冷凍ミールキット「昔懐かしい肉屋さんのチキンカツセット」を夕食に【わんまいる】

2022年4月28日(木)19時30分
僕の「食味」に関しては育ててくれたお祖母ちゃんが凄く影響しています。物心がつく前に両親が離婚して母の実家大阪市港区弁天3丁目16-18に預けられ初孫で凄く可愛がられて育ててくれたのは良いのですが魚は骨と血合いと皮を取って身だけをほぐしてくれ、肉は脂身を取り赤身だけ、鶏肉も皮を取り身だけ、だから良いのか悪いのか、大人になってからも肉の脂身は苦手で一般で販売されているロースカツや酢豚は食べる事が出来なく、魚も生臭いのは口に入りません。そんなことから23歳で居酒屋の店長に抜擢された時に一般に使われている業務用の冷凍食材は自分が食べる事が出来ないから自ら勉強兼ねて大阪市中央卸売市場に友人を頼りに仕入れに行って新鮮な魚を仕入れて休憩なしに店の持ち帰りいち早く捌いて下処理を施しホテルパンに離水が出ないように寝かし、お客様から注文を聞いてから調理して提供するようにすると美味しいと口コミで広がり行列が出来る店になりました。自分で独立してからも元は食材にありと思い、日本全国産地を回り自分の目と舌とで確かめて納得した食材を仕入れて34年。お陰様で日経デュアルの宅配食材ランキングで品質と美味しさで1位に選ばれNHKはじめテレビや新聞、雑誌など多くのメディアにも取り上げられ高い評価を得るようになりました。ともかく喰わず嫌い(本当に美味し い料理を食べたことが無く不味い料理 を最初に食べて嫌いになった)人をなくそうと食べ易く臭みが無い食材を使い旨味成分の相乗効果が出るように食べ合わせや出汁・たれの工夫を行っています。又幼い頃にお祖母ちゃんと通った公設市場や商店街の肉屋さんや総菜屋さんや飲食店など昭和30年代40年代の個人商店全盛期の頃の素朴で懐かしい味を大切にしています。
今日は育ててくれたお祖母ちゃんと通った公設市場にあった肉屋さんのチキンカツを山陰地方最大規模を誇る鳥取県境港に昭和30年に島根県隠岐の島町から水産加工会社を設立する為に移住され水産品の加工のみならず生協さんでバカ売れした山陰名物「じゃこコロッケ」「紅ずわいがにクリームコロッケ」などを製造されている小倉水産食品さんに頼んで再現してもらい主菜に採用しました。
副菜は大阪キタ新地で料亭・割烹・ステーキハウスなど営む老舗のセントラルキッチンで作ってもらった「彩野菜のラタトゥイユ」に「キャベツとごぼうのサラダ」のセットを食べました。

 

懐かしいお祖母ちゃんの事を思い出しながらビールで健幸ディナーを楽しみました。いやー大満足美味しかった。

 

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