わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/30~12/6お届け分)

日本で獲れた食材を食べる事は当たり前なのですが、スーパーや特に冷凍食品の業界では殆どが海外からの輸入食材が多く使用されています。中には薬品で洗浄されたり、添加物が入っていたりで僕の口には合いません。幸い僕は23歳で居酒屋の店長に抜擢され、食材の目利きを勉強しに西日本最大規模を誇る大阪市中央卸売市場に買い出しに出かけ、毎朝産地から届く食材を扱い、自分で開業してから産地に出かけるようになった事から生産者との結びつきが強くなり、生産・加工・流通のネットワークが広がり、健幸ディナーの食材は全て国産100%使用。ご当地ブランド食材も多く使用しています。そして食材を見極めた調理をして献立メニューに採用し、お客様にご提供させていただいています。今週も僕が現地に足を運び見つけてきた各地のブランド食材を使用した創作おかずをお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「三陸産さくら真鱈フライ カレー風味」です。世界三大漁場に数えられる三陸沖で獲れた真鱈は北海道で獲れた真鱈より小さいですが、食感と旨味が全く違います。水揚げ直後に水揚げ場所と同じ石巻の専門業者で三枚におろし、切り身にして3D瞬間凍結機で冷凍したブランド「さくら真鱈」を使っています。カリッした食感とふっくらした中身とほのかなカレー風味を味わい下さい。副菜は、コーンの甘さが引き立った「コーン、玉ねぎとしめじのスープ煮」と、阿波踊りで有名な徳島県阿波市周辺のこだわり農家が露地栽培したキャベツを使用した「キャベツと枝豆のコールスロー」を箸休めとしてセットにしました。

2食目の主菜は、「青森県産いか、大根と厚揚げの炊き合わせ」です。青森県八戸漁港で水揚したあかいかを食べ易く松笠模様の切り目を入れて一口サイズにカットし、大根と厚揚げを使い、出汁を効かせてじっくりと炊き上げました。食材に出汁が染み込みいかも柔らかくて美味しいです。イカは低脂肪、低エネルギーで栄養成分はしっかりと含まれた食材です。副菜は、栄養豊富でコリコリした食感の山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」と、「ほうれん草としめじの卵とじ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。平均的な玉ねぎに比べ糖度が2倍とされる淡路島産の玉ねぎと高知県四万十ポークと煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)を使っています。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくりしみ込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。副菜は、東北産の大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、箸休めに人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。不足しがちなカルシウムはしっかりとっていきたい栄養素の一つです。

4食目の主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」です。肉の品質協議会では何度も優勝している宮崎県産黒毛和牛と黒豚の合挽肉を使ってデミグラスソースで煮込んでいます。牛肉に含まれている必須アミノ酸は、エネルギー代謝を高めて体力を増強し、免疫力を高めてくれます。副菜には、「ほうれん草とコーンのソテー」をご用意。ほうれん草は、ビタミン、ミネラルが豊富で、特にβカロテンや葉酸が豊富です。それと「北海道じゃが芋ポテトフライ」をセットにしました。お好みでケチャップソースなどをつけてお楽しみください

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの麻婆茄子」です。脂身が少なくて赤身が美味しく、熱を加えることでさらに美味しさが増す島根県邑南町の石見ポークの挽肉を使い、程よい辛さに仕上げました。とろりとした茄子の食感がたまりません。副菜は、鶏の旨味があふれ出て美味しい大分名物「大分とり天」と、「ブロッコリーの中華風お浸し」をセットにしました。とり天は、地元大分ではボン酢に浸けて食べられています。ぜひお試しください。

では来週もお楽しみに!

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