わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (5/13~5/19お届け分)

僕は幼い頃に両親が離婚して母方の祖母と祖父に育てられ、魚は骨と皮と血合いを取り、肉は脂身を取り、鶏肉は皮を剥いで食べさせてくれました。良いか悪いか別にして、23歳で居酒屋の店長に抜擢されて以来、僕が提供する料理に凄く影響を与えています。肉は脂身が少なく獣臭がしない、魚も生臭くなく骨もできる限り気にならない様に、鶏も皮を少なく、照り焼きなどもこんがり焼いて皮が気にならないように調理して、食材の吟味を徹底して行うのでツイツイ生産地まで出かけて自分の目と舌とで確認するようになりました。その結果、美味しい食材に出逢い、豚肉が苦手な方や魚が嫌いな方でも好き嫌いなく召し上がっていただける商品になっていると自負しています。では今週お届けの献立をご紹介します。

1食目の主菜は、「青森県産いか、大根と厚揚げの炊き合わせ」です。青森県八戸漁港で水揚したムラサキイカに大根と厚揚げを使い、出汁を効かせてじっくりと炊き上げました。イカに含まれるタウリンには、コレステロールを下げる働きがあると言われています。副菜には、食物繊維が豊富で歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」と疲労回復や、美肌効果などに効果がある、さっぱりと食べやすい酢の物をと考えて「三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意しました。

2食目の主菜は、国産鶏肉を使った「昔懐かしい肉屋のチキンカツ」です。幼い頃育ててくれた祖母に連れられて通った公設市場入口の肉屋のカツを再現しています。千切りキャベツを添えて、ウスターソースをかけて、昭和の懐かしい味を楽しんで見て下さい。副菜は、キャベツとカルシウム、カリウム、ビタミンC、葉酸などが豊富な枝豆を使った「キャベツと枝豆のコールスロー」と、「青梗菜のコンソメスープ煮」をセットにしました。青梗菜に含まれる鉄分は、タンパク質豊富な主菜の鶏肉と一緒に食べると、体内への吸収率がアップの効果があります。

3食目の主菜は、「石見ポークの若竹煮」です。今年は徳島県で獲れる筍を採用、わかめは滑かな鳴門産を採用し、島根県産の石見ポークを加えて炊合せました。筍は、食物繊維が豊富で、便秘の予防や改善に、豚肉とわかめとの相性は抜群ですね。期間限定メニューをお楽しみ下さい。副菜は、良質のたんぱく質、脂質を含み、カルシウム、カリウム、ビタミンB1、食物繊維をバランスよく含んだ栄養満点の大豆を使い、昆布の旨味が感じられる「大豆の五目煮」と、シャキッとした食感が楽しめ、ツンと来ないお酢加減に、あっさりして美味しい「大根と人参のなます」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「桜島どりのパンプキンチャウダー」です。ストレスの少ない平飼い(養鶏場内飼い放し)した鹿児島産のブランド鶏「桜島どり」に、南瓜・玉ねぎ・人参を加えてチャウダーに仕上げました。野菜の中でもトップクラスのカリウムを含むかぼちゃ。高血圧やむくみの予防にも効果があります。副菜は、大豆イソフラボン、ビタミンなどが豊富なミックスビーンズをサッパリした酸味に仕上げた「ミックスビーンズと玉ねぎのマリネ」と、「ほうれん草としめじのソテー」をご用意。ミネラル類や、ビタミンB類、食物繊維などを含むほうれん草としめじは、組み合わせることで、さらに栄養がアップ。しめじには、ビタミンDも含まれています。

5食目主菜は、「大山豚とキャベツの味噌炒め」です。良質な伏流水で育てられたので臭みなく豚肉の旨味成分イノシン酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と発酵食品の味噌の旨味の相乗効果で美味しくて栄養価の高いメニューです。 辛さ控えめにしていますので七味をふりかけるとピリ辛になります。副菜は、甘酸っぱい味わいの「ピーマンと玉ねぎ、人参の甘酢あん」と、神戸市元町の中華街を主に関西の中華料理店に卸されている点心専門のタイカイさんが作った豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」をセットにしました。

どの料理も湯煎する際は沸騰した状態で表記時間加熱下さい。美味しく食べるコツです。流水は半解凍で盛り付けると冷たくて美味しいです。では来週もお楽しみに!

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