堀田の観察日記  vol.131

2月28日(日)、今日は1ケ月ぶりに大阪難波の高島屋さん惣菜売り場に定点観測に来ました。
春に食指(食の指数)が高い料理は、冬の煮物、鍋物⇒炒め物、焼き物、天ぷらとされていますが、売り場を見る限り全くその通りで、一部ちゃんぽんなど人気メニューはあるものの焼き鳥、天ぷら専門店にはたくさんの人で賑わっています。魚も煮魚よりカレイやサワラの西京焼きの方が売れています。
また、九条ネギの出し巻きは残り3つで売り切れに、東京野田屋の鰻蒲焼も人気、長崎県雲仙島原のかまだすの具材沢山のちゃんぽん、創業1935年創業の洋食屋かやくさんの玉子コロッケ2コ480円、天むす3ケ入り478円が人気、フライ専門店では中に包んだトマトソースのリゾットコロッケが何と378円とけっこう高価なのに良く売れています。阪急、阪神百貨店でも共通してヤリイカの香ばしい七味揚げが616円とこちらも高いのに良く売れています。やはり揚げ物を家ではしなくなったからだと思います。
サラダコーナーでは、あっさりセロリとタコのマリネ357円や中華風春雨サラダ210円が人気、いずれもスーパーの惣菜コーナーでは売られてなく、自宅でも作ることが難しい具材のメニューが人気です。
阪急、阪神に比べても惣菜コーナーの売り場が広く、専門店も沢山店を出店している難波高島屋さんの惣菜売り場、スイーツも含め多彩なメニュー開発にいつも感心させられます。但し最近はどこの百貨店さんも旬の食材の使用が少なくなって来たように思います。いかりスーパーのように旬の食材を使い、季節のメニューをしっかり作って欲しいと思いました。