新橋玉木屋 子持ち鮎の姿煮と石見ポークの若竹煮セットで晩酌を楽しみました。

2023年3月21日(火)18時30分 
春分の日、近くの”天然温泉つかしん湯の華廊”でゆっくりと露天風呂に入り帰宅し、お土産にいただいた創業240年(1782年)続く、東京新橋の老舗 新橋 玉木屋の「子持ち鮎の姿煮」とわんまいるの健幸ディナー「主菜/石見ポークの若竹煮」「副菜/ほうれん草としめじとちりめんじゃこの卵とじ・北海道産大豆の切り昆布煮」セットで晩酌を楽しみました。

元々新橋から箱崎周辺には醤油問屋が多く、全国から船で造り醤油が運ばれて来ていました。醤油問屋から酒問屋になった企業も多く、醤油からすき焼きのタレを作り”すき焼きの店”を創業された「人形町 今半」は有名。そして醤油を使った佃煮の店も昔は軒を連ねていたと聞きます。佃煮発祥は意外に知られていない。弊社創業地大阪市西淀川区佃です。説によると、淀川を登り京都から江戸と東海道を行き来する商いが昔から盛んだった説。もう一つは船で伊勢から静岡経由で東京湾に入り新橋・箱崎・日本橋と交流が行われていて広まったという説。かつて弊社も新橋から近い京橋2丁目に東京営業所を構えていたので、玉木屋さんの事は知っていました。コロナ禍にも関わらず、お店を明るく改装されたのをテレビで拝見した事があります。玉木屋名物「姿煮」。一般的な甘露煮とは違い、名前の通り鮎の姿のままで原形そのままです。甘露煮は煮詰められて何の魚が解りませんが、玉木屋さんのものは、鮮明に鮎が生きているように見えます。いやーこれぞ職人の技。

さてお味の方は。。う~ん柔らかく上品に煮ると言うよりかは炊かれていると言った方がふさわしい。おそらく薄口醤油をベースに濃口醤油を足して本みりんとお酒で長時間炊いてあるのではないかと想像。いやー京料理を思い浮かべる一品に感服しました。想像を超える美味しさです。獺祭の純米吟醸酒を買って来れば良かったと後悔しても後に立たず。。



そして大人気の島根県邑南町の石見ポークと徳島県南部産たけのこと鳴門のわかめの若竹煮を食べる。

大きなたけのこがコリコリとした特有の食感で、今年も旬をいただきました。いやー滑らかな鳴門わかめの旨味グルタミン酸と石見ポークのイノシン酸が出汁と混ざり、たけのこに染み込んで美味しいです。



チョット醤油が足らないかなぁ。。大豆と切り昆布煮、ほうれん草の玉子とじ、



交互に口にしながら冷酒で楽しんだ後に、紀州完熟南高梅の梅干しでご飯を食べてご馳走様。いやー玉木屋姿煮美味しかった。ご馳走様でした。

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