わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/8~1/14お届け分)

27歳で独立創業してから今年で33年が経過、これまで平成5年のコメ不足の時も平成7年の阪神大震災、平成23年の東日本大震災の時も北海道から九州沖縄まで日本全国に提携する生産者や食品加工・製造会社様のご支援ご協力を賜り、お客様に品切れすることなく商品をご提供して参りました。これも自社セントラルキッチンを持たずに地方の生産者や加工製造会社様のご支援をさせて戴き日本の農業漁業の振興に繋がればと思い、独自のサプライチェーンの構築をして来た賜物と自負しております。販売を増やす事で自給率向上、生産者や加工・製造会社、働く人、地方創生に少しでも貢献出来ればと願っています。それでは今週お届けするメニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産鮭のレモンペッパーオイル焼」。無塩の北海道産秋鮭をスチコンでこんがり焼いて、レモンピール・唐辛子・レッドベルペッパー・パセリ・マスタードといった香辛料を混ぜたオイルで焼き上げました。鮭の身が柔らかくジューシーに仕上がっていて、レモンの爽やかな香りが食欲をそそります。僕はこの主菜の時は、バケットを焼いて一緒に食べています。副菜には、抗酸化作用や免疫力を高める働きがあるビタミンCを豊富に含んだ豆類を使ったものをと思い、ひよこまめ・青えんどう・赤いんげんを使った「3種豆のトマトソース煮」と、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「三陸北海道産 たらの煮付」です。三陸から北海道にかけて獲れる真だらを宮城県石巻漁港の水産加工会社ミノリフーズさんに90℃の低温真空調理で仕上げてもらいました。タレがじっくり染み込んでいます。海外産の冷凍たらにはないふっくらとした食感をお楽しみ下さい。たらは、低脂肪、高タンパク質な魚です。また、ビタミンの働きを助けるミネラルが豊富に含まれています。副菜には、味が食材にじっくり染み込んだ「山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」と箸休めとして、大根に柚子を香り付けに加え、白みそで煮込んだ「柚子大根」をセットにしました。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。兵庫県淡路島で明治初期の創業されたホテルや飲食店に食材及び中食を卸されている沖物産さんに作って貰った地元淡路島産の玉ねぎと高知県四万十ポークと煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)を使った肉じゃがです。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくり染み込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。副菜にはカルシウム、鉄分、食物繊維が豊富なひじきと、消化吸収率の高い大豆を組み合わせた「ひじきと大豆の旨煮」と、箸休めとして胡瓜のパリッとした食感が楽しめるさっぱりとした味わいの「わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」をご用意しました。

4食目洋食の主菜は、「具材たっぷりビーフシチュー」です。国産の牛肉と、煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)と淡路島産の玉ねぎと人参を旨味が詰まったフォンドボーをベースにじっくり仕上げました。副菜には、βカロテンを含む青梗菜と、トマトのリコピンで、抗酸化作用に期待ができるトロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子と青梗菜のトマト煮」とビタミンCが豊富なピーマンを、さっぱり食べられるマリネに仕上げた「玉ねぎ、人参とピーマンのマリネ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「天津玉子の中華あんかけ」です。高級寿司屋から学校給食まで玉子焼きを納めている、富山市の玉子焼き専門調理会社の三和製玉さんに作ってもらっていて、ふわふわの天津玉子の旨味を引き出したあんは絶品です。副菜は大分市のご当地グルメ「とり天」の名前を全国に広げたとして地元で有名なデリカフーズ大塚さんに作ってもらったモモ肉を使ったジューシーな「豊後のから揚げ」と、人参とごぼうとほうれん草で彩りをつけ、さっぱりとした味付けにし上げた「中華春雨」をセットにしました。

来週もお楽しみに。

湯せん調理/冷凍ミールキット「宮城県 金華銀鮭 大根の旨煮」を試食【わんまいる】

2022年1月6日(木)12時02分 金華銀鮭は世界三大漁場のひとつ三陸の中でも親潮と黒潮が交わり優良な漁場金華山沖で養殖されている銀鮭を「金華銀鮭」とブランドを付けて国内のみならず海外へも販売されています。国産の鮭は北海道から東北の川に帰りふ化する白鮭(殆どが秋に獲れるので秋鮭と呼ぶ)のみで天然の銀鮭はシルバーサーモンとも呼ばれロシア沿岸~カリフォルニア州にかけての北部太平洋地域に生息され川には登らない鮭です。日本で養殖されているサーモンは淡水で育つニジマスやサクラマスが主流です。国内で養殖されてる銀鮭もサーモンも寿司ネタ向けに生で出荷されています。特に金華銀鮭は脂が乗っているので「とろサーモン」「炙りとろサーモン」と高級寿司ネタとして使用されています。そんな金華銀鮭を使った煮付けを昨年お中元に石巻漁港の水産会社ミノリフーズ渋田専務が贈って戴いたのを食べた瞬間ビックリ仰天するほど柔らかくて脂が乗って美味しいので何とか冷凍ミールキット「健幸ディナー」に使えないかと頼み込み、真空低温調理にて値段を合す為に試作を繰り返しようやく乱切りした20gの大根を3つに金華銀鮭を50gにカットして落ち着きました。遂に完成!大根の切り方とサイズでこんなに苦労するとは思いもよりませんでした。魚は自由自在に扱われますが野菜は素人。。地元の野菜加工会社を何社か当たり遂に完成しました。

湯煎で美味しい冷凍ミールキット「宮城油麩と桜島鶏の玉子じめ」セットを夕食に【わんまいる】

2022年1月5日(水)17時40分  今夜は昨年宮城県庁食産業推進課のアテンドにより県内の食品メーカーさんを訊ね回っている際に休憩に立ち寄った宮城県北部登米市のサービスエリアでこれまで見た事がない「油麩」を発見。登米地方では昔、お盆に精進料理を食す習慣が有り、また雪深い地域なので冬場の保存食として多くの豆腐店でタンパク質のグルテンを油で揚げコクを持たせた油麩が作られるようになり、汁物や芋などと一緒に煮炊き物など広く使わていたと聞きました。サービスエリアの売店には油麩が沢山並んで売られてて、ポップには”油麩丼”の作り方が載ってあり早速購入して会社に持ち帰り、弊社調理顧問の近藤先生(元あべの辻調理師学校教師でサンフランシスコ日本国領事館公邸料理人でどっちの料理ショーレギュラー出演)に相談して何品か試作を作って貰いました。作ってその場で食べるなら油麩丼は美味しいのですが、真空パックして冷凍すると卵とじの半熟状態が保てなくご自宅で生卵を用意して貰う必要があり断念。。卵を使う料理が得意な近藤先生が鶏肉に軽く衣を付けて油で揚げたとり天(鹿児島県産桜島鶏使用)に油麩、玉ねぎ、青ねぎを入れて醤油・食塩・鰹節・砂糖で作ったつゆを卵黄でとじた玉子じめを試作してくれました。玉ねぎの食感ととり天にとろみ汁が絡み油麩も出汁が染込みトロッとして美味しいです。

ご飯を加えて雑炊風に食べると美味しいのでは思いました。寒い夜にピッタシの宮城県登米の郷土食材を使った創作ご当地グルメを主菜に「茄子と人参とこんにゃくの味噌炒め」と「小松菜の白和え」の副菜セットを戴きました。いやー”故郷おかず”を都会で食べる事が出来て幸せ。

湯せん調理/冷凍ミールキット「健幸ディナー:1137号」を検食【わんまいる】

2022年1月5日(水)12時03分  温かい料理は湯せん調理、冷たい料理は流水解凍してお皿に盛り付けるだけの簡単調理、誰も冷凍とは思えないと口を揃えて言うわんまいるの冷凍ミールキット「健幸ディナー」は週5食分の日替わりメニューを専属の白井管理栄養士が栄養バランスを監修、1食当たり350Kcal~400Kcal・塩分3.5g未満、適塩・低糖で主菜はタンパク質中心の肉魚メニュー・副菜は野菜主体に1品80gと野菜をしっかり摂って戴けます。週替わりの献立メニュー8週間同じメニューは有りません。自分で選ばないから栄養が偏らないお任せメニュー、飽きないように自社セント ラルキッチンではなく創業から34年間全国各地を回り”餅は餅屋に聴け”の諺通り それぞれの料理を得意とする専門食品製造会社と提携して製造委託し神戸市東灘区深江浜にあるわんまいる冷凍センターに入荷させ、主菜・副菜を献立に合せてセット組みして出荷しています。調理指導に元あべの辻調理師専門学校教師でサンフランシスコ日本サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人を務め、世界のミシュラン星獲得レストランも含め調理指導に当たり、帰国後料理番組どっちの料理ショーにレギュラー出演され、番組終了後に独立してわんまいる調理顧問に迎えさせて戴き、現在も島根県松江市と愛媛県松山市の調理師学校で教える近藤先生にメニュー開発や試作・レシピ作成・味付け改善などお願いしています。試食を繰り返し納得した料理しか採用していません。週に一度お客様にお届けする直前の同じ商品をセンターから抜き取って持ち帰り「検食」をしています。万が一ここで試食した料理と異なればセンターに入荷した商品は全品やり直しになる緊張した検食です。実際に過去何品かやり直しました。材料の手配から大変で遅延になりますが納得しない料理を届ける訳には行きません。まぁええか?はわんまいるには有りません。
1食目「主菜/大分県津久見ぶりの漬け焼き」見るからに美味しそうで居酒屋で今から焼いてと言って焼けるモノではありません。事前の下味を付けて秘伝のたれに浸け込みスチームとオーブンを使い分けて焼き上げる割烹料理です。副菜は「茄子の揚げ味噌浸し」「白菜と人参の甘酢」のセット。

2食目「主菜/帆立と野菜のとろっと煮」と「副菜/南瓜としろ菜のあんかけ」「副菜 / 切干大根煮」セット。北海道噴火湾産の帆立貝が柔らかくて美味しい。近藤先生お得意の玉子を散らした玉〆料理は旨い。

3食目「主菜/国産鶏肉の照り焼き」「副 菜/ほうれん草と人参こんにゃくの味噌炒め」「副菜キャベツとコーンのコールスロー」セットです。さすが鶏肉消費日本一大分市の「とり天」「豊後のから揚げ」で有名なデリカフーズ大塚さんの契約養鶏場の若鳥を使用し、全く臭みなく柔らかくて弾力があり美味しいです。

4食目「主菜/宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」「副菜/ほうれん草とコーンの炒めもの」「副菜/北海道 産ポテトフライ」のセットです。文句のつけようが無い殿堂入り献立メニュー。僕はいつもバケットを焼いてワインで楽しんでいます。

5食目「主菜/大山豚とキャベツの味噌炒め」「副菜/茄子と玉ねぎとピーマンのチリソース」「副菜/ミックスビーンズと玉ねぎのマリネ」セット。山陰を代表する雪深い大山の麓で養豚 されているブランド豚で良質な水で育てられているから豚臭くありません。旨味もあり飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がバランスよく含まれているのでパサつかずにとろける肉質で美味しいです。いやーご飯が欲しくなります。

今週も主菜5品・副菜10品5食セットを検食しました。出荷OKです。

速報 冷凍ミール・総菜 売れ筋ランキングをチェック【わんまいる】

2022年1月5日(水)9時34分 1988年(昭和63年)9月1日創業以来毎週欠かさず売れ筋をチェック・分析しています。創業から続けている「カタログ宅配事業」「ネット通販事業」「百貨店・通販会社様などへの卸事業」最近ではテレワーク社員向けや健康プログラム等企業の福利厚生でのご利用や冷凍食品専門店・冷凍食品自販機を展開される企業様からの問い合わせもちらほら増えてきました。弊社は神戸市東灘区に冷凍センターを運営しており、常に在庫を持ち小売店・会社・個人の皆様からの注文を受けピッキングして出荷・ギフト対応も行っています。デジタル化を進める事でオンラインによる24時間365日受注し商品を出荷しています。11月30日(火)~1月3日(月)までのネット通販事業の売れ筋ランキングは1位レンジでできる「天ぷら盛合せ 4種5品(海老2本・掻き揚げ・しし唐・南瓜」税込390円はお値打ち。2位は京都の老舗「薬師庵」さんに作って貰っている島根県邑南町の「石見ポークのごろごろ野菜豚汁」。3位は大正11年創業の神戸市中央卸売市場の魚屋の職人が遠赤外線ガス台で手焼きした「さわらの西京焼き」。

4位は有名ホテルやレストランで使われている牛骨をじっくり煮込んだフォンドボーで作った「具沢山ビーフシチュー」 税込429円。この冬の新製品にも関わらずいきなり売れ筋ランキング入り、美味しくリーズナブルな商品は人気が高い。

5位は、数多くの出雲蕎麦屋に卸す島根県出雲市で創業100年余りの老舗製麺所に頼んで奥出雲で採れる蕎麦実100%を使用した一本挽き出雲蕎麦。打ちたてを直ぐに大きな釜で茹で冷却・冷凍して貰いました。ざるなら水道水で揉むだけ。温麺なら九州有名醤油メーカーに作って貰ったオリジナルのつゆをお好みで薄めて温め、麺を加えてほぐすだけプロが湯がいた「一本挽き出雲蕎麦」になります。税込626円この値段なら売れるはずだ。

6位は、三重県尾鷲市加藤市長 に紹介して貰った尾鷲金盛丸4代目村瀬社長に頼み作って貰っている「天然まぐろの ど旨い漬け」。尾鷲産の鯛・ぶり・天然ふぐ・サーモンとシリーズ化、そのまま「漬け刺身」でご飯に乗せて「漬け丼」、細く切って「手巻き寿司のネタ」、卵黄に少し胡麻油を落してユッケ、水分をキッチンペーパーで取って衣を付けてサラダ油で揚げる「漬け天ぷら」これは美味。天然ふくは炙っても旨い。食べ方色々是非お試しください。

7位京都の老舗薬師庵さんに作って貰っている「具沢山けんちん汁」さすが1200年の歴史ある嵯峨大覚寺御用達京都の旅館・ホテル・高級 スーパーなどに卸しているだけあって出汁が違う。

8位脂身が少なく赤身が美味しいと大人気の「石見ポークの酢豚」。9位「国産牛肉の肉豆腐」。10位「石見ポークのフランクフルトとゴロっと野菜のポトフ」でした。

12月限定販売した「年越し蕎麦セット:出雲蕎麦と天ぷら4種盛合せ」お陰様で大好評。有難うございました。