2023年5月3日(水)11時50分
安くて早くて旨い。伊勢うどんまでは柔らかくないが、ツルンと喉ごし良く加水率が高い”大阪うどん”を京阪神の阪急沿線沿いに店舗展開する立ち食い「都そば」さんへ、寿司屋でもメニューから外れた大阪名物「バッテラ」と「かけうどん」を食べに行きました。
この時間だと売り切れていると諦めていたが、ゴールデンウイークで大阪の人は外に出かけ外から来阪されるので立ち食いそば屋は暇そうだ。隣のたこ焼き屋には観光客らしい若い人達で行列が出来ています。
明治24年南船場にあった「寿司常」と言う店が、当時大阪湾でよく獲れていたコノシロの半身(フィレ)を酢で〆て、木箱の型にシャリとネタの押し寿司(大阪寿司)として客に提供したのがバッテラの起源とされている。名前の由来は、コノシロの半身の押し寿司の姿が船のような形をしていた事からポルトガル語で小舟を意味するバッテイラ=が大阪弁としてなまり「バッテラ」と呼ばれて広がったと聞き及びます。
僕の子供の頃は淀川河口でもコロシロが良く釣れたが次第に釣れなくなり、鯖に代替えされ〆鯖を薄くカットしてシャリの上に乗せておぼろ昆布を作る際に出来る白板昆布を乗せて鯖が乾くのを防ぎ、同時に昆布の旨味グルタミン酸を鯖の旨味イノシン酸の合わせ良い美味しくした職人の知恵だ。
食べ易くて素朴で美味しい大阪庶民の味「バッテラ」に、「助六:稲荷寿司と巻き寿司のセット」に、「バラ寿司」は子供の頃は大衆めし屋やうどん屋にガラスのショーケースにおかずと一緒に並んでいたが、コンビニや専門飲食チェーンに押され個人の飲食店が無くなり、共に姿を消しました。。それにおぼろ昆布も食べる習慣が無くなり副産物として出来る白板昆布も減産し、〆鯖寿司や焼き鯖寿司はありますがバッテラは見かけなくなりましたが「都そば」さんに行くとプラ容器に3貫入210円で販売しています。
昆布と鰹節・鯖節・うるめイワシ干しの出汁が旨い。
刻みねぎだけのかけうどんに合う。素朴で旨い。
出汁も全部飲み干して完食。
いやー美味しかった。来阪されたら是非一度「都そば」の”大阪うどん”と”バッテラ”セット、試して見て下さい。


