2021年7月20日(火)12時20分 今から約750年前、鎌倉時代に覚心和尚が中国の金山寺(きんざんじ)で「なめ味噌」の製法を学び、現在の由良町の興国寺で金山寺味噌としてその製法を広め、味噌の底に溜まった液を参考に工夫を重ね「たまり醤油」として販売を始めたのが「最初の一滴」醤油醸造発祥の地 和歌山県有田郡湯浅町として世界遺産に登録されています。また和歌山の地名にちなみ山が多く海へ流れる川も多い湯浅湾は、良質なカタクチ鰯の漁場としても有名で、その豊富さからしらすの禁漁期間はなく、温暖な気候から年中通してしらすが獲れ、和歌山特産の香りが良い大粒の葡萄山椒を加えて湯浅醤油で炊かれる「ちりめん山椒」は古くから有名です。その中でも100年以上ずっと天日干しにこだわる網元のまるとも海産のちりめん山椒は格別で、その理由はまるとも海産先代の女将さんの実家が地元でも有名な割烹料理屋さんでその味を受け継いだからと思います。僕も何度かお邪魔してしらすの試食の際に一緒に出してくれる佃煮の美味しい事。。素人ではないなと訊ねるとやはりそうだったのかという感じです。いかなごのくぎ煮も醤油発祥の地ならではの味付で上品で柔らかく炊き上げられています。久しぶりに湯浅のちりめん山椒をご飯にふりかけて食べましたが、いい香りでピリッと辛く甘い醤油で美味しいです。ちりめん山椒発祥地京都の硬く干した上乾のちりめんじゃことは又異なります。湯浅しらす網元の百年ずっと天日干ししらすを醤油発祥の湯浅醤油と和歌山葡萄山椒で作るちりめん山椒を「魚朝食」のご飯の共にお奨めします。


