堀田のうまいもん日記 vol.114

12月30日(水)、世間はすっかり正月モード、しかし弊社は一般消費者向けの御用聞き宅配サービス業でしかも弊社直営店も合わせて多くの加盟店様が酒販店で、かき入れ時と言う事で営業しております。ここ3~4年前からようやく31日は休めるようなになって来ました。

弊社も来年、創業28年を迎えます。社員を採用して以来、毎年最終営業日のお昼に年越しうどんを振る舞っています。昔は僕が丁稚で勤めていた港区の立ち食いうどん大和屋さんへ取りに行っていましたが、3年前から、阪神尼崎商店街と阪神野田駅にお店がある、手打ちうどんのこんぴらうどんに弊社取締役山脇が学生の頃、アルバイトしていた関係もあって、お鉢、湯切りざる(通称じゃぶじゃぶ!?)、天ぷら、きつね(あげ)、ねぎに至るまで全て用意してくれるのでこんぴらさんのうどんを採用。最終営業日に社内で皆で食べる年越しうどん、これがまた美味しいのです。食べてみたい方は一度会社に来てくれれば振舞いますので是非お問い合わせ下さい。天ぷらときつねをうどんに乗せてねぎ多めで七味をかけて。。。それと助六寿司のセットです。

image

ついでに、我が恩師であります、ザ・ぼんちおさむ師匠のライブが大阪と名古屋、東京で行われます。東京がまだ少し席が空いているとの事なので是非皆さん見に行きましょう!

image

今年一年、ブログを見て頂き有難うございました。また、株式会社エス・エム・エスさんのポータルサイト「介護マスト」のコラムも連載中ですので、まだ見ておられない方はお正月休み中にでも是非ご覧いただければ幸いです。

それでは来年も良い年になりますように!

堀田の試食歳時記 vol.238

12月29日(火)、今日は長年、お願いし続けていた春が旬の桜海老のかき揚げ天ぷらが広島のコスモ食品さんから届きました!僕が知る限り冷凍の天ぷら世界一と言っても過言ではありません。日本全国のうどん屋さん、蕎麦屋さんなとで多く使われています。写真の通り、レンジで解凍しても湯煎で解凍しても、冷凍と言わない限り見極められません。高齢者の方は、フライより天ぷらが大好きです。外国人も、天ぷらはお寿司と並んで和食として超人気です。海外にも輸出すればと思います!またこの桜海老のかき揚げを使って、かき揚げ丼や天ぷらうどん、天ぷら蕎麦も是非作りたいと思います。どうぞお楽しみに!・・・

そして、神奈川県の国産原料にこだわった冷凍惣菜さん株式会社ニッコーさんから試食を取り寄せました。売れ筋1位とされる北京餃子を食べて見ましたが、ニラもしっかり入っていて無茶美味しいです。ビックリしました!これなら455円でも買う人は大勢いていると思いました。売れ筋2位の鶏ごぼうシュウマイ8個390円を、これまた美味しい!売れ筋3位中華丼の具2袋500円、まぁまぁ、悪くはありませんがこれなら弊社の方がはるかに美味しい!・・売れ筋4位ひとくちソースとんかつ、見た感じ真っ黒で美味しくなさそう!・・食べるととても柔らかくて脂身も全くなくて美味しい!ただソースが黒くなるまでかかっているのは体に良く無いとシニアの皆様からは敬遠されると思いました、子供むき!売れ筋5位の豆腐ハンバーグ3ケ465円、野菜も使われていて意外と美味しい!ごぼうとひじきの豆腐団子は見た感じ黒くて美味しくなさそう、食べても食感も無くて今一!最後はお弁当3種セット(ひじき煮・きんぴらごぼう・野菜とひじき煮)がアルミの器に盛り付けてありましたが正に弁当のおかずの少しの量で自宅で食べる副菜にしては物足りません。遜色はありませんが手づくり感は無くて僕が夕食に食べるか?と聞かれるなら、答えは×です。

こんな風に試食してみると、わんまいるの手作りおかず...あらためて見直しました。

堀田の試食歳時記 vol.237

12月28日(月)、今日は3月の新メニュー、旬の筍と若布を使った若竹煮を試食しました。
2月後半から熊本県産が獲れ出し、3月中旬から京都産に切り替えるそうです。若布も丁度先週訪問して提案戴いた兵庫県新温泉町浜坂漁協の天然モノが使えるように検討したいと思います。

白身の魚として鱈の焦しバターソースを試食しましたが、確かにバターの味は感じるのですがあんかけソースが掛かっているのでムニエル風にアレンジしてもらいます。

大阪でうどん専門店を展開している本家さぬきやさんから元祖ばりうまカレー玄の紹介を頂きました。本格的なカレーうどんでとても美味しいです。お好みで牛肉や玉葱を入れて炊き込むと更に美味しくなると思いました。

堀田の訪問&うまいもん日記 vol.113

12月24日(木)、25日(金)と地域の中小企業経営を専門に研究をされている兵庫県立大学の池田先生に案内を頂き、兵庫県美方郡方面の食材の紹介と言う事で一泊二日で回って来ました。

まずは養父市の道の駅に立ち寄り、品定め、ビックリしたのはキャベツにしても大根にしてもスゲェ大きい、そして安い!大阪市内のスーパーの半額以下だ!・・・・但馬牛のハンバーグやミンチカツ、餃子が冷凍で売られている!凄く美味しそうだ!お昼前なので、A1グランプリ最優秀賞に輝いた地元名産朝倉山椒と八鹿豚のひつまぶし風を試食しました。バラ肉で脂が多くて、正直美味しい肉とは思えませんでした。

次に立ち寄ったのは、兵庫県農政局流通課から紹介頂いた道の駅村岡ファーム様で、地元の精肉店さんが運営委託され但馬牛が手軽に食べられるレストランと地元商品や農作物の直売所を併設されていました。レストランは満席状態で、ここでランチにしたら良かったと思いました!・・・・牛脂や筋肉や骨が余っている状況のようで、これらをくハンバーグやミンチカツ、コロッケ、カレーなどに使用すると旨みが増して美味しくなります。まだおでんは販売されていないようなので但馬牛スジ肉入りおでんセットを売り出せば凄く売れると思いました。

それから、新温泉町に入り、標高400メートル急斜面の道路を登ると、山の上が平地になって民家が多く並んでいる風景の春来という地名の村で、てっぺんと名付けられたお城作りの年間2万人が訪れる蕎麦屋さんを地元住民で町おこしとして経営、昔は600戸が住んでいましたが現在は60戸となり限界集落と村長84歳から紹介されました。あちらこちらに山の斜面を使った棚田の跡が残っていて人口減少と高齢化が進み稲作を放棄、これでは駄目だと言う事で9年前から比較的楽に作れる蕎麦を栽培した所良質な蕎麦が収穫出来て美味しい蕎麦が作れるようになったそうですが、問題は人口減少で、土地を無料で提供するので誰か住んで欲しいと、そして農業やって欲しいと言われました。見るからに良好な土壌、農作放棄地にしておくのは勿体無い!

次ぎに向ったのは、海に近い、蓮科の花が5月には川の中一杯に咲く、平野部の田君川地区に訪問会長さんにお話しを、この周辺は山の影響で日照時間が短く農作物の収量が通常より少ない分美味しいと紹介、一度試食にとお米を頂きました。観光客が訪れるが駐車場などの整備が出来ていない為観光人数が増えずに勿体無い言っていました。

すっかりあたりは真っ暗に。。。宿泊先の湯村温泉の朝野屋さんへ、社長が直々に出迎えて頂きました。クリスマスと言う事でお客様は少なく、湯村温泉としては、最近のインバウンドの影響は殆ど受けていないと仰っていました。それはそのはず、僕ですら但馬牛の里が湯村温泉とは知りませんでしたし、ずわいがに日本一の浜坂漁港が新温泉町で=湯村温泉が新温泉町とは知りませんでした!良質な蟹と牛肉が楽しめしかも温泉があり夏は海水浴も楽しめ海上洞窟も楽しめるジオパークが一つの地域で楽しめる観光スポットは、そんなにありまん。宣伝不足も良い所で、地元の自治体は何をやっているのか?と他人の僕でさえ言いたくなります。地元浜坂の蟹と但馬牛を頂きご機嫌に、特に蟹の甲羅に味噌と身を入れて酒を足して炭で焼きましたが絶品でした!

翌日はスキーで有名な愛宕山観光様へ訪問、雪が全く降っていなく、心配されておられました。愛宕山から少し下ると一面が平地の良く開墾された土壌の田んぼがさぞかし美味しいお米が採れるのだと感じました。農協への出荷価格は相当安く、こんな価格ではそら農業には携わられない実情が良く解ります。日本の場合は、良い土壌にカギって不便な地域に存在しており、生活がやり難い、しかも農協と言う組合組織なので、さほど品質が良くない地域の農作物も一緒にブレンドして販売せざるを得ない、そして販売価格は下がる一方で、人件費や設備は上がる、このままでは誰も農家なんてやらないしやれない!なら美味しい土地の作物だけを集荷して値打ちの解るお客様だけに、販売する方法考えればよい。愛宕山を後にして、ずわいがに日本一の水揚げ浜坂漁港組合さんへ訪問、大量で漁獲した場合、セリ落ちした魚を急速冷凍して、いるとのこと、コレなら比較的安く提供できますと言ってくれ、毎日大阪中央市場にも便が出ているので、早速年明けにに見積りを頂くことにしました。脂の乗ったハタハタや赤カレイなど安定供給が可能だと・・・・煮付けでしたら美味しいと思いました!

大阪への帰りに豊岡の農業生産法人楽農やさんに立ち寄り、お話しを聴きました、40始めの社長で若い者が集り、農作放棄地を購入して農業に取り組み、立地を生かした雪下人参などこだわりの野菜を作り農協を通さずに独自に販路を開拓、飲食店を中心に販売されておられます。わんまいるでも豊岡や城之崎周辺の野菜の供給を頂きたいとお伝えしました。あたりは真っ暗に、池田先生を御自宅まで送り自宅へ戻ったのは8時を過ぎていました。

堀田の試食歳時記 vol.236

12月23日(水)、毎週水曜日はご当地グルメ&有名専門店の試食です。世間は祭日で休みですが、弊社は物流が動いている為平日は休めません!

美味しそうな中華料理が目の前に。。。わんまいるでも以前好評頂いていた神戸のメーカーさんの中華惣菜です。「チャイナチューボー」というブランドで、百貨店などで販売している惣菜を提案頂きました。エビチリソース、八宝菜、酢豚黒酢あんかけの三品です。さすがに旨い!に尽きます!・・・・・エビチリや酢豚なんかは中華料理専門でなければこの味がだせません。本格専門店の味を楽しみください。

image

そしていかにもこだわりで美味しそうなお寿司が並んでいます。金沢市に本店を構え、北陸3県に36店舗を持つ、老舗すし店「芝寿し」さんの贈答用の商品を特別に提案頂きました。笹で巻いたずわいがにのせいろ蒸し寿司。。。蒸す事によっておこわのようなふっくらした食感とお酢を控えめにしてずわいがにの甘みを楽しめる良く工夫した逸品と思いました。こんなプリプリな甘海老の押し寿司は食べた事がありません。試食に参加していた5人のバイヤー全員が感動!・・・・隠し味の山葵と絶妙なハーモニーは堪りません!ボイルたらばがにの押し寿司、コレだけの厚みのたらばがにの身を贅沢に使用しているので蟹の旨みが味わえます。

image

先週、静岡県焼津漁港に行って商談した商品が到着、干し物日本一の沼津(焼津の隣)のキンメ鯛の開きです。脂の乗りが今一なので、初夏の旬が来て脂が乗ったものが取れるまで待つことにしました。

image

1788年(天明)創業のまぐろ・かつおの佃煮専門店、兎屋さん、おそらく我々が口にしているかつおの角煮を始めて作ったのが兎屋さんと言われています。今回提案いただいたのは、くずの身を合わせたものでなく鮪の身をサイコロ状にカットした、大粒の角煮で柔らかく美味しいです。それに昆布との炊き合せ、胡桃との炊き合せを提案頂きました。昆布との相性もよく、とても美味しいです。

image

そして静岡県浜松市のマルエツさんから、国産原料にこだわった濃厚なクリームと餡子を包んだベッピン大福です。一口食べると中から濃厚な味のクリームが味わえます。

image

やはり老舗の専門店のモノはやはり美味しいです。これからも全国のご当地グルメを探し皆様へご紹介させていただきます!