出汁にこだわる 阪神尼崎駅コンコース立ち食い「阪神そば」へランチ【わんまいる】

2022年3月6日(日)12時03分
 今日は久しぶりにゆとりのある日曜日。いつもの如く、日曜日は玄関ホール前の床掃除をしてブログTwitterを投稿、kindleで電子書籍を楽しみ久しぶりに僕が一番好きな立ち食いうどん阪神電車尼崎コンコースにある「阪神そば」さんに梅田駅から急行に乗ってランチを食べに行きました。

珍しく空いていてラッキー。食券でいつもの”かけうどん”と”おにぎり1個”を買い店内に入り食券を渡すと手際よく天かすの有無を確認してくれOKと伝え、ネギ多めと頼む。手際よくあらかじめ湯がかれたうどんをざるに入れて熱湯にサッと通して丼鉢に入れて出汁を加え、天かすとネギを入れてハイお待ち!

ふりかけがかかった木型にご飯を詰めたおにぎりにも無造作に提供。

具が入っていない”かけうどん”と”おにぎり1 個”このセットが一番好きだ。しかし、このスタイルは出汁が相当旨くなければ食べれません。出汁の旨味でうどんとおにぎりを食べるのです。

昔は子供の頃いたるところにうどん屋が有って儲けと言うよりは安くて美味しいモノを食べさせてあげよう、お腹一杯食わせてあげようと言う人情の個人商店が多く、麺にも出汁にもこだわっていた。その代わり麺や出汁が無くなると店じまい。昭和30年40年代個人商店全盛期の話である。僕は独立資金を貯めるのに殆ど毎日昼飯は立ち食いうどんで凌いだ。かけうどんとおにぎり1個の注文なのに無言で卵や天ぷらをトッピングしておにぎり2個やいなり寿司を付けてもらい人の情けを受けて商売の修行に励んだ。スーパーが出来て商店街は閑古鳥が鳴くようなり、コンビニや牛丼店やマクドナルドなど外食チェーンが出来てお金儲けを知らない個人商店は後継者もいなく店を閉めていきましたが、まだ当時の味にこだわり続いている店が何件かあります。「阪神そば」さんは北海道産の昆布と鰹節とさば節にうるめイワシ節の四つの天然食材からだしをとっています。

このベースの出汁さえあれば鍋やおでんや煮炊き物に玉子焼き・ゴーヤチャンプルーにお好み焼き・串カツ・天ぷらなんにでも使えます。久しぶり食べましたが本当に美味しくて最後の一滴まで飲み干しました。いやー美味しかった。

 

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