今年は昭和100年としての話題を良く見かけるようになりました。僕が生まれたのは昭和36年で、戦後の高度成長が著しい時代。闇市から身を起こした飲食店も多く、お金儲けと言うよりは、安くて美味しい食事をお腹一杯食べさせてあげたいと言う店主の思いや温もりを感じる個人店全盛だったと振り返リ思います。そんなことから”食い倒れの街大阪”“天下の台所大阪”と呼ばれるようになりました。そして昭和50年代に入ると、大手スーパーが勢いを増して店舗展開。コンビニが登場し、飲食店の多店舗展開が始まり、個人店は後継者も少なく衰退していきました。そんな中でも独自の工夫で残っているお店・飲食店などあり、業務用卸として生き残っている専門食品製造会社も各地に存在しています。では今週もそんな老舗9社の味をお楽しみ下さい。
今週の「わんまいる健幸ディナー」の献立
【1食目】主菜:昔懐かしい ミートオムレツ
1食目の主菜は、昔懐かしい喫茶店の味を再現した「昔懐かしい ミートオムレツ」。製造は、昭和36年創業の玉子総菜専門製造会社 東京のすぐる食品様です。冷凍するのが難しい玉子料理ですが、フワフワでトロっとした食感です。僕はケチャップとウスターソースをかけ、千切りキャベツを添えて食べています。副菜の「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」は、昭和18年大阪西区で創業した、かつては大阪中の商店街に惣菜店を展開していた会社のセントラルキッチンである吉フーズ様に作っていだいています。副々菜の「人参しりしり」は、阿波踊りの本場 徳島県阿波市にある野菜加工・調理会社徳冷様の製造で、人参を細切りにして、鶏肉とで炒めています。【2食目】主菜:愛媛名物 はもカツ
2食目の主菜は、「愛媛名物 はもカツ」です。愛媛県ご当地グルメとしてインバウンドからも人気。北海道産助惣鱈と愛媛県産のハモのすり身と自家製豆腐と玉ねぎを使ったフィッシュカツです。愛媛県 四国中央市の老舗 青木蒲鉾店様に作ってもらいました。僕は千切りキャベツを添えてウスターソースをかけて食べています。副菜はトロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」と、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」をご用意しました。ブロッコリーにはがん予防効果のあるスルフォラファンやビタミンCが多く含まれています。【3食目】主菜:みやぎ森林どり
3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林どり」を使用した和食の定番「みやぎ森林鶏の筑前煮」。製造は、昭和42年創業の宮城県東松島市で創業した高級スーパーや百貨店などに卸す野菜加工・食品製造会社石川食品様です。みやぎ森林鶏から良い出汁が出て野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。副菜には、野菜をたくさん加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」と、昭和47年創業 宮城県仙台市 かねき食品様に、日本の三陸沖で獲れた上質な太い茎にひじきを使って「三陸産ひじきと高野豆腐の煮物」を作っていただきました。ひじきのカルシウム量は、海藻類の中でもトップクラスで、鉄や食物繊維も豊富に含まれています。【4食目】主菜:国産若鶏モモ肉のローストチキン
4食目の主菜は、「国産若鶏モモ肉のローストチキン」です。昭和63年創業の大分市のデリカフーズ大塚様に、九州各地の契約養鶏場の若鳥を厳選し、マスタードやバジル、ロースマリー、パセリ、黒胡椒など10種類香辛料を使い、スパイシーに仕上げてもらいました。皮目をこんがり焼く事で不飽和脂肪酸が肉からにじみ出て臭みも無くなり、ジューシーな味わいになります。副菜は、大正12年創業の大阪市西成区矢田健商店様に、食塩無添加北海道産じゃが芋で「フレンチポテト」を作ってもらいました。それと、冷たくさっぱりと箸休めに、淡色野菜の中でもビタミンC豊富なキャベツを使用した「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。【5食目】主菜:大山豚とキャベツの味噌炒め(回鍋肉)
5食目の主菜は、鳥取県にある大山の麓で良質な伏流水で育てられた、柔らかく旨みたっぷりの大山豚を使った「大山豚とキャベツの味噌炒め(回鍋肉)」です。ピリ辛を抑えているのでお好みで七味唐辛子をふりかけて混ぜてお召し上がり下さい。副菜は、ジューシーな「大分のからあげ」。副々菜の北関東の郷土料理でお正月の三日に無病息災を祈り食べ継がれている「味付け三日とろろ」は、昭和30年創業の群馬県大田市の野菜加工・食品製造業で刻みねぎや、おろしわさび等を卸している三和食品様に作っていただきました。ご飯にのせて食べるのもいいですね。山芋の消化酵素アミラーゼは、でんぷんの消化を助けてくれる働きがあります。では来週もお楽しみに!
わんまいるが献立づくりで大切にしていることは、わんまいるの食と栄養へのこだわりで紹介しています。
