2019年2月13日(水)今日は4時に起床、梅田新阪急ホテル前から5時20分の関西空港行きに乗り込みピーチで福岡空港へ。到着後しばらく時間があったのでどうしようかなぁ?福岡と言えば「博多明太子」「あまおう」「もつ鍋」が三大名物。そのあまおうのソフトクリームの看板が目に止まり喫茶店へ入り注文すると品切れ。仕方なくチョコレート味を注文しました。濃厚で美味しい!先日兵庫県の三木サービスエリアで試食した高速道路サービスエリア日本一に選ばれたソフトクリームより濃厚でコーンの焼き加減も香ばしくて美味しいです。空港売店と高速道路サービスエリア売店との違いを感じました(駅弁対空弁も違う)。
そして空港近くの流通センター内にある香港の高級スーパー「シティ・スーパー」さんの日本製品買付け会社の日本法人様へ訪問させていただきました。創業は20年前に西武百貨店香港支店撤退の折に地元のお客様からの要望に応えて日本製品主体の品質重視の高級スーパーを立ち上げられたとの事。年齢もアッパーな方も多く、香港では公的介護が無いのでフィリピン人のお手伝いさんと一緒に買物に来られる方も多いと聞きましたので、人気の和食としてわんまいるの旬の手作りおかずセット「健幸ディナー」を提案させていただきました。食材を購入してもらう事が基本の食品スーパーで冷凍惣菜を販売するのは趣旨に反するとしながらも、お客様の事を考えるという事で担当者へ繋いでいただける事になりました。
福岡空港に戻り、土産売場を観察。一時落ち込んでいた辛子明太子の人気が少し復活しています。一次大ブームだったあまおうは随分売場から減っていました。冬場ラーメンとセットになった「もつ鍋」が多く並んでいました。その中で僕の目を引いたのはうちの長男と同じ名前の冷やして食べる「努努鶏」の手羽中の唐揚げです。サイトを見ると売切れで2ヶ月先のお届けと案内がありました。早速購入して長男の家に送りました。それと「いわし明太子」です。先週千葉に住んでいる娘の旦那にいわし明太の話をすると全く知りませんでした。昔から売られていますが、自分で焼くのが面倒なのかそんなに売れてなさそうですが、焼いて食べると絶品です。そこでいわし明太子を仕入れて弊社協力工場で焼いてもらう事にします。皆さん楽しみにして下さい!
ランチは新しく空港内に出来た全国の人気ラーメン店10社が出展しているラーメン滑走路に行き、福岡で有名な「一幸舎」さんに行くと、まだ昼前だと言うのに満席状態!お客様は良く知っていますね。塩トンコツラーメンと餃子を注文。細麺で濃厚な甘口で旨い!辛口の好きな人の為に高菜の辛子漬がフリーで置かれています。その他にもおろしにんにくと紅ショウガもフリーでおいてあります。この配慮が人気の秘訣です。ところが餃子はおそらく仕入モノなのか?味がイマイチで残念。ラーメンにはかなりこだわっているのに餃子にこだわりは感じられませんでした。デザートに明太子入りの焼き餅が売られていたので試食しましたが、明太子に火が入ってお餅の中でボイルされている感じであのつぶつぶ感がなく変な味がします。大失敗!
そのまま羽田空港へ飛び立ちそのまま茅場町へ直行!東京メトロ茅場町駅で青森県農村工業農業協同組合連合会通称「JAアオレン」の営業濱中君と待ち合わせ。僕は初対面ですが若いのにしっかりしています。中国への輸出について食事をしながら商談させていただきました。久しぶりの茅場町です。箱崎に首都圏をご担当いただく酒問屋の升喜さんの本社があり、昔は常宿でした。
僕は天ぷらが大好物。東京と大阪も含め他道府県では天ぷら専門店はホテルや百貨店以外の路面は存在しませんが、東京には普通に路面店として天ぷら専門店が存在しています。揚げたての天ぷらがでてきて最後のかき揚げ丼か天茶が定食のコースで比較的安く提供いただけます。僕は〆の天茶が大好きです。日本の天茶の発祥は、かつて多くの文豪が泊った水天宮の山の上ホテルさんだと聞きます。現在でも日本橋の三越百貨店の地下一階にある山の上ホテル直営の天ぷらを皆さんわざわざ食べにこられる人でお昼は満席です。しかも一杯飲んだ後の〆の天茶、贅沢極まりない!口の中で香ばしさがだしで柔らかくなったご飯との食感が絶妙でわさびの香りが食慾をそそります。天ぷらなのにいくらでも入る感じです。東京と言えば穴子の天ぷらが格別です。穴子だけは鰻と異なり国内ても獲れる地域で種類が違います。僕は仕事柄長崎県対馬の穴子、島根県の日本海側で獲れる穴子、岡山など瀬戸内で獲れる穴子、大阪湾で、愛知県三重県、関東、北陸、宮城県や岩手県など違います。身が違うのです!当然味覚も違います。たぶんこれから穴子もそれぞれ違いを訴求して販売されるようになると思っており、一大穴子ブームがあと数年後にやって来ると感じています。今のうちにしっかりと勉強しておくとブーム到来した時に乗り遅れないと思います。