堀田のうまいもん日記  vol.132

3月1日(火)、今日は半年振りに高校一年の時からの親友の鉄鋼商社㈱日世通商社長の平野と一緒に飯を食べに来ました。平野は仕事柄海外への出張が多く、大のワイン好きで、今日は平野が店を予約、西梅田のハービストとヒルトンホテルの間の通り沿いにある、サンフランシスコ、ナパバレーにエステイトワイナリーを持つ、辻本憲三さんのお店に行きました。このお店のコンセプトは、サンフランシスコまで行かなくても、気軽に色んな品種のワインをグラスでの楽しめることで、お勧めのメニューが今月の料理に合わせた6種類のワインコースがあり、しかもタップリ飲める・気楽に飲める・少しづつ楽しめると3つの量にも分かれていて、僕はお酒が弱いので少しづつ楽しめるコースを注文しました。特にワインは料理に合わせて口の中に入れることにより、味と栄養成分の相乗効果で凄く旨みが増して、さにら栄養効果も高まります。この合わせることが最も食事には大切なキーワードです。

まず、出されたのが毎月1日はお赤飯を丸く握ったものをサービスとして出されているそうで、とりあえずいただきました。そして一品目は、2014年の白のソービニオンブラウンで少しリースリングが混じっていると思われ、とても食欲をそそる飲み口です。そこに北海道産の炙った帆立貝と海老に新若布にうにを混ぜたホワイトソースがかけられていて、このソースならもう少し辛めのワインでも合うかもと思いましたが、基本は前菜にあわせた飲み易いリースリング系がセオリーです。最初は極力味が濃くないものからが料理を楽しむのが鉄則ですのでわがままは言いません。二品目は、2014年のメルローのロゼワインと手長海老のタルタルホワイトソース添えで、この組み合わせは口の中でとても美味しくいただきました。三品目は、2014年の軽めのメルローです。おそらくシラーが15%ほどブレンドしてると感じたので、ソムリエに尋ねると、「良くお解かりになられますね!」と。。。。花見鯛の焼きものに菜の花を添えてソテー風に、ちょっと鯛が・・・四品目は、平野が一番好きだと言う、2012年カベルネソーヴィニオン、フルボディまではいきませんがしっかりしていてこれは旨い!!ほたるいかとおそらくヤリイカと思うカリッと揚がった天ぷらの鰹と昆布出汁のチャンプルーみたいな料理で、これは美味しい!ほたるいかもう少ししたら新物が入荷しはじめるとさらにこのメニューはさらに美味しくなりますね。五品目は、カリフォルニアを代表する高級ワインに付けられるプロプライアタリと呼ばれる良い品種だけをブレンドした2012年のフルボディはサーロインのサイコロステーキと野菜、また野菜に添えられた三種類のソースに凄く合いました。追加でグラスワインを頼んで、二時間半のディナー久しぶりに友と本音トークで過ごしました。これだけの種類のワインを料理に合わせて楽しんだのは人生初の体験でした。他店でもフルボトルではなく、このようなメニューを品揃えしたら流行るのにと思いました。後は、もう少し食材が良ければ、さらに楽しめたと思いました。