昔懐かしい肉屋さんのチキンカツを再現 献立メニューに採用【わんまいる】

2022年6月24日(金)19時10分
育ててくれた祖母に連れられて夕凪の公設市場に毎日通ってました。入口の肉屋さんの揚げたてのコロッケを新聞紙に巻いておやつに食べさせてくれるのが楽しみで、たまに揚げたてのメンチカツやチキンカツなど持ち帰り夕食に食べていました。千切りキャベツを敷いてマヨネーズとウスターソースをたっぷりかけて素朴な味がいまだに忘れる事がありません。大手量販スーパーやコンビニが出来て公設市場は無くなり、個人経営の肉屋さんも見かけなくなりました。。そこで再現しようと思い、山陰名物「じゃこコロッケ」製造元で昭和30年に島根県隠岐の島から鳥取県境港に渡り、水産加工会社を設立。紅ずわいがにをはじめ地元で水揚げされる魚介類の加工から惣菜製造まで手がれる小倉水産食品さんに頼んで昭和30年40年代個人商店全盛の頃の肉屋さんのチキンカツを再現してもらいました。


鶏の切り落とし肉を成形し、衣に目の細かいパン粉をつけてカリッと揚げた素朴な味わい。臭み無くて柔らかく素朴な味わいにお祖母ちゃんを思い出す。副菜は「茄子と青梗菜のトマト煮」と


「玉ねぎと人参とピーマンのマリネ」の


セットをアサヒスーパードライ生ジョッキ缶で楽しみました。旨い!



冷凍ミールキット「昔懐かしい肉屋さんのチキンカツセット」を夕食に【わんまいる】

2022年4月28日(木)19時30分
僕の「食味」に関しては育ててくれたお祖母ちゃんが凄く影響しています。物心がつく前に両親が離婚して母の実家大阪市港区弁天3丁目16-18に預けられ初孫で凄く可愛がられて育ててくれたのは良いのですが魚は骨と血合いと皮を取って身だけをほぐしてくれ、肉は脂身を取り赤身だけ、鶏肉も皮を取り身だけ、だから良いのか悪いのか、大人になってからも肉の脂身は苦手で一般で販売されているロースカツや酢豚は食べる事が出来なく、魚も生臭いのは口に入りません。そんなことから23歳で居酒屋の店長に抜擢された時に一般に使われている業務用の冷凍食材は自分が食べる事が出来ないから自ら勉強兼ねて大阪市中央卸売市場に友人を頼りに仕入れに行って新鮮な魚を仕入れて休憩なしに店の持ち帰りいち早く捌いて下処理を施しホテルパンに離水が出ないように寝かし、お客様から注文を聞いてから調理して提供するようにすると美味しいと口コミで広がり行列が出来る店になりました。自分で独立してからも元は食材にありと思い、日本全国産地を回り自分の目と舌とで確かめて納得した食材を仕入れて34年。お陰様で日経デュアルの宅配食材ランキングで品質と美味しさで1位に選ばれNHKはじめテレビや新聞、雑誌など多くのメディアにも取り上げられ高い評価を得るようになりました。ともかく喰わず嫌い(本当に美味し い料理を食べたことが無く不味い料理 を最初に食べて嫌いになった)人をなくそうと食べ易く臭みが無い食材を使い旨味成分の相乗効果が出るように食べ合わせや出汁・たれの工夫を行っています。又幼い頃にお祖母ちゃんと通った公設市場や商店街の肉屋さんや総菜屋さんや飲食店など昭和30年代40年代の個人商店全盛期の頃の素朴で懐かしい味を大切にしています。
今日は育ててくれたお祖母ちゃんと通った公設市場にあった肉屋さんのチキンカツを山陰地方最大規模を誇る鳥取県境港に昭和30年に島根県隠岐の島町から水産加工会社を設立する為に移住され水産品の加工のみならず生協さんでバカ売れした山陰名物「じゃこコロッケ」「紅ずわいがにクリームコロッケ」などを製造されている小倉水産食品さんに頼んで再現してもらい主菜に採用しました。
副菜は大阪キタ新地で料亭・割烹・ステーキハウスなど営む老舗のセントラルキッチンで作ってもらった「彩野菜のラタトゥイユ」に「キャベツとごぼうのサラダ」のセットを食べました。

 

懐かしいお祖母ちゃんの事を思い出しながらビールで健幸ディナーを楽しみました。いやー大満足美味しかった。

 

夕食向けミールキット献立を試食【わんまいる】

2021年6月9日(水)12時03分 簡単にできて美味しい夕食向けミールキットの献立として昔懐かしいお肉屋さんのチキンカツが食べたいと思い前々から探しているのですがメンチカツ同様に学校給食やお弁当、病院の食事に出て来るような業務用として一般流通している成型肉のチキンカツばかりで中々気に入る商品がありません。銘柄を指定すると凄く高くなり献立に採用する値段に収まりません。。そこで今回は鶏肉消費量日本一の大分市で大分のご当地グルメ「とり天」の名前を全国に有名にしたと地元で有名な鶏調理専門の食品製造会社デリカフーズ大塚さんにお願いしてムネ肉とモモ肉のキチンカツを手作りしてもらいました。モモ肉のカツは形が今一ですが、ムネ肉の方は厚みも有り形も違和感なくて美味しそう。モモ肉はジューシーですが、チキンカツはムネ肉が一般的で違和感を感じました。僕が暮らしていた長屋では、みんな鶏を飼っていて生んだ卵を集めに来る鶏卵卸に売り渡し内職にしている家が多かったので生後7年ほどで卵を産まなくなるとそれを食べていたこと思い出しただけで気持ち悪い。。だから僕は鶏肉嫌いで育ちました。中学1年生の時に担任の鳥谷先生が大阪駅前の三省堂の並びに(現在ヒルトンホテル)美味しいやきとり屋(正起屋)がありキチンカツが美味しいので騙されたと思って食べてみろと食べに連れってくれました。その時に食べたチキンカツが美味しくてそれ以降結婚しても家族で食べに行っていましたが突然メニューから消えました。外食ではとんかつ専門店が増えて昔懐かしい洋食の食堂が姿を消しハンバーグやステーキやトンテキが増えて単体のチキンカツやメンチカツはメニューから無くなり、まれにビフカツが昔ながら細々と営む洋食堂やグリルで残っています。肉屋さんのメンチカツはこの間再現して献立に採用したので、残すはチキンカツ。思いを込めて再現して貰い試食しました。今日のはこれまでで一番良い出来栄えです。さすが「とり天」「からあげ」がご当地グルメと言う豊後だけの事はある!それぞれ秘伝のスパイスを浸けた衣で競いあって大会も開催される程で今回のチキンカツもデリカフース大塚さん特有のスパイスを衣に加えてあるので美味しい。豊後のチキンカツ献立メニューに採用決定!