わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (4/23~4/29お届け分)

全国各地を巡り今年で創業34年目を迎えますが、狭い日本にも関わらず各地にはまだまだ知らないご当地食材やご当地グルメに出会います。食は天からの授かりものとして古来、五穀豊漁を祈り、節句食を祀り楽しんで来た和食は日本ならではの食文化で、世界文化遺産登録される事だけのことはあると各地を巡り思います。今週も各地のブランド食材やご当地グルメをメニューに取り入れた献立をお届けしましたのでご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「宮城県産 銀鮭と大根の煮付け」です。三陸沖の中でも親潮と黒潮がぶつかり、良質な魚が獲れる事で有名な金華山沖で養殖された「金華銀鮭」を使用。通常は、寿司ネタと刺身として取り扱われる高級魚を頼み込んで90℃の低温真空調理で大根と炊合せてもらいました。鮭の旨味成分イノシン酸とアスパラギン酸が大根の旨味成分イノシン酸と混じり、出汁が大根に染込んで抜群に美味しい贅沢な逸品です。副菜には、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」とビタミンCや葉酸など栄養たっぷりの春野菜である菜の花をいれてまろやかに仕上げた「菜の花とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

2食目の主菜は、「父母ヶ浜の魚豆腐ハンバーグ」です。浦島太郎発祥地 香川県三豊市仁尾町父母ケ浜で代々漁師の明治5年に創業した藤田水産さんに作ってもらいました。ハマチと蛸の粗挽きを手ごねしてひとつひとつ丁寧に仕上げました。お好みでソースやケチャップをつけてお召し上がり下さい。副菜はホクホクとした食感の「ポテトサラダ」に、βカロテンを含む青梗菜とトマトのリコピンで、抗酸化作用に期待ができるトロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子と青梗菜のトマト煮」をセットにしました。

3食目の主菜は、「石見ポークの若竹煮」です。国産の筍と若芽の若竹煮に島根県産の石見ポークを加えて炊合せました。筍は、食物繊維が豊富で、便秘の予防や改善に、豚肉とわかめとの相性は抜群ですね。副菜には、骨や歯を丈夫にするカルシウム、マグネシウムの補給に優れているちりめんじゃこを使った「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」と、細切りの昆布を山形県産のコリっとした食感の大豆とで煮込んだ「北海道産切り昆布煮」をセットにしました。昆布を煮た時などに出てくるねばり成分のアルギン酸やフコイダンには、胃や腸を健康にする効果があります。ご飯に乗せて食べるのもオススメです。

4食目の洋食メニューは、「桜島鶏とじゃが芋のトマトカレーチャップ」です。桜島鶏をソテーにして、トマトソースとカレー粉で絡めてあります。トマトの酸味とスパイスの効いたカレーが絶妙にマッチ。癖になる味わいです。低脂肪チキンの桜島鶏。トマトのクエン酸が、鶏肉のカルシウム吸収率を高めてくれます。トーストやバケットを浸けてお召し上がりいただくと美味しいですよ!ぜひお試しください。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」とビタミンCが豊富なピーマンを、さっぱり食べられるマリネに仕上げた「玉ねぎ、人参とピーマンのマリネ」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に豚肉・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜には、食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」と昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。春巻きにあるニラは、ビタミン、葉酸、食物繊維などを含みます。野菜をたっぷり使った中華の献立にしました。

来週もお楽しみに!

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