2022年2月18日(金)12時03分
役員会議がない第一第三の木曜金曜は食材と商品の開発に産地を回って問しているので試食がありません｡ところが新型コロナウイルス第六波ですべての予定が保留になったのでオフィスの冷凍庫から大人気の島根県邑南町石見ポークのフランクフルトとごろっと野菜のポトプを取り出してテストキッチンで湯煎して買って来てもらったミックスサンドと一緒にランチしました｡
皮付きの北海道産の大きめにカットしたジャガイモと人参の歯ごたえがあり美味しい｡鶏がらと石見ポークのフランクフルトから出るスープを吸い込んだキャベツと玉ねぎも甘くて美味しい｡
脂身が少なくて赤身が美味しいと評判の石見ポークですが豚肉の旨味でもある栄養素の不飽和脂肪酸のオレイン酸が加熱すると他の豚肉より溶ける量が多く､鶏がらスープや野菜の旨味と混ざり抜群においしくなります｡だから見た目脂身が少なく赤身に出汁が染み込み美味しく感じるのです｡特に豚肉のオレイン酸を含むイノシン酸は野菜のグルタミン酸との相性が良くて相乗効果が出ます｡だからキャベツを多く使うお好み焼きや焼きそばに脂質が多い豚バラ肉が使われているのです｡久しぶりに実食しましたが具材が多くスープの量が1割増えると満足感が上がると思いましたのでその場から担当バイヤーにメールで依頼しました｡サンドイッチと一緒にオフィスランチ｡サンドイッチも冷凍技術が向上して冷凍出来るようになりましたので試作してみたいと思いました｡