わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (3/8~3/14お届け分)

日本経済新聞朝刊に「憧れのホテル料理、実は冷凍食品」と見出しで、高級ホテルや旅館、レストランから委託を受けて調理製造して真空パック冷凍で納品する様子が写真入りで取り上げられていました。一口に冷凍食品と言っても「①病院や高齢者施設」を主に調理製造する事業者、「②コンビニやスーパー」を主に調理製造する事業者、そして「③ホテルや旅館、レストラン、おせち料理」を主に調理製造する事業者と大きく三つに分かれます。冷凍弁当の多くは①の業者さんが自らネット通販や宅配で販売しているのをよく目にします。弊社は③のそれぞれの料理を得意とする事業者のセントラルキッチンに委託しています。国産食材100%を指定し、ご当地食材は弊社が買い付けて納品して調理してもらっています。将来の夢は、全ての食材と調味料を送り、調理だけレシピ通りに調理製造してもらいたいと考えています。今週も8社の専門調理会社に作っていただきました。

1食目の主菜は、一時獲れなくなり、口にすることが出来なかったが、一昨年104年ぶりに戻って来た北海道産のにしんを今年創業100年になる神戸市中央卸売市場魚屋の職人さんに遠赤外線ガス台で手焼きしてもらった、「北海道産にしんの開き干し」です。少し小骨はありますが、身は簡単に取れますので、珍しい北海道産にしんをお楽しみ下さい。副菜には、出汁がじっくり染込んだ「大根と人参の旨煮」と、箸休めとしてさっぱりヘルシーな「三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意しました。わかめやきゅうりには、カリウムが含まれていて、カリウムの利尿作用で、むくみやだるさの解消に効果があり、お酢に含まれる酢酸やアミノ酸で疲労回復にも効果があります。

2食目の主菜は、「三重県尾鷲天然まぐろのど旨い漬け」です。JALファーストクラスの機内食にも採用されたことのある三重県尾鷲市にある、尾鷲金盛丸さんに、熊野灘で獲れた天然まぐろを使い、地元の醤油と本みりんと三温糖だけの食品添加物無添加”尾鷲金盛丸秘伝のタレ”で漬けに仕上げてもらいました。僕はわさび醤油に少しだけ付けてご飯に乗せて食べています。副菜は、栄養豊富なかぼちゃと、カルシウムの代謝に欠かせないビタミンDが豊富なしめじを組み合わせた甘味ある「かぼちゃとしめじの煮物」と、食物繊維豊富なごぼうを使用した「きんぴらごぼう」をご用意。

3食目の主菜は、国産の白ネギと国産鶏もも肉を使った照り焼きを地元の鶏肉調理会社デリカフーズ大塚さんが作る「大分郷土料理 鶏肉と筍と白ねぎのがめ煮」です。福岡県の郷土料理のひとつである“がめ煮”は、食材から出るだしや旨みを生かした煮物です。独特の香りと、シャキシャキした食感が楽しめる筍には、体を作ってくれるたんぱく質や、体の余分な塩分を水分と一緒に排出してくれ、むくみ対策に役立つカリウムなどが含まれています。副菜は、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ味噌浸し」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。それに、流水解凍の「青梗菜とうす揚げのお浸し」をセットにしました。お好みで鰹節とポン酢をかけてお召し上がり下さい。

4食目の主菜は、「桜島鶏のトマトカレーチャップ」。鹿児島県桜島で養鶏場内飼い放しの中、上質の伏流水で育てられた桜島鶏のもも肉をオニオンソテーと一緒にトマトケチャップ、ウスターソース、無塩バター、カレー粉を混ぜたソースで炒めました。副菜には、ブロッコリーと、にんじん、かぼちゃを組み合わせた「洋風温野菜」と、「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」をご用意。ほうれん草は、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、緑黄色野菜の王様とも言える野菜です。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの酢豚(筍入り)」です。今回、食感が楽しめる筍を加えました。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がっていただけます。反面、脂身が好きだと言う方には物足りなさがあるかもしれませんがご了承願います。豚特有の臭みがないのが特徴の石見ポークと、大きめにカットした筍・人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めてあります。甘酢の酸味が食欲をかきたててくれます。副菜には、「茄子と白ねぎの中華煮込み」と、箸休めとして、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をセットにしました。鉄やカルシウムを豊富に含むほうれん草は、もやしに含まれるビタミンCによって、吸収率がアップする効果があります。

では来週もお楽しみに!

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