「早い、うまい、安い」大阪立ち食い「都そば」でランチ【わんまいる】

2022年12月17日(土)11時50分
木・金曜日と沖縄に出張しているとメールの確認返信しているとあっと言う間にランチタイム。こんな時は近くにある「早い。うまい、安い」立ち食いの「都そば」に限る。



創業は東京だと聞くが、京阪神に多く店があるようで、阪急沿線の駅近くに見かけます。僕は、学生の頃から良く食べていて他の立ち食いそばとの違いはおにぎり以外に「いなり寿司」「大阪名物バッテラ」に「助六」「鶏めし」など小さなパッケージで売られている。



子供の頃に良く食べた木箱の中に酢飯を詰めて薄く切った〆鯖と甘酢で煮た白板(白板)昆布を重ねた押し寿司。白板昆布は、おぼろ昆布を作る過程でできる板状の昆布で〆鯖と重ねて敷く事でバッテラの乾燥を防ぎ昆布と鯖の旨味の相乗効果で味を引き立てます。昔は鯖ではなく大阪湾で良く獲れたこのしろの片身(フィレ)を酢飯に乗せられたので小舟の形に見え、ポルトガル語でバッテイラと言うのを大阪人の得意な”略しあだ名”で「バッテラ」と呼ばれるようになったと聞きます。そんな庶民のバッテラもおぼろ昆布自体の消費が減りバッテラは寿司屋から消えました。ところが都そばさんでは数量限定で販売されていますが、早く行かないと直ぐに売り切れます。やはり今日も売り切れ。。しかたたなく一つだけ残っている「助六」を購入して「野菜のかき揚げそば」を頼みました。



「助六」とは稲荷寿司と巻き寿司のセット。本来は折詰で歌舞伎演目の助六所縁江戸桜の主人公助六の恋人揚巻(あげまき)遊女との恋物語。芝居を見る前に食べられたことから「助六寿司」と呼ばれるようになったと聞いています。巻き寿司2貫に稲荷寿司一個、かき揚げ天そば、丁度良い組み合わせ。昆布に鰹節に鯖節にうるめイワシの出汁、かき揚げを箸で潰して出汁の中に浸けてかき混ぜてそばと一緒に食べる。出汁を吸ったかき揚げの衣が蕎麦と一緒に口の中に入り旨いと言う食べ方。ポイントとしてはかき揚げに七味を多めにふりかけるとそばに絡んだ時に出汁を吸った甘めの衣のアクセントになる。ちょっとしたことで大違い。助六を食べてそばの汁を飲む、口の中で酢飯と出汁が混ざり旨い。寒く冷えた体を癒してくれる。胃袋から暖かくなる。冬の立ち食いも乙なもんだと一人思いながら汁まで残さず完食。美味しかった。ご馳走様。

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