たった3坪で宅配専門店 創業31年 感謝セール グルメカタログ984号・・・

2019年6月27日(土)今日はわんまいるグルメカタログ984号「創業31年感謝セール」と985号「味覚の秋開幕フェア」の校正を行いに梅田オフィスへ出勤。

振り返ると、昭和63年9月1日、公害訴訟で有名な工業地域の大阪市西淀川区中島で9坪の建売住宅を飲まず食わずで貯めた300万を頭金に住宅ローンを組み(当時の金利7%)1階のガレージ3坪を店舗に改装してお酒お米の宅配専門店を開業!周りの酒屋さんやメーカーさんからはあんな辺鄙な所に小さな店を出しても直ぐに破綻すると陰口を言われ、当時看板や自動販売機はメーカーさんが寄贈してくれるのが一般的でしたが、皆さんに断られ、唯一アサヒビールさんが自販機を菊正宗さんが小さな看板を寄贈してくれました。だから車も自前で黄色に全面塗装し目立つようにしました。朝は6時から自ら輪転機で印刷したチラシを手配りしておいてからドアコール御用聞きに回り、新規の注文を開拓する日々が続きました。当時は酒類小売免許制度でどこで買っても定価販売、大阪ではキリンビールと灘の大手清酒さえ置いていれば商いは成り立った時代。お米も米屋さんが自店でブレンドした政府標準米が主に食べられていましたが、お米の食糧管理法改正、酒の小売免許自由化へと当時橋本龍太郎大臣が発表、時代もバブル絶頂期の中、衣料品や小物はエルメスやルイヴィトン等ブランドが流行になる中、お米もブレンド米からブラント米へお酒も灘・伏見大手清酒メーカーから新潟や東北の有名酒蔵の地酒ブームへと移行すると思い、いち早く新潟へ行き、酒蔵を回り、県米さんからお米を調達する等して「上善水如」や「越の華」「菊水四段仕込み」新潟こしひかり等をチラシで案内、面白いように売れました。そこから酒造りの魅力に引かれ、岩手県や秋田県、岐阜県、長野県、更には四国、九州など全国の酒蔵を訪問する中、岩手県のご当地米”ゆめさんさ”の生産者細川一(はじめ)さんと契約。「はじめさんのお米」と名付けて、生産者の顔が見えるコメとして大人気に。ゆめさんさでは足らなく、丁度岩手県が力を入れて売り出す”ひとめぼれ”に切り替え販売しました。当時の酒屋さんの年商は4千万の時代に、開業して4年目で1億8千万の売上をたて、業界紙が取材に来られ、新聞を見た酒屋さんが見学に来られるようになり、その酒屋さんを加盟店として共同仕入の酒販グループ「酒塾」を結成。平成11年メーカーさんから要請を受け酒米宅配専門店のフランチャイズ本部現ファミリーネットワークシステムズを設立しました。まだ現在のようなインターネットは無い時代で、オフィスコンピューターが出始めたぐらいで、僕は近い将来システム(インターネット)に繋がる時代が来て、家族的な心安いメーカー、生産者と加工会社と調理会社とセンターと物流までが一体化したネットワークで繋がれた時代が来ると思い、社名を名付けました。まさしくその通りになりました。食糧管理法改正によるお米販売自由化、お酒の小売免許自由化によりスーパー、コンビニ、ドラックストア、更にはアマゾンや楽天などネット通販でも安く販売されるようになり、売上が減少する中、全国を回って仕入れ販売した地域名産品ご当地具グルメ郷土料理などがお客様から支持戴けるようになり、自宅に居ながら地方の名産品が買えるなんて便利だ。結局コンビニやスーパー、ドラックストア等どこでも買えるモノでは価格だけの競争になると思い県産品・ご当地グルメの取扱いを強化し、平成17年11月伊藤忠商事様と業務提携して注文頂いた分だけをわんまいるセンターから一品からピッキング同梱してお届けするわんまいるシステム(一品から参る)ラストワンマイル(最後ひと手間かけるだけで簡単に食べられる)と言う意味を込めてわんまいると言うブランド名を掲げ、こだわりの食品宅配を開始。島根県庁の県産品の開発と販路拡大支援で業務提携、島根和牛の肉じゃがを作った所多くのお客様からこんな惣菜助かるわ!買い置き出来るように冷凍パックして欲しいと言われ、冷凍タイプの個食真空パックおかずを開発、真空圧力で調味料が染込む為カロリー塩分糖分が少ないと説明すると血圧・血糖値を気にしているのよ!ついでに栄養バランスを考えた√のおかずセットを作ってよ!と言われたので知り合いの浅田真央さんの管理栄養士に相談すると友人の大阪医療専門学校の湯川先生を紹介頂き、栄養価の高い旬の食材を使った国産食材100%の合成保存料合成着色料無添加の冷凍タイプの夕食おかずセット健幸ディナーを真空調理の第一人者元大阪帝国ホテル料理長の石川シェフを顧問に迎え開発しました。当時はカタログをご利用頂く高齢者向けと思いましたが、平成26年からネット通販を始めた所、妊婦さんや育児に忙しいママや幼児を抱えて働く主婦、キャリアウーマン、老親と暮らす世帯、働くシニアなど献立を考える・買物に行く・料理を作る時間の無い方から利用が増えています。今日ではカタログは冷凍のおかず・郷土料理・ご当地グルメ、専門店などの掲載となり東急百貨店様、三越伊勢丹三越日本橋本店様、はじめ地方百貨店様にも取扱いを賜り、セコム様など大手通販会社、高級スーパーさんからも問い合わせが入るようになって来ました。自ら全国各地へ赴き自分の目と舌とで確かめた食材やメーカー生産者様の商品を一人で多くの方に味わって戴ければと思い、日本人が日本のモノを食べる当たり前を推奨し日本の農業、漁業の振興に貢献していきたいと思っております。

本日のランチは高知県土佐清水の郷土食材、郷土料理が楽しめる土佐清水ワールド梅田お初天神店に行き、名物の鰹の藁焼き定食930円を食べました。

もう完全にハマっています。この香ばしい焼き具合、鰹の藁焼きにたっぷりとポン酢をかけて生ニクニクスライス、ネギ、玉葱、ミョウガを厚めにカットされた刺身に盛り付けて一口の中に・・がぶり!噛むとニクニク&玉葱のパワーがさく裂!鰹のモチモチ感もたまらない!鰹5貫をこの食べ方で繰り返す!信じられない至福の時!来週5日(木)お世話になっている方を招待しようと予約をしてオフィスに戻り、夕方に切上げ、最寄り駅のジムに通い自宅で先日コンビニで買った冷凍タイプのレンジ調理と書かれた「焼きそば」を試食して見ました。さすがコンビニ、今トレンドのソース多めにコーティング、上手く麺に絡めています。普通に作ればこんなにソースが麺に絡み付きません(僕はコレが自然に感じられず嫌)見た目、キャベツに豚肉は極端に少ない。今年のキャベツは久しぶりの豊作でしっかり巻いているので硬いから千切りにしてサッと炒めると食感が残り甘くて美味しい、焼きそばと言えば豚バラ肉、炒めると絶妙に美味しくなる石見ポークを使用して麺に対して豚バラ肉10%を使用、キャベツは20%を使用するとかなり美味しく感じます。大阪名物のお好み焼きソースを麺に対して10%使用してむらなく絡めて焼き、急速に冷却し急速冷凍します。大阪名物お好み焼きソースで作る泉州産キャベツと石見ポークのバラ肉の焼きそば!お試しください!


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