わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/28~2/3お届け分)

長年、調理指導・相談・インスタライブでも健幸ディナーアレンジ料理を披露してくれている、元あべの辻調理師専門学校教師でサンフランシスコ日本領事館公邸料理人を務め、世界の一流レストランへ指導に回り、テレビ番組どっちの料理ショーにもレギュラー出演され、現在も島根県松江市と愛媛県松山市の調理師専門学校で教えている近藤先生は、料理の基本は「食材」×「調理技術」×「ソース(タレ)・出汁」三拍子が重要と言われます。そんなことから弊社では自社のセントラルキッチンを持たず、それぞれの料理を得意とする専門調理食品製造会社に委託製造しています。今週も7社に作ってもらったメニューを神戸市のわんまいる冷凍センターでセット組みしてお届けしました。それぞれの専門店の味をお楽し下さい。

1食目の主菜は、「三陸産 金華さばの塩焼き」です。世界三大漁場の一つ「三陸」その中でも親潮と黒潮が交わる漁場金華山周辺の根に生育する回遊しない鯖で、一番近い漁港、宮城県石巻で水揚される鯖は「金華鯖」と呼ばれ、水揚された鯖を直ぐにフィレ加工してもらいました。旨味をぎゅっと閉じ込めていて、やわらかく食べやすいです。副菜には群馬県大田市で大手天麩羅専門店などに大根おろし(冷凍)を販売する三和食品さんの粗目にすりおろした「なめこおろし」をご用意。鉄や亜鉛などのミネラルが豊富なさばに、大根おろしを組み合わせることにより、大根に含まれるビタミンCがこれらの吸収率を高める働きをしてくれるんです。それに、出汁がよく染み込んでふっくらとした「ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合せ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「北海道産 天然ぶりと大根の旨煮」です。天然のぶりは身が締っていて、出汁を染み込ませた大根と霜降りしたぶりの煮汁を一緒に袋に入れて、出汁が染込んだ美味しい鰤大根です。冬が旬のブリは、EPA、DHAなど不飽和脂肪酸の栄養や、カルシウムの吸収に役立つビタミンDが豊富に含まれています。副菜には食物繊維豊富なごぼうに牛肉の細切れを甘辛く炊き上げた「ごぼうの旨煮」と、人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。

3食目の主菜は、「鶏肉と筍、白ねぎの炒め煮(大分郷土料理がめ煮)」です。大分県産の白ネギと国産筍、国産鶏もも肉を使った照り焼きを地元の鶏肉調理会社デリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。福岡県の郷土料理のひとつであるがめ煮は、食材から出るだしや旨みを生かした煮物です。筍は食物繊維が豊富で、便秘の改善や、コレステロール吸収を防ぎ、動脈効果の予防にも効果があります。僕は大分特有の甘口醤油ダレの料理が大好きです。副菜には、ごま油の風味を効かせた「じゃが芋と高菜の炒め物」と、もう一品は、あかもくのネバネバと胡瓜のシャキシャキが楽しめる「あかもく胡瓜」をセットに。アカモクは、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、生活習慣病予防や、便秘解消、骨粗鬆症予防など、栄養たっぷりの食材です。

4食目の主菜は、「国産鶏肉のチキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がり一般家庭でも作られるようになり全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮はむね肉なので見た目よりヘルシーです。製造は、チキン南蛮発祥の地宮崎県のタルタルソース製造会社ネオフーズ竹森さんに作ってもらっています。副菜には、徳島県阿波市のカット野菜食品製造会社の徳冷さんが作る、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」と、胃腸を守る働きがあるキャベツを使った「キャベツとコーンのコールスロー」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に豚肉・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「揚げ春巻餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。もう一品は、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をセットにしました。箸休めとしてお召し上がりください。

来週もお楽しみに。

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