わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/21~1/27お届け分)

23歳で結婚を機に居酒屋の店長に抜擢された事から市場に食材の目利きを勉強兼ねて毎朝通い、その日に入荷した鮮魚を仕入れ、ご飯も食べずに下処理して夕方お客様に提供。飲まず食わずで貯めた資金では駅前にお店を持つことは叶わず、仕方なしに3坪のガレージで宅配専門店を開業。全国各地を訪問して自分の目と舌とで確かめた商品を仕入れ、カタログに掲載してご案内しました。今ではサイトに掲載してご案内、多くのメディアに取り上げられ味と品質ではトップクラスの評価をいただくようになりました。美味しさの理由は食材に有り。今週も日本最北端の離島から九州大分までご当地ブランド食材を取り入れたメニューをお届けしましたので楽しんで下さい。

1食目の主菜は、「北海道礼文島 ほっけの塩焼き」です。北海道の北部、稚内の西方60kmの日本海に位置する最北の離島「礼文島」で獲れた真ほっけの半身干しを宮城県名取市閖上漁港で水産加工食品製造会社を営む海祥さんに焼きあげてもらいました。スーパーなどで見かける縞ほっけとは異なり、上品な脂質で繊細な淡白な身で旨味があります。鮮度が良いから身がポロッと取れます。薄塩でそのままでも美味しいですが、少し醤油かレモン汁を垂らすと最高です。副菜は、ビタミン、ミネラルが豊富な小松菜とこんにゃくを使い、ゴマ油の風味と豆腐のコクが良い相性の「小松菜とこんにゃくの白和え」と、骨や歯を丈夫にするカルシウム、マグネシウムの補給に優れているちりめんじゃこを使った「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「津久見ぶりのりゅうきゅう」です。大分県津久見で養殖されている特産品のぶりを使って、大分の郷土料理「りゅうきゅう」のように特有の甘口のたれで漬け焼きしました。ぶりは、生活習慣病予防効果のEPAやDHAが豊富です。副菜には、宮城県登米地方の郷土食材油麩を加えた、素材に味がよく染み込んだ「油麩と切り干し大根の煮物」と、歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」をセットにしました。

3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林どり」を使用した「みやぎ森林どりの筑前煮」です。地元東松島市の石川食品さんで加工した筑前煮は、鶏の出汁が野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。僕はいつも汁まで飲み干してしまいます。根菜類が摂れて、栄養バランスのよい筑前煮は、歯ごたえもあり満腹感もあります。副菜には、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」と、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。ナスに含まれる葉酸は、不足すると貧血の原因に。野菜に含まれる葉酸は、不足しがちな栄養素なので、献立にしっかり取り入れていきたい栄養素です。

4食目の主菜は、「具材たっぷりビーフシチュー」です。多くのホテルで使われている淡路島で明治初期に創業された沖物産さんにて、国産の牛肉と、じゃが芋、淡路島産の玉ねぎと人参を旨味が詰まったフォンドボーをベースにじっくり仕上げました。副菜には、鶏王国宮崎県でストレスが少ない開放舎で育てられた日南どりを使った「日南どりの一口カツ」と、胃腸を守る働きがあるキャベツと人参を使った「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。

5食目主菜は、「東北産 みやぎにら豚」です。蔵王山脈の麓で育てられた東北和豚を使用していて、宮城県名取市の精肉加工惣菜製造会社のフクベイフーズさんに作ってもらいました。良質の伏流水で育てられたオレイン酸を多く含む東北産和豚は、加熱すると不飽和脂肪酸が溶けてとろける食感となり、野菜の旨味と絡んで抜群に美味しくなります。ニラに含まれるアリシンは豚肉のビタミンB1と食べ合わせて、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。副菜には、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「玉ねぎ、ピーマンと人参のチリソース」と、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参の中華風お浸し」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です