高知県室戸市特産「ウツボ」の唐揚げ・蒲焼・煮ウツボ、人生初体験!

2017年8月31日(木)今日は、千葉県柏市から新聞販売店さんがわんまいる地域パートナーに興味を持たれて来社されました。高校卒業後、料理に興味があったので、中華の名門聘珍楼で約10年間経験を積みました。独立資金を貯めるために新聞販売店にアルバイトに行ったのがきっかけで、それ以降、新聞販売店の所長を経験し、3年前に独立されました。独立と同時にスマホが普及、販売部数が減少する中、お米やミネラルウォーターなど重たいかさばる商品の宅配サービスを始めたところ、食事に対して相談が多いことからネットで検索して評判の良いわんまいるに問合せされたそうです。試食を兼ねたランチに、旬の手作りおかずセットを食べていただきました。メニューはなんと!中華メニューの油淋鶏セットです。元中華の名門聘珍楼の料理人に食べてもらうのは気が引けましたが、もう運ばれてきたので、そのまま召し上がっていただきました。冷凍とは思えない味で、火加減も工夫されいて、美味しいですと。この味噌汁も凄く美味しいですね!と感想を言ってくれました。

僕は、高知県室戸市から届いたウツボの唐揚げ・蒲焼き・蒸し焼きの3種類を試食しました。唐揚げは、地元の居酒屋でも定番メニューにあるぐらいで美味しいです。蒲焼きと蒸し焼きは骨切りしていても少し気になります。値段を聞いてびっくり、各1品1700円ぐらいになるそうです。本当に珍味なんですね!唐揚げで売るなら、こんなに立派なサイズは必要なく、不揃いで十分だと思うので交渉してみたいと思いました。

沖縄県糸満のフクローまんの茶谷さんから、島唐辛子を練り込んだアグーのハンバーグが届きました!島唐辛子の味がアグー豚肉の甘さを引き立てて、凄く美味しかったです。

徳島県の美好食品さんからは、トマトソース煮込みハンバーグ、あらめ煮、キャベツと玉ねぎのツナ炒め、南瓜のサラダが届きました。あらめ煮は辛いので唐辛子を20%減らすように。キャベツと玉ねぎのツナ炒めは野菜のカットを倍の大きさに、ハンバーグのトマトソースがケチャップみたいなので牛乳で割って煮込むなど、とお願いしました。

人生初めて食べたウツボの唐揚げ案外美味しかったです!

2017年8月(248号) モノではなく価値を、得ではなくためを売る!

【商売の原点と、現在の商売の重要性】
商売の原点は、海彦・山彦の神話ではないですが、山で採れたモノを海辺で暮らす人たちへ、海で採れたモノを山で暮らす人たちへ・・・と、物々交換から始まり、取引が繰り返されていく間に、金・銀・銅のような石のお金ができ、持ちやすい紙幣へ進化し、それがカードへ発展、ついに仮想通貨まで現れました。また、山のモノを海へ、海のモノを山へと商品を販売する人が現れ商人と呼ばれ、行商から店舗を設けるようになり、〇〇屋とされる業種店から、色々な商品を取り扱う業態店と発展してきました。この話からもわかるように、人は無い物を欲し、それに対価を支払います。無い=欲しい=価値です。だから必要にもかかわらず数が少なく、手に入りにくい品は価値が上がり、高い価格で取引されます。反対にいくらでも手に入るものは、価値が低く安い価格で取引されます。そして、暮らしに必要な商品が手軽に手に入るようになった今の日本では、欲しいと思う商品がだんだん減ってきました。そこで価値のある商品を取り扱うこと、商品の価値を伝えることが重要になってくるのです。

【モノだけを売らず価値を、そして「得」ではなく「ため」を売る。】
僕が、お酒・お米の宅配専門店として独立4年目の時、当時の酒屋さんの年商が4千万ぐらいだったのに、1億8千万円も売上をあげることができました。その理由は、まわりのお店は大手メーカーの日本酒を販売していていましたが、僕の店では、新潟の地酒を販売したためです。一般の家庭では、食卓でブレンド米を食べていましたが、僕は、新潟コシヒカリを販売したのです。消費者からみると、どこの国の商品か解らないモノよりは国産を選び、国産よりも産地がハッキリしている方を選びます。さらに、〇〇県産より〇〇市や〇〇町と言うように、同じ価格なら細かな産地がわかる方を選びます。もっと言うならば、〇〇町の誰が作ったと言う方がより価値=大切さが伝わります。また、日本一のテレビ通販会社となったジャパネットタカタさんは、使用価値を伝えて商売を成功させました。また、紙媒体やテレビCMはスペースが限られていますが、インターネットでは、詳細な説明ができ、しかも多くの人に視聴・閲覧されるので様々な要素の価値が伝えやすく、しかもスマホの普及により、手軽にどこでも閲覧できるので、ネット経由で購入が増えるのは、当たり前と言えばそれまでです。
人間の欲求を唱えたマズローの自己実現理論では、物質的満足が満たされると悟りの欲求が強くなり、道徳的欲求すなわち人や世のために役に立ちたいという心理が強くなると説かれています。まさにそのとおりで、各企業では空前の人手不足といいますが、震災の復興支援やイベントなどでは、各種ボランティアとして多くの人が集まります。人・物・金の中では人が重視され、モノ余りの中、衣・食・住においては、食べればなくなる、「食」の消費だけがプラスに転じています。僕がビジネスとして取り組んでいる「食」には、健康や美味しいだけではなく、便利、簡単、個食、少量、復興支援や地方創生などが新たなキーワードとして、出てきました。誰かのため、世のため、国の課題に取り組むため…など、モノを売るだけでなく、「価値」を売る、「ため」を売ることが、商売にとっても重要な指標になってきました。これまた商売繁盛の法則なり・・・・

沖縄県糸満市・北海道寿都町・島根県邑南町・出雲市・愛知県知多半島篠島・京都太秦・広島県・大阪西成区全国食べ巡りました!

2017年8月30日(水)今日の試食は、走る豚まんと僕が名付けた沖縄県糸満市の茶谷千秋さんが作ったブランド豚アグーを使った豚まんと、県内産の豚をつかたt「じゃないまん」の2種類が届きました!先行発売してカレー揚げまんも一瞬で売り切れたので、第二弾のアグー走る豚まんも楽しみです!沖縄を代表するアグーを使ったハンバーグも開発しているので、楽しみに下さい!

人口3000人の町、北海道寿都町の山下水産さんから、子持ちのわかさぎの甘露煮とにしんの甘露煮と鰤かま煮付けが届きました!わかさぎは無茶美味しいです。にしんの甘露煮はなんとなくレトルトの味がします。鰤かまの煮付けは味醂を効かせて、濃くなく美味しく煮付けられています。

島根県出雲の渡辺水産さんから地元で獲れたトロハタハタの丸干しが届きました!身がポロッと取れて脂がのって凄く美味しいです。

人口一万人の町に年間20万人が訪れるA級グルメの町島根県邑南町の中でもひときわ人気の石見ポークを使ったコロッケは、甘くて凄く美味しかったです。
京都太秦の和菓子専門店木之下菓匠さんから栗蒸し羊羹です。そうか?もう秋なんや?と思い舌づつみ!甘くて美味しいです。

大阪西成区の矢田健商店さんから、しらす干し日本一の知多半島篠島漁港水揚げのしらす干しをふんだんに使った炒飯。同じくしらす干しとほうれん草とチーズのピザどちらもしらすの香ばしい味わいがして美味しいです。広島県産のカキフライ、ベーコンとポテトを巻いた春巻き揚げもいただきました!うまく揚がっています。いずれもレンジで簡単に食べることが出来て本当に便利になりました。

41年ぶりの同窓会で再開した同級生の小山社長のオフィスが目の前だとは!

2017年8月29日(火)今日は、朝4時半に起床して大阪市中央卸売市場に商品企画部吉川課長と一緒に買い付けに行きました。自宅斜め前の自販機で缶コーヒーを買うと、何となくいつもより小さくなっていました。吉川課長にいうと、「わぁ、ホンマですね!10g減って110gになっています。昨今の物流費や円高に影響なのでしょうか?」と。
ずいぶん日が明けるのが遅くなり、これから仕入れに行くのが次第に億劫になってきます。市場で働く人の出勤は2時からでそれに比べると楽な方です。市場に着くと結構な荷が入っているようで活気づいています。大きな鯵に秋刀魚が積み上げられ、ハマチの入荷が少ないです。まだ鰤が出回っていて、相当値段が安いです。鰆もまだまだ上がっていて、これからさらに獲れるようです。春の魚と書いて鰆と読みますが、現在では秋の魚と書かないと、と思うぐらい近年の漁獲は変化してきています。

仕入れが一通り終わったので、いつもは喫茶店のモーニングですが、今日は場内「めしや」さんに行きました。小飯に卵焼きに白菜の糠漬けをショーケースから取り出すセルフ式。赤だしを注文、懐かしさに満足!

オフィスに戻り、11時に先日の同窓会で41年ぶりに再会した小山君が、うちのオフィスの目の前のビルにオフィスがあるというので、来社してくれました。取り扱う商品は全く異なりますが、ものづくりの会社という意味では同じコンセプトです。テレビにも取材で取上げられている株式会社スタッフの代表取締役で、東京、名古屋そして韓国の仁川にも会社を構えている社長です。創業は1988年・26歳で、弊社と同じ年の創業です。ランチで試食いただいたのは、弊社が9月より月替わりの定期お届け会員を募集し売り出す、高級仕出し弁当「旬の手作りご膳」です。小山社長からも冷凍とは思えなく美味しいと評価いただきました。

次回は向かいの小山社長のオフィスのラウンジにお邪魔する約束をして、アッと言う間の2時間でした。いゃー、同級生と話するのは、この歳になると良いものだと先輩から聞いていましたが、全くその通りで、昔の思い出や他の同級生の話など話題が絶えませんでした。

10月の健幸ディナーのメニュー11品試食しました!味は文句のつけようがないほど美味しくなりました!

2017年8月28日(月)今日は、10月の健幸ディナー献立メニューの試食です!大阪で惣菜の製造販売をされている服部恒さんの直営子会社吉フーズさんのセントラルキッチンで作られた主菜・副菜メニューです。
1品目は、菊菜としめじの肉豆腐の2回目の試食です。前回より菊菜と白菜の量を増やしていただきました。菊菜特有の苦みと白菜の甘みが混じって焼き豆腐も味が染込み、凄く美味しいです。

2品目は島根県と広島県の県境に位置する島根県邑南町は、A級グルメの町として有名で、人口1万人に年間20万人が邑南町道の駅にやってくる、そのお目当てなのが全国A級グルメ大賞にも選ばれた石見ポークです。その石見ポークを使った酢豚を脂身を少なくして15gにカットして貰いました。見るからに前提のボリュームが少ないので10gにして3個と野菜を増やすようにお願いしました。

3品目は、舞茸は、あんかけに色が移るので中止して、白い国産マッシュルームに切り替え、かに玉にあんかけして貰いました。見栄えが随分良くなりました。卵白を少し残した溶き具合が食味を上げています。

4品目は、ロールキャベツのトマトソース煮込みです。写真の通り色とトマトソースの濃厚さが異なります。原因はキャベツからの離水によるものだと思います。離水でトマトソースが薄まっている!もう一方は離水が無い分、ロールキャベツにトマトソースが染込み過ぎています!いずれにしてこれだけの差があるのはおかしいので、原因を突き止めて誤差が無いように対策を考えます。

5品目は、北海道産の秋鮭をごぼう・キャベツ・人参・しめじ・じゃが芋を味噌で煮込んだ石狩鍋は、味噌が薄いので赤みそを加えて七味を加えてもらうようにお願いしました。

6品目は、北海道釧路水揚げの生秋刀魚をスチコンで火を通してからバーナーで表面を炙り、焦げ目をつけて貰いました!塩加減も少し薄く表面がしっかり焼けている割には中身は
柔らかくて最高の出来上がりです。

7品目は、大阪中央卸売市場鮮魚仲買卸さんと提携して買い付けた長崎県産の天然鰤の照焼です。味醂が効いたたれが美味しいです。かなりの出来に大満足です。もう少しだけ斜めにカットして表面を大きくして欲しいです。

8品目は、黒豆がんもと、竹輪、ごぼう天、大根、じゃがいものおでんです。じゃがいもを煮崩れしないよう男爵に変更し、砂糖を抑えて、牛肉のだしか鶏ガラのだしを増やすようにお願いしました!

9品目は副菜のかぼちゃとしろ菜のあんかけはだしが効いて美味しいです。

10品目は、しろ菜と白菜のお浸しも美味しい。油揚げの刻みを加えて欲しいと伝えました!

11品目は小松菜と白菜の中華お浸しです。ほどよくあしらった胡麻の香りが丁度良く胡麻嫌いの僕でも美味しく頂けました!キャベツとキノコの柚子醤油和えも丁度良い湯がき具合と味付けでした!

味の方はかなり上がって文句のつけようが無いようになって来ました。大手百貨店のバイヤーさんや大手スーパーの会長が食べて美味しいから直ぐに取り扱いたいと申し入れがあるようになって来ました!