堀田の試食歳時記 vol.146

昨日は、久しぶりに大阪松原の幸南食糧さんより、匠の厳選に使う4つのブレンド米が届きました。①福井華越前5割、北海道きらら5割②福井華越前5割、香川ヒノヒカリ5割③福井華越前6割、青森の津軽ロマン4割④福井華越前6割岐阜あさひの夢4割と4種類のブレンドの提案をいただきました。

最初は測定分析結果を見て、それに使われている品種銘柄を見て、多分美味しいと思う番号に印をします。そして試食、まず見た目、香り、箸の感覚、口当り、風味、味、硬さ、粘り、旨さなどを評価します。当然好き嫌いが分かれます。・・・・・・料理の匠、近藤先生も含め今回は全員一致で①福井華越前50%北海道きらら50%に決定!!

最初、測定分析結果を見た際、北海道のきららなんて?・・・と思いましたが、食べてみて驚き。。。見た目もつやがあり、香りも良くて、ともかく口当たりと食感と噛み締めると最初に口の中に広がる食味がとても美味しい!・・・・・・最近皆さんもご存知のように、北海道の米の食味ランキングが高くなって幻と呼ばれる銘柄も出てきたように、凄く食味が上がっている事に驚きました。

ご飯と言えば、魚の煮付けが最高!・・・・大阪中央卸売市場近畿圏水産事業組合㈱三恒さんよりようやく春の初物が届きました!と初セリのものを使い、日本海産の赤メバルの煮付けを作っていただきました。醤油、味醂、少しの砂糖に隠し味の生姜を使い、煮付けられたメバルは、ほんと春の訪れを感じさせます。

今では、もう殆どスーパーには並ばなくなったメバル、百貨店でも見かけるのはほんの一瞬です。惣菜を始めた時からの念願だった、メバルの煮付けをようやくご提供できることになりました。初物食べると長生きする。(初物=旬の食材を指します)・・・ぜひ春を味わって見て下さい。