食品添加物無添加-冷凍おかず「美食弁当」1228号を検食しました

2023年10月3日(火)18時05分 奴寿司-塚口(阪急)今年の秋刀魚大きく脂が乗って旨い。
今日は10月生まれの社員を誘い、食通の吉本新喜劇の故岡八郎さんも通っていた、塚口町で数十年続く割烹寿司店「奴寿司」へ、2日が女将さんの誕生日なので、ケーキを買って久々に食べに行きました。



カウンターに座ると、大将手作りの旬の突き出しを出してくれる。コレが楽しみの一つ。さて薬味の下には何?

今日は秋刀魚のタタキ。表面はこんがり焼けて旨そう。

もみじおろしとねぎを乗せてがぶり。表面は香ばしく、中はレアー。う~ん堪らん!中々の珍味で旨い。

大将が毎朝尼崎市地方卸売市場にある「都会の生簀」と呼ばれる京阪神の活け魚料理や寿司屋などに卸す「いけ万」に買出しに行って目利きして仕入る鮮魚は抜群に旨い。特に愛媛県宇和島の方で契約養殖しているカンパチに平目は日本一旨いと言っても過言では無い。立派な肉厚の剣先いかは、いかが大好物な僕にとってはたまらなく旨い。磯の香りがする赤貝も中々の珍味で、回転寿司では口にする事が無いネタだ。

磯の香りにヌルリ、コリコリして格別



大ひらめは、滑らかでモチモチ。甘くて旨味が口の中に残る

この厚刺。肉でも鶏でも他の魚でもない歯応えと同時に超繊細な霜降りの不飽和脂肪酸が口の中で広がり旨味が脳天に登る。もうビールでは無理、熱燗に切り替えないと刺身に叱られる。日本の魚には日本の酒が必要。この秋初の熱燗を飲む。

コリッ、モチモチ、甘味がジュワー、噛めば噛むほど、イカが旨味に変わって行く。。都会の生簀「いけ万」の刺身を堪能。

今年初の秋刀魚。パッと見ただけでも大きくなったのがわかる。そしてでっぷり太ってる。刺身用の生秋刀魚を一振り(塩少々)して贅沢にも遠赤外線の網で手焼きしてもらいました。

表面はこんがり中身はレアー。割烹寿司店ならではの醍醐味。箸で身を取り出すと、ふっくら旨そう

醤油を少し垂らした大根おろしを乗せて。柔らかくてほんのり苦い秋刀魚特有の味覚。鯵でも鯖でも無く少し鰊(にしん)に似ている

 

お次は女将が胡麻油をブレンドした油で揚げるハモと野菜の天麩羅


ハモの天ぷらは今年食べ納め

舞茸の天ぷらも美味しい。

ししとう、サクッと、旨い。



「秋茄子は嫁に食わすな」のことわざ通り甘味が増して皮まで美味しい。

 



食感が良いレンコンの天ぷら。この食感大好き

いつものお決まりコースで、天麩羅の後はとろ鉄火。大将のこだわりの生の本まぐろ。赤身ながら繊細な刺しが入ったどう見てとも中とろだ!このまぐろとシャリの8対2のバランス最高

ぷりぷりと歯ごたえある食感に濃厚な甘だれが旨いとり貝

生の本まぐろのにぎり。一緒に食べている社員から会社向いにある行列が出来る「亀寿司」名物のまぐろより旨いですねと



剣先いかのにぎり。同じなのに握ると先程食べた刺身と違う味覚になるから不思議。いかのにぎりが濃厚で甘いと感じるのは奴寿司だけです。

活け鰻の炭火焼きをサッと炙って味醂が効いたあっさりしたタレでさびを効かせて。この上無い幸せに感謝

締めは、前回飲み忘れた奴寿司名物玉赤散らし(玉子を散らした赤だし)。玉子とじは誰でも出来るが細かく粒々に散らすのは難しい。



いやー美味しいかった。大満足!

刺身が日本一美味しいと思う都会の生簀「いけ万」で毎朝仕入れる老舗「奴寿司」に3ヶ月ぶりに行きました。

2023年7月31日(月)18時10分 
入院中色々と世話になった山脇取締役を招き、刺身が日本一美味しいと思う都会の生簀「いけ万」で毎朝仕入れる老舗「奴寿司」に3ヶ月ぶりに行きました。

とても美人の女将さんが僕の杖姿を見るなり如何したの?と言われて事情を説明。今日の付き出しは「山芋の極細千切りの出汁素麺」。少しおろし生姜が効いて冷たくて美味しい。大将が作る自家製の出汁が凄く旨い!この出汁をイカそうめんで食べると格別。

何も言わずに旬の刺身を笹の葉の上に大根のつまと大葉を添えて、先ずは「ハモの湯引き梅肉添え」。一年ぶりのハモだ!正に関西で好まれる瀬戸内海特産夏が旬のハモ!骨切りが難しい!サッとボイルしてゆびきには梅肉を少し付けて喰う!


「剣先イカ」コレも夏が旬。コリコリした食感から噛むとねっとりした食感となり、甘さが出てくる!噛めば噛むほど旨い!愛媛県伊代で契約養殖している「シマアジ」コリコリとイカっていて歯応え抜群!特有の寝かし方なんで旨味が強い!「ヒラメ」同じく愛媛缶伊予地方で契約養殖しているヒラメ大きくで弾力がありねっとりとして食べ応え十分!こんなヒラメの刺身は他では食えない贅沢極まり無い絶品刺身!山脇さん口に入れる度に目を閉じて甘味を噛み締めている!

ハモと海老と野菜の天麩羅を揚げてもらっている間にいつもの生の本鮪の鉄火を注文。この繊細な刺しが入る絶品鮪と程よい酸味と少しツンと鼻から抜けるサビのシャリとパリッと香ばしい海苔の三味一体の絶品鉄火!鉄火を食べるとその寿司屋の腕が解ると言われます。

そして胡麻油の良い香りが漂って来ると大将が大根おろしを擦り出す!おろしたての大根おろしを出汁に加え胡麻油と菜種油で揚げたての天麩羅を喰う!う~ん、堪らん!


そしてお好み握り寿司、先程の本鮪、この身厚さは他では味わえない。何がこの世で美味しいかと言うと、脂が繊細に乗ったきめ細かな刺しが入ってる本鮪だと言いたい!刺身より少なめのシャリで握りと方が旨加え感じる。


回転寿司では見かけない「とり貝の甘だれ」この独特の食感が大好き。最後に炙り鰻で締めました。


山脇さんに今日の一番はと尋ねると「鉄火」が一番印象的だと感想!

生の本マグロ「鉄火」が旨い 奴寿司へ。〆の玉赤散らしもたまらない。

2023年5月2日(火)18時20分 
僕が月に一度個人的に通う、知る人ぞ知る生の本マグロに、”都会の生簀”と業界で呼ばれる伊予や壱岐などで契約養殖している「いけ万」のカンパチやヒラメ等を秘伝の寝かし方(熟成)で食べさせてくれる阪急神戸線塚口駅北五号橋線沿いの「奴寿司」さん。早めに店に入らないと予約で満席になる日もあるので、事前に電話して確かめた方が良い。大阪キタの日本料理屋で修行積んで独立され36年続く江戸前の立ち寿司で、寿司だけなく天ぷらや焼き魚、魚介のソテーなども要望に応えてくれ、その日入荷の魚介や野菜で創作料理も作ってくれます。女将手作りの出汁巻き玉子は格別に美味しい。何が提供されるのか楽しみの旬の突き出しは、「ホタルイカの酢味噌」。いやー見るからに美味しそう。

スーパーで売られているように黒ずんで無く、やや赤く丸々太ってちゃんと目も取っている(当たり前と言うとそれまでだが、取ってない店が多い)。ホタルイカ特有の歯ごたえに初夏が近い事を感じる。その間に何も言わなくても日本一美味しいと思う「カンパチ」「平目」「生の本マグロ」「するめいか」の刺身を目の前に盛り付けてくれる。マグロを刺身で出してくれる時は良いネタだと言う証し。うわー繊細な刺しが入っていてコレは堪らん。大平目独特の甘さに弾力のある肉厚。カンパチはコリコリで、脂がジュワーと口に広がり旨さが脳天に登る。。大好物のするめいか。このネバリと甘み噛めば噛むほど味がでる。


ごま油の良い香りが漂う野菜の天ぷらを女将さんに揚げでもらい、味醂が効いた天つゆに摺りたて大根おろしをたっぷり入れて味わう。アスバラが美味しい。さやえんどう、蓮根、いんげん、筍と旬を味わう。



そして名物生の本マグロ「鉄火」少しサビ多め。この繊細な刺し中々他では味わえない逸品だ。サッと炙った海苔が香ばしい。

そして「とり貝の甘タレ」。関東では甘タレを塗らないようで、甘タレをと注文すると大阪の方ですね!と言われる。きしむ食感が何とも言えなく僕の大好物のネタ。

今回は最後に鰻の蒲焼を炙って貰い握ってもらった。イヤー香ばしくて蒲焼と白焼きの間のような味わいに感動。

〆は難しい「玉赤散らし」。赤出汁に溶き卵を細かく粒粒に散らす。簡単そうだが強火で一気にかき混ぜないと細かく粒粒にならない。刻みねぎと玉子の粒が絡んで飲むと無茶苦茶旨い。最近他の店で頼んでもしてくれなくなった。

生の本マグロの鉄火と玉赤散らしだけでも十分値打ちがある。しかも値段はリーズナブル。定休日は日曜だけ。早い時間なら予約なしに入れて品切れも無いのでお奨め。

意外と知らない 春を告げる太刀魚入荷、刺身・塩焼き、旨い。

2023年3月15日(火)18時10分
今日は仕事帰りに月に一度立ち寄る”都会の生簀”と呼ばれる尼崎市地方卸市場場外の魚河岸「いけ万」から毎日仕入れる旬の魚を独特の寝かし方(熟成)で食べさせてくれる「奴寿司」に立ち寄ると、立派な太刀魚がネタケースに横たわっている。

そう言えば先日春一番が吹いたよなぁ。。一般的に太刀魚の旬は初夏~初秋までで多く水揚げされるのは確かにそうですが、海の底にいた年越しの立派な太刀魚が海温の上昇を知ってか新子(稚魚)を狙って海面近くに現れるのか、毎年春一番の吹く前後に瀬戸内~九州にかけて水揚げされます。僕も長年市場に仕入れにいっていましたが、まだ肌寒い2月後半~3月前半にかけて太刀魚の入荷を見ると今年も春の訪れだと思いました。初物を食べると長生きする。と言う諺があるように、この時に獲れる太刀魚は大型が多く脂も乗ってタンパク質豊富。焼くと身が盛り上がってレモンをかけると最高に旨い。鮮度落ちが速い太刀魚ですが上皮を取り、内臓と頭を取って身だけにすると刺身で食べれます。大きいサイズで無ければ刺身には向きませんが、年越しの海底に潜んでいたこの時期の太刀魚は大型が多くて旨いです。早速刺身と塩焼きにして頂きました。本日の突き出しは”数の子”正月以来久しぶり。



そしていつもの愛媛県宇和島で契約養殖されている厚切り”カンパチ”大ヒラメ”するめいか”の刺し身を楽しみ、



本日のメインデッシュ太刀魚のお造りに塩焼きをいただきました。ねっとりした肉厚の太刀魚の刺し身、昨年秋以降久しぶりだ。ただこんな肉厚の太刀魚の造りは何年ぶりだろ。全く味覚が違う。これはめったに食べれません。


それに遠赤外線ガス火でこんがりと手焼きした塩焼きは、見る限り身が盛り上がり旨そう。う~ん堪らん。年季の入った職人が目の前で焼いた太刀魚の焼き、贅沢極まりない。だから通うんです。もう少し会社から近ければ社員のみんなにも食べさせてやりたいといつも思う。


〆はいつもの”玉赤散らし”卵が粒々になる技は中々出来るモノではない。葱に卵が絡み少し苦甘く絶品。


そしていつもの天然まぐろの鉄火を食べてご馳走様。


旨味が脳天に登り旨味を噛みしめる。食べる度に違う天然本まぐろならではの味覚。今日のまぐろも又旨い。ご馳走様でした。

「奴寿司」天然 生の本マグロは養殖と違い嫌味が無い【わんまいる】

2023年2月21日(火)18時10分
今日は月に一度必ず立ち寄る自宅最寄り阪急神戸線塚口駅から五合橋線を北へ少し上がったマクドの並びにある老舗の「奴寿司」へ行きました。

おしどり夫婦が店を切り盛りしています。毎朝尼崎市地方卸売市場に出向き仕入れて来る鮮魚。特に「都会の生簀と呼ばる”いけ万“の伊予や壱岐で契約養殖しているカンパチやヒラメは絶品。今日の突き出しはサッと湯通しした”いかの松傘と菜の花の酢味噌和え”旨そう。

いかは柔らかくて噛めば噛むほど味が出て旨い。酢味噌で菜の花の苦味が抑えられ一種独特の珍味だ。あと半月も経つとホタルイカに変わると予告するかのような一品で、丁度いかの競りが全国各地で始まり春の訪れを感じます。取り敢えず刺身から頼むと今日は美味しい天然生の本マグロが入っていると勧めてくれたので刺身でなくにぎりで後からと伝え、日本で一番美味しいと思う伊予で養殖しているカンパチと大ヒラメの刺し身にするめいかに赤貝を注文。

このカンパチのコリコリ感、繊細な刺し(脂)の旨味、肉厚の刺し身に感動。旨さが脳天に登って行く。ビールでは魚達に失礼だから熱燗に切り換えて。。堪らん。。ひらめの噛み切れそうで噛み切れない刺身の中から甘み伝わりう~ん。。サビも効いて旨い。大好物のするめいか刺しもヌルヌル、コリコリ。噛めば噛むほど味が出る。
女将さんが目の前で胡麻油をブレンドした菜種油で揚げてくれる天ぷらを注文。少し贅沢だが白子が入っていると言うので白子も揚げてもらった。



僕はタラの白子は天ぷら、ふぐの白子は焼きが好き。おろしたての大根おろしを天つゆに入れて天ぷらに大根おろしをまとわり付けて食べる。最高に旨い。天ぷらは揚げたてを食べるのが一番。贅沢極まりない。そしてご主人お奨めの天然生の本マグロ赤身握りシャリ少しが二貫登場。

夢にまで見た厚みのあるマグロネタ。この繊細な刺しが赤身全体にかかり…見ているだけで生唾が湧き出る。これは箸で摘むとマグロに失礼なので手で。。うちの二歳になる孫のほっペより柔らかくモチモチしている。一気に口の中にほうばり噛むとこれまでとは違う領域の味覚が襲う。食べさせてやりたい人の顔が浮かぶ。そして〆に中々他の店ではしてくれない”玉赤ちらし”(玉子を細かく粒にして散らす出来そうで難しい調理技術)。

刻みねぎに粒粒に散らした溶き卵が絡み赤出汁を吸った玉子の粒が凄く美味しい。お酒を飲んだ後の至福の汁物だ。一緒に鉄火を食べる。うわー中身は生の本マグロの大トロだ。



泣きそうに旨い。自然と目を閉じて旨味を噛みしめている。。いやーホント美味しかったです。すっかりほろ酔い気分で自宅に戻り、ぬるめの風呂にゆっくり浸かり今日も一日お疲れ様でした。