお召し上がり下さい。副菜は、「茄子のトマト煮」と、食塩無添加のブロッコリーと人参とじゃが芋の「温野菜サラダ」をセットしました。ブロッコリーは、ビタミンC、E、カロテン、食物繊維が豊富で、スルフォラファンというがん予防に役立つ成分が含まれているんですよ。

5食目の主菜は、弊社調理顧問の元辻調理師学校教師専門学校教師でサンフランシスコ日本総領事館公邸料理人を歴任され、テレビ番組「どっちの料理ショー」でレギュラー出演され、玉子料理では負けなしの近藤先生に考案いただいた中華あんかけで作った「天津玉子の中華あんかけ」です。副菜は、神戸元町の中華街のレストランでも多くの店で使われている業務用点心製造の老舗が作る「国産ポーク焼売」と、箸休めとして高血圧予防のカリウムを含む白菜を使った「白菜の中華風甘酢和え」をセットにしました。

では来週もお楽しみに!