意外と知らない 春を告げる太刀魚入荷、刺身・塩焼き、旨い。

2023年3月15日(火)18時10分
今日は仕事帰りに月に一度立ち寄る”都会の生簀”と呼ばれる尼崎市地方卸市場場外の魚河岸「いけ万」から毎日仕入れる旬の魚を独特の寝かし方(熟成)で食べさせてくれる「奴寿司」に立ち寄ると、立派な太刀魚がネタケースに横たわっている。

そう言えば先日春一番が吹いたよなぁ。。一般的に太刀魚の旬は初夏~初秋までで多く水揚げされるのは確かにそうですが、海の底にいた年越しの立派な太刀魚が海温の上昇を知ってか新子(稚魚)を狙って海面近くに現れるのか、毎年春一番の吹く前後に瀬戸内~九州にかけて水揚げされます。僕も長年市場に仕入れにいっていましたが、まだ肌寒い2月後半~3月前半にかけて太刀魚の入荷を見ると今年も春の訪れだと思いました。初物を食べると長生きする。と言う諺があるように、この時に獲れる太刀魚は大型が多く脂も乗ってタンパク質豊富。焼くと身が盛り上がってレモンをかけると最高に旨い。鮮度落ちが速い太刀魚ですが上皮を取り、内臓と頭を取って身だけにすると刺身で食べれます。大きいサイズで無ければ刺身には向きませんが、年越しの海底に潜んでいたこの時期の太刀魚は大型が多くて旨いです。早速刺身と塩焼きにして頂きました。本日の突き出しは”数の子”正月以来久しぶり。



そしていつもの愛媛県宇和島で契約養殖されている厚切り”カンパチ”大ヒラメ”するめいか”の刺し身を楽しみ、



本日のメインデッシュ太刀魚のお造りに塩焼きをいただきました。ねっとりした肉厚の太刀魚の刺し身、昨年秋以降久しぶりだ。ただこんな肉厚の太刀魚の造りは何年ぶりだろ。全く味覚が違う。これはめったに食べれません。


それに遠赤外線ガス火でこんがりと手焼きした塩焼きは、見る限り身が盛り上がり旨そう。う~ん堪らん。年季の入った職人が目の前で焼いた太刀魚の焼き、贅沢極まりない。だから通うんです。もう少し会社から近ければ社員のみんなにも食べさせてやりたいといつも思う。


〆はいつもの”玉赤散らし”卵が粒々になる技は中々出来るモノではない。葱に卵が絡み少し苦甘く絶品。


そしていつもの天然まぐろの鉄火を食べてご馳走様。


旨味が脳天に登り旨味を噛みしめる。食べる度に違う天然本まぐろならではの味覚。今日のまぐろも又旨い。ご馳走様でした。

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