堀田の試食歳時記 vol.144

昨日は、大相撲大阪場所の枡席仕出し弁当の請負が終了した大阪西区惣菜専門店服部恒さんから5月と6月の手作りおかずセット健幸ディナーのメニュー変更分が届きました。

今年はかつおが結構大漁で価格も下がったと言う事が大阪中央卸売市場から連絡が入り、本場静岡県産の鰹を使い、日本料理で言う鉢物=「大根と厚揚げの旨煮」の提案をいただきました。大根の切り方が少し小さいのでは?と思いました。鰹は高知県の郷土料理の様に前湯がきをして臭みを取り、薄口のだしでしっかり煮ているのでとても柔らかくて美味しいです。5月を感じる一品でした。

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それと島根県浜田漁港から鯖の味醂干しが届きました。見た感じ立派なのですが、食べると味醂干しというよりかは糠で漬け込んだものを干している感じでかなり味が苦く、これはちょと無理です。・・・・・先日試食した、味醂干しが名産の千葉県産の方がやはり美味しいです。千葉県産に決定!

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そして先日、直接養殖場まで行って来た甲斐がありました。なんと滋賀県の小松水産様から鮎の新子を服部さんへ直送して頂き、念願の鮎の新子の南蛮漬けが届きました。僕はこれだけ小さい鮎の新子を見るのも食べるのも初めてです。・・・・春の訪れにあわせて旬の味覚を頂く、まさに初物を食べると長生きする!最高の贅沢です!さぁ、全国の皆様へ健幸ディナーをお届けします。

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本日のピカイチは、鮎の新子南蛮漬けに決定!・・・・

次回は静岡県産の初鰹のたたきと大阪泉佐野産の新玉ネギのマリネを作ってくれるそうです。楽しみだね!