2022年1月23日(日) 今日は無性に美味しい蕎麦を食べたいと思い、蕎麦屋が何軒もある”ホワイティうめだ”を通り抜けて阪急三番街へ行き十割蕎麦を食べさせてくれる「御鷹茶屋」へ到着。
思った通り並んでいない。。そのまま店内に入り、珍しい京野菜の辛味み大根を使った「おろしざる蕎麦」を注文。聞いてから湯がくので少し待ちます。出て来たのは湯がきたてを冷水で一気に〆た瑞々しい麺がざるに乗せられています。いや美味しそう!
鰹節と味醂が効いたつゆに辛味大根おろしをたっぷり入れて蕎麦を浸けて”ズルっ”と口の中に。。冷たくてピリッと辛い大根おろしが甘口のつゆに絡んで十割蕎麦の味を引き立ててくれます。三番街まで歩いて来た甲斐がある。テーブル毎に置かれている天かすをつゆに入れて辛味大根おろしを加えて蕎麦を浸けていただくと、天かすのパリパリした食感と油味がピリ辛の大根おろしと交わり格別の味に!
特に海老の天ぷらをメインに揚げた天かすは格別に美味しく、京野菜の辛味大根おろしも珍しくてざる蕎麦のつゆに天かすを混ぜるて食べた事も無い人が多いのではと。。天ぷらとは異なる食感と味わいなので一度お試し下さい。
十割蕎麦も蕎麦のを皮まで全部挽いた「一本挽き」。最初に中心部が粉になり一番粉や内実と呼ばれてんぷん質が多く色が白く弾力があります。次に胚乳や胚芽部分が粉になり二番粉と呼ばれ一般的に使われますが、皮の部分まで全部挽くと一本挽きとも呼ばれ、粘りは無くなりますが蕎麦本来の香りや深い味わいでそば通の求める味です。
一本挽きを十割にするとパサツキ切れてしまうので小麦粉を加えた「二八蕎麦」が一般的です。「十割の内実蕎麦」「一般的な外実まで挽いた十割蕎麦」 「皮まで挽いた一本挽きの二八蕎麦」とありますが、僕はモチモチした食感の白い内実蕎麦は苦手です。ざるで喰うなら外実までの蕎麦、わんこで喰うなら一本挽きの十割が好き。温かく食べるのは二八蕎麦が好き。だけど人の好みによって違うと思います。てな事を考えてそばランチ。。美味しかった!