堀田の訪問日記 vol.2 (泉佐野市編)

昨日は、関西国際空港があり、和歌山県との県境に位置する、大阪府泉佐野市庁で地元の若手こだわり農家4H倶楽部のメンバー、こだわり珈琲専門店の吉田珈琲さん、それに神戸の中華料理専門店「吉芳」の行光社長をゲストに向かえ、泉佐野市で採れるこだわり野菜を使って中華料理を作り、わんまいるや吉芳さん、吉芳さんが卸しているいかりスーパー(行光社長はいかりスーパー創業者のご子息)や大丸百貨店などでの販売を計画するべく、打合せを行いました。まずは、この時期から1月・2月で何が収穫できるのか?など聞き取りながら、収穫される野菜からどのような料理が出来るのか?など約2時間程討議致しました。通常は農家は農協に出荷、全農を通じて地元の卸売市場或いは全農⇒一次卸⇒各地域の卸売市場⇒仲買卸⇒小売店⇒消費者への流れですが、今回は生産者から直接仕入れることでコストを抑えられ、しかも近郊での調理となる為、新鮮な野菜で料理が作れます。今後は、食材に適した料理を作る事でまさに弊社の理念であります、栄養価の高い旬の食材での調理が可能となります。image

今回は、地元で人気の松浪キャベツを使った焼きそばやホイコロー(回鍋肉)、泉佐野の青梗菜を使った中華餡かけ、泉州玉ねぎを使った焼売
や餃子4品を、元東天閣総料理長の李さんにお願いして試作品を作って頂く事になりました。

休憩時間には、地元のドリップ珈琲専門メーカー吉田珈琲さんから差し入れして頂いた、珈琲を味見がてらいただきました。別段何も思わずいただきましたが、ドリップにお湯を注いた瞬間、香ばしい珈琲の香りが立ち、焙煎したてなのだなぁ。だからひとつずつアルミでパックしているのだなぁ。と思いました。一口いただくと、酸味がほのかに利いているにも関わらずマイルドな味でふくよかなコクがあって大変美味しかったです。感想をと伝えると、吉田社長より、さすが堀田社長!仰る通りで、自社のオリジナルブレンドなんです。焙煎したその日にドリップ加工し、袋詰めしています。だから鮮度がよくてこの香りと味が楽しめるのですよ。と…さすがに美味しいはずです。image

今日は、野菜といい、珈琲といい、何でも鮮度が大切なんだなぁ?…とつくづく感じました。若手のこだわり農家が作る「浪速のエコ野菜」
で李料理長の北京料理。。。う~ん美味しそう…早く食べたいですね!

堀田の試食歳時記 vol.90

昨日の試食は、山形県の超人気スィーツ専門店「ガトーフレーズ」さんは、使用する材料は山形産を主に使用していると言うこだわりです。 その中でもロングセラーのチーズタルとを提案戴きました!1個250円とお値段もリーズナブルで深いコクのチーズの割にはしつこくなく 、後味も残りませんでした。多分生クリームとチーズと卵の配合と練り方と熟成温度の仕方なのでしょうね?このお値段でこの品質はオススメ!です。

大阪のお好み焼きで有名な千房さんから、たこ焼き器で焼いたメープル味のスポンジケーキをいただきました。例えるなら、ベビーカステラより少し生地が厚めで卵も多く使っている食感と食味で、甘くて美味しいです。何個でも食べられます。おやつにいかがでしょうか?

元全日空ホテル総料理長、山下シェフ自ら焼き上げて頂いたフレンチトーストをご提供頂きました。コクと旨味を引き出す為にバターを贅沢に使用した所にポイントがあるのでしょう。味がしっかり染み込んだ、絶品濃厚フレンチトーストに思わず美味しい!と叫んでしまいました 。

続いて、松坂牛ハンバーグでお世話になっております、三重県松坂市の人気フレンチ専門店「レマン」様に、得意な料理を急速冷凍してハン
バーグのように提案してくれないか?と前々からお願いしていたものが、ようやく届きました!試食が完成しましたよ!と呼ばれキッチンス
タジオへ…テーブルにつくなり美味しそうな香りが、漂っていて、いざ料理を見るとに美味しそう!・・・・早速イタリア料理の代表メニューほうれん草ときのこのラザニアをいただきました。ソースとチーズ以外の食材は全て国産!手作り感が凄く感じられ、ホンマに美味しい。ビックリです。

そしてイギリスの伝統料理、挽肉の上にマッシュポテトを乗せさらにチーズをトッピングしてこんがりとオーブンで焼いたきのこのコテージパイエスニック風も香ばしく中はトロけるマッシュポテトとチーズが特製クリームと合わさり格別の味に!・・・・・・思わずよく冷やしたシャルドネワインが欲しくなりました。

国産7種の野菜を使ったミネストローネもトマトトマトしていないコンソメ風で野菜の食感もさわやかでとても美味しいかったです。

メインデッシュとしていただいた、地元三重県産の真鯛のソテー茶の香ソース和えは、野菜とソースと真鯛の身を一緒に口に含むと、柔らか い淡白な真鯛の身と茶の香ソースと野菜の甘みが口の中で広がり、本格フレンチが楽しめます。これも辛口の白ワインが合うでしょう。

その他、鶏唐揚げと野菜の黒酢餡かけ、鶏肉団子の甘酢餡かけ、松坂牛入りハンバーグを頂きました。ソースの一部にニュージーランド産を
使用しておりますが、食材は全て国産、オーナーシェフ自らが手作りした逸品を、急速冷却冷凍して個食パックにしてご提供頂きました。

たまにはお家で、本格フレンチのコースはいかがでしょうか?

堀田の試食歳時記 vol.89

昨日の試食は、久々に元辻調理師学校教師どっちの料理ショー100回出演、なにわの名工、近藤先生と大阪医療専門学校講師(管理栄養士) 湯川先生と大阪西区創業70年の惣菜専門店服部恒㈱三代目料理長のお三方に参加いただいての試食でした。

まず最初に、年末のディナーセットに使用する年越しそば。前回近藤先生よりいりこを使い出汁を利かすように指示あり、随分味は良くなりましたが、出汁が薄いので濃口醤油を少し垂らし、麺はお年寄には柔らかい方が食べやすいと思いますが、もう少し湯がき具合いを固くするようにとの事でした。image

2品目は、豚肉の変わりにベーコンを使用した大豆とベーコンのトマト煮。手作りだけあって大変美味しいと思いましたが近藤先生から、ベーコンを先に炒めてから大豆とトマト汁で一緒に煮込むとさらに風味が出て本格的な味になるので、一手間かけるようにと・・・・・・なるほど!
続いて、3品目は網焼きハンバーグです。ひとつひとつ形にするのが凄く手間で材料より人件費が高く付くとしう事なら、湯川先生よりホテルパンで一度にオーブンで焼いて、カットすればどうでしょうか?と…その方が荒挽き感も出せるし、人件費を材料費に当てられるのでより美味しくなるように思いますとのこと。早速チャレンジします。これにパン粉を付けて揚げれば荒挽きミンチカツの出来上がり。・・・・・美味しそうだぜ!
4品目は、国産鶏とインゲンの天ぷらです。ヘルシーにムネ肉を使用、近藤先生からムネ肉は筋目に向けてカットして、ステックタイプに縦にカットし て親指ほどにして、ネタを小麦粉片栗粉半々にし鶏肉にも片栗粉を打って、青海苔を多目に付け、180度1分でからっと揚げた国産鶏の磯部揚げにするように。。。と!

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続きまして、ツナと胡瓜のサラダ!写真のように離水が多くて・・・・・近藤先生から、胡瓜を縦に半分にカット、手間ですが、スプーンで芯の水分の多い所を取り除き、出来る限り薄く横スライスして、塩で揉んで極力強く脱水する事で水分はかなり抑えられるとの事。味は美味しいので、是非挑戦するように!
高野豆腐とグリーンピースの炊き合わせに関しては、この食材をそのまま使う炊き合わせなら高野豆腐と人参を倍の大きさにカット、グリンピースは添え物で炊き合わせの具材にはならないからもっと減らし、椎茸かレンコンもしくは、ふき、厚揚げ、平天などをもう一品を追加させ薄く炊き合わせることで、炊き合わせと呼ぶ料理が完成しますとアドバイス!
次に、グリーンピースの卵とじについて、高野豆腐を使うと卵の水分が高野豆腐が吸収してパサツキ感が出るので、食感が美味しく感じられません。高野豆腐を取り、グリンピースだけに卵を溶いて薄味であっさりと炊いて下さい。そうする事でグリンピースの旨みが卵と絡み合い美味しいです。image

最後に、大阪浪速区の矢田健商店さんにお願いして親子丼の具を作ってもらいました。親子丼と言えば、どっちの料理ショーでも右に出る料理人は無く日本一に輝いた近藤先生に味見して頂き、料理指導をお願いしました。卵は液卵を使わず、生卵に変更、鶏肉はもう少し小さくカット、玉ねぎ、青ネギを使い、後は出汁が命です。レシピを送るので、その出汁を使って親子丼を作ってください。直接調理場へ作りに行っても構いませんから遠慮なく言って下さいと・・・・・・image

ちょうど先週、愛媛県で地元の食材を使ったグルメ祭りにゲストで呼ばれ、鶏肉の替りに鯛や鰤を使った海鮮親子丼をご披露して、ご当地グルメに採用されたと聞きました。近藤先生直伝親子丼食べたいですね・・・・・・・

堀田の訪問日記 vol.1(東京/千葉銚子編)

先日は、東京南青山にある伊藤忠商事㈱本社で、6月から月に一度経産省を招いて、買物弱者対策支援事業次世代の物流・システム構築、6次化、クールジャパン機構について、有識者に声をかけ、情報交換、活動報告など行っています。お昼のランチは、ビル地下にある社員食堂で昔から人気の焼き肉ランチ(写真)をいただきました。ボリュームがあって、焼きたてでジューシー!ボリュームもたっぷりで、何と!980円。毎回決まってランチにはこれをいただいています!半熟卵を割って焼き肉に混ぜて食べるのが最高に美味しいです。・・・・・・・image

その後、昼から3時40分の東京駅発の特急で人口減少と高齢化が進む千葉県銚子市へ向かいました。雨の中出迎えて頂きました、銚子市職員太田さんと銚子電鉄竹本社長のご紹介で、地元でも有名なすし屋さんへ、魚水揚げ日本一とされる銚子市、特に鮪、鯖・鰯・鯵・秋刀魚・金目鯛・いか・舌平目が有名です季節的に、鯖が一番脂が乗って美味しいということで、鯖の棒寿司、鯖の漬け丼、かに味噌、銚子海岸でしか獲れない、カレイでもなく、舌平目でもない通称ムシガレイの唐揚をいただきました。image

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銚子市は、漁師町と思っていましたが、水産一次加工会社や惣菜まで仕上げる会社も多いとの事。今回は、買物弱者対策でお伺いしましたが、今後は魚介類の仕入先として提携を考えたお付き合いへと発展していければと思いました。それにしても銚子の「鯖」は、臭みも無く、脂が乗って、これまで食べた鯖の中で一番美味しかったです。漁港と加工場が近い、だから獲れたてを直ぐに裁いて急速冷凍しているからこの食味食感が味わえるとのこと、この銚子トロ鯖で照り焼きや鯖大根味噌煮など、料理して見たいと思いました。

堀田の試食歳時記 vol.88

先日の試食は、大阪西区惣菜の老舗専門店、服部恒さんから、ヘルシーな豆腐ハンバーグの3回目の試食が届きました、近藤先生から豆腐を切った際に搾る事と野菜を細かくみじん切りにする事で水分が飛んで歯ごたえが出て美味しくなるとのことでその通り作り直すと見違えるほど美味しくなりました、食べやすくする為、餡を少し多めにかけるようにと3回目の提案を頂きました。餡が多めになって随分食べ易く美味しくなりましたが、出来れば焼き目が欲しいです。

島根県出雲空港の出雲蕎麦お土産売上1位の出雲高橋さんの「生蕎麦鴨出汁汁付き」を今年も年末に取り扱いさせて戴きます。縁起の良い出雲蕎麦で今年も年越しをお迎え下さい。

先月鳥取県で見つけてきました、鳥取県が大山鶏の次に育てるブランド美味鶏を使った串惣さんの焼鳥、「ねぎま」「らっきょ入酢鶏」「黒にんにくスパイシー」を食べさせて頂きました。正直ねぎまは何処にでも売っている食味のように感じましたが、「らっきょ入酢鶏」はらっきょと酢と焼き鳥のタレが美味しく、これは行ける!と思いました。・・・・・鳥取と言えばらっきょが有名ですし!
コリコリとした食感とらっきょ酢が鶏肉の柔らかくさせ、焼き鳥のタレとの相性が甘酢のように美味しいです。初めての経験にビックリしました!・・・・・・これはお奨め!

同じく串惣さんのチキンステーキ、梨ソース味・りんごソース味・柿ソース味、三種類を頂きました!年配の方には、少し身が固めに感じるかもしれませんが、美味いしかったです。少し薄めにカットしてお召し上がり下さい。

最後に、大阪中央卸売市場、㈱三恒三代目が選んだ、長崎県産、旬の天然ぶりの照り焼きです。見るからに美味しそう、一口食べると身がきしむ食感、これは脂の乗り、鮮度が良い魚でしか味わう事ができないまさしく旬の品物です。これは値打ちがあります!

本日のピカイチは、日本酒なら、熱いご飯なら、「長崎産天然ブリの照り焼き」、お湯割りなら「鳥取県産らっきょと美味鶏の照り焼き」に決定!