2020年3月30日(月)毎週月曜日は終日各部門長とのミーティングです。
昼の合間を使って試食を行いました。1品目は、わんまいるで人気のレンジで簡単にできる軽食部門売上1位のヤヨイサンフーズ「7種のチーズグラタン200g」です。濃厚でチーズがしっかりと味わえますが、僕が思うには昨年暮れあたりからチーズの味が抑えられたナチュラルチーズの方が美味しく感じるようになってきたのでモッツァレラチーズやゴーダチーズなどを使ったわんまいるオリジナルのアスパラとチーズのグラタンやカレードリアが売れ出しています。
2位の「海老とチーズのグラタン200g」も同じくチーズの味が強く感じます。
3位の「ポテト&ベーコングラタン 200g」は、なんかじゃが芋が水っぽい感じ。今年に入りカルビーさんがさつま芋生産加工会社をM&Aしたぐらいさつま芋が人気が出て来てじゃが芋の消費が減って来ています。じゃが芋に比べさつま芋の方が濃厚で甘く感じるのが消費者に受けているのだと思うのでわんまいるオリジナルの「さつま芋を使ったグラタン」を試作するようにお願いしました。
4品目は、軽食類売上上位に上がって来た「手包みオムライス 250g」ですが具材が全く入っていません。せめて玉ネギとハムぐらいは加えたいのでわんまいるオリジナルとして淡路島産の玉ねぎとグリーンピースとハムを加えたオムライスを試作するように依頼しました。
5品目は、人気の「ミートソーススパゲティー 200g」。量が多くてミートソースもたっぷり使われていてやや細麺で美味しいです。ヤヨイさんと言えば今や東京や大阪、福岡などにチャペルと一体になったイタリアンレストランを経営するオーナー植村シェフが昔から監修を引き受けているぐらいパスタが得意なメーカーさんです。さすがです!但しパスタそのものはうどん同様に消費のトレンドが落ちて来ているので定番のナポリタンとミートソースぐらいだけに絞り掲載するように伝えました。
6品目は、大阪中の島のリーガ・ロイヤルホテルの中辻シェフ監修の「デミグラソースハンバーグ」を売れているステーキハウス三田屋のタレ付きハンバーグとどう違うのか確認したくで試食しましたが、ハンバーグ自体は粗挽きで上手に焼かれていてかなり美味しいのですがソースが甘いです。もっと濃厚なソースにすると2倍に売れると思いました。今の味覚の時流はタレが重要で「濃厚」で「とろり」又は「ねっとり」した味覚がポイントです。
7品目からは、4月9日からお届けが始まるわんまいるの夕食おかずセット健幸ディナー1000-1号の検食です。1セット目は、「北海道産鮭のオイル焼き」と「茄子と青梗菜のトマト煮」に「大根のピリ辛炒め」のセットです。美味しいですが、鮭のオイル焼きに対して副菜の大根のピリ辛炒めより、千切りごぼうのゴマドレサラダやジャガバター等洋風の副菜の方が似合うと思いました。
2セット目は、「千葉県産の鯖の煮付け」と「ほうれん草としめじとちりめんじゃこの卵とじ」と「さつま芋のレモン煮」のセットです。鯖の煮付けは、先週近藤先生から指導戴いた通り砂糖を使わずに醤油と味醂か日本酒だけで煮付けるように指示、それに魚が新鮮なので強火でさっと火が通すぐらいにした方が美味しいと伝えました。
3セット目は、「熊本県産あさりと菜の花のチャンプルー」に「絹ごし揚げと白ネギの炊合せ」と「山形の秘伝豆の塩ゆで」のセットです。旬のあさりと菜の花のチャンルー菜の花の酸味も感じられて凄く美味しいです。絹揚げの炊合せが少し甘く感じるので砂糖を半分に控えるように伝えました。
4セット目は、「石見ポークの一口カツ」です。上手にパン粉付けもされていて脂身が無くて柔らかく食べ易くて美味しいです。副菜は「ひじきサラダ」と「ささがきごぼうの玉子とじ」のセットですが、これから気温が上がるのでささがきごぼうのなますやささがきごぼうと若芽の酢の物などあっさりとしたメニューに変更するように依頼しました。
5セット目は、「熊本県産あさりと北海道産の帆立貝の海鮮八宝菜」と「ほうれん草と玉葱の炒めもの」に「ピーマンと玉葱人参の甘酢あん」のセットです。八宝菜に使われている白菜が温暖化の影響なのか少し酸味を感じたので、お客様にすると傷んでいるように思われる方もいらっしゃると思うので至急に白菜を変更するように指示しました。これからも試食、検食を繰り返して品質と美味しさを追求していきます。
午後からは、香港や台湾の高級スーパーや和食店(おにぎり専門店や寿司、天ぷら店)へ日本産の野菜や果物を輸出されている世界市場の村田社長が来社、日本の駐在員が帰国出来なくて自宅待機で外食出来なくて和食が食べたいと言う事でわんまいるのおかずセットを早急に手配して欲しいと来社頂きました。
先日三越百貨店さんから頼まれて常温の鰹のみぞれ煮や鰤大根、鯖の味噌煮にを送りましたと伝えると常温商品なら自社便が週二回大阪から出ているのでいつでも便に乗せられるとの事。おでんも提案すると香港や台湾では夏場でも売れるので是非日本製造のものをお願いしますとその場で写真を撮り現地のバイヤーに送信されました。
管理栄養士が栄養バランスを考えた献立メニューを元サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人が調理指導、味にうるさい堀田社長が試食を繰り返した日本産の食材100%のできたての料理を真空パックして冷凍したおかずセットは香港や台湾でも売れていくと思いますと言ってくれました。
今日も定時で仕事を切り上げ自宅に戻ってジム友の上野さんからもらった高級佃煮「神宗」の昆布とわんまいるのおかずセットを食べました。
本日の献立は大分の郷土料理「とり天」を主菜にキャベツととうもろこしの「コールスロー」に「じゃが芋と人参と南瓜の温野菜」のセットです。本場大分豊後のとり天が自宅で湯せんで解凍して食べられるとは!便利で美味しい!。。今日も1日お疲れさん!