2021年10月31日(日) 秋の風物詩 松茸・秋刀魚・秋鮭、子供の頃に育ててくれたおばあちゃんが昔松茸は凄く安くておかず要らずの夕食に炊込みご飯として良く食べましたが、次第に採れなくなって値段が上がり、今ではめったに口にする事が出来なくなった聞かされた。今度は、大衆魚として秋になると頻繁に食卓に出されていた秋刀魚や秋鮭が年々漁獲高が減り値段が高くなって、スーパーの売場にも陳列が少なくなってきました。そう言うと今年なんて北海道で赤潮が発生大量死して「秋鮭入荷」の ポスター等見かけなかったよなぁ。。そんな中、来年は提供するのは無理ですよと言われながら今年も秋刀魚を提供してくれた創業1805年(文化2年) 岩手県大船渡市の秋刀魚主体の水産品加工会社 及川冷蔵さんは、大船渡漁港はじめ東北北海道で水揚された秋刀魚を自社工場で骨を取り天日干しにされています。弊社ではこの「天日干し秋刀魚」をカタログ宅配事業で販売していましたが、冷凍惣菜、冷凍おかずセット(ミールキット)の献立メニューとして大阪の協力製造会社様で調理するようになりましたが、秋刀魚の値段高騰により大阪で調理するより及川さんで調理する方がコストが少しでも軽減できるとお願いして、近藤先生からアドバイスも貰い「秋刀魚の柚子煮」やサイズ不揃いや傷物の秋刀魚をカットした「一口秋刀魚の塩焼き」として献立に採用させて戴いています。
天日干しする事でアミノ酸が増し柔らかく、焼いても美味しいですが煮ると出汁が染込み絶品の食感と美味しさになります。骨も取り除いてあるので食べ易く、子供さんにもお奨め。今夜の主菜は、岩手県大船渡漁港水揚及川さんに作って貰った「一口さんまの塩焼き」を主菜に、副菜は大阪の老舗惣菜製造会社服部恒さんのセントラルキッチン吉フーズさんに作って貰った「柚子大根」と山形県の三和食 品さんに作って貰った「北海道産細切り昆布の大豆煮」セットを夕食に熱燗で晩酌を楽しみました。おうちごはん、家飲み最高…。