2024年6月8日(土)11時50分
梅田界隈でランチにネタが良くて、新鮮なお刺身定食をリーズナブルな値段で食べられる1956年創業の「たよし」曾根崎店。平日も土日祝も11時30分から営業していて、食堂ならではの老舗の味でいつも満席状態。
各テーブル毎に置いてある無償でかけ放題のふりかけの入れ物を見るだけで老舗だと言う事がわかる。
みんなが頼むリーズナブルでボリュームある定食メニュー
僕は居酒屋メニューの新鮮なお造り「旬のお造り4種盛り/税込860円」を注文。
お造りが運ばれてから同じ居酒屋メニューより、ご飯と味噌汁と漬物ごはんセット税込300円を頼む。そうでないと先にご飯セットが運ばれて味噌汁が冷たくなるからです。
見るからに旨そうな定食とは違う上質なネタのお造り盛合せが提供
ご飯セットは直ぐ来る。コレで定食メニューには無い「たよしお造り盛合せ定食」完成。
チューブ入りでない粉わさび。全く刺身の味が違います。
付いてくる刺身醤油に粉練りわさびをとく。
味噌汁をいただく。昆布と鰹節が効いて旨い!コレが老舗になる秘決だ。回転寿司チェーンでさえ、店長自ら味噌汁を作る店と学生アルバイトに任せる店とは客の入りが違います。練りわさびの練り方、味噌汁一つにも気を配る店は、長年流行る食の世界の常識です。
サビが少し残る様に溶いた醤油に浸けてご飯な乗せて頂きます。先にツーンと来て醤油タレとまぐろの旨味が口の中で炸裂。旨い!繊細な刺しが入るまぐろ。長年仕入れているからこそのまぐろの味わいを感じる。
ぶりの刺身。背の身だけど脂が乗ってヒラマサかと思う食感に感動です
サビが残る醤油を浸けてご飯に巻いて食べます。大きなぶりでしか出来ない食べ方。刺身定食のぶりと呼ばれるハマチでは無理。
今日の鯛は格別上等だ。めったには口に出来ないほどの代物です。
サビが残るわさび醤油を浸けてご飯に巻いて食べる。いやー本日の鯛は無茶苦茶旨い!何処の鯛だろ?
今年は本当にイカが不漁だそうで、先日高知県宿毛漁港に行ってもイカの水揚げが無く、大東島周辺で獲れたソデいかを食べた。話しを聞くと、スルメやケンサキはかなり沿岸に寄って来ている様で、小型漁船で獲れていると聞く。
お造り4種盛りご飯セット税込1160円。大満足の刺身定食でした!たよしバンザイ!