2021年3月9日(火)18時50分 緊急事態宣言で2ヶ月間休業していた自宅近くの「奴寿司-塚口(阪急)」へ仕事帰りに立ち寄りました。
大阪市内の割烹料理屋、寿司屋で修行を終え今年で創業33年のよしもと新喜劇の(故)岡八郎さんが生前は良く来られていた、寿司以外にも一品料理が楽しめる立ち鮨です。今日の突き出しは旬の「赤ナマコのボンズ和え」特有のネバネバとコリコリとした食感が堪らない。
この頃は不漁で値段が高くなりメニューから消えた冬の酒の肴です。何も言わなくてもご主人が手早く 笹の葉の上に大根のつまを敷いて大葉を乗せて愛媛県伊予で契約養殖をしてる名物のカンパチ・平目・すめるいか・赤貝の4種盛りを造ってくれました。
ネタの寝かし方が何とも言えなく脳天に旨さが昇って行く。。3ヶ月ぷりに味わう旨さだ。これは熱燗を飲まないと魚に申し訳ない。。野菜の天ぷらを揚げてもらっている間にいつもの鉄火が提供され、見事な深みのある赤身のインドマグロだ。
熱燗には鉄火巻きが一番だと言う寿司屋の大将は多い。さびを効かして粘りある赤身とシャリと海苔が口の中で混ざり合い絶品。熱燗を口に含むと堪らなく旨い!いやー生きていて良かったと思う瞬間だ。女将さんがゴマ油をブレンドした油で香ばしく揚げてくれた蓮根・さつま芋・南瓜・しし唐・大葉の野菜天ぷら盛合せは、味醂を効かせた天つゆにおろしたての大根を入れて天ぷらを浸して喰う!つゆが天ぷらに染み込んで絶品。
いつもこれで止めるのだがお客さん来ないしたまにはと思い、大好物のうざく(鰻と胡瓜の甘酢和え)を頼むと手際よく遠赤外線の網で白焼きに近い蒲焼を香ばしくサッと焼いて極薄に刻んだ胡瓜とミョウガを隠し味に忍ばせるのが難い。
〆に他店では殆ど応じてくれなくなった「刻みねぎ入り玉赤ちらし」。赤出汁に卵を入れるのは一般的だが、極細切り青ねぎを加えた溶き卵を赤出汁に散らすように流し込む。青ねぎの薬味が甘い卵とじに絡み、赤出汁と混ざりあい究極の味わいに。和食料理の最後に発酵食品の赤出汁をいただくと満足感がぐっと増します。いや-美味しかった。








