訪問日記  vol.208

2016年9月29日(木)今日は、惣菜チーム責任者の吉川課長代理と京都大原三千院で有機野菜を作ってわんまいるに食材を供給してくれている、藤岡農園さんへ冬場の野菜作りの計画の打合せにお伺いしました。この辺りは標高が高く、冬になると積雪が多い地域で、葉物は九条ネギ、ブロッコリー、カリフラワー、畑菜ぐらいで、雪下で熟成された人参や聖護院大根、里芋などが美味しく出来上がります。・・・写真でもありますように指定文化財として登録されているかやぶき屋根の「元大原茶屋」を借りて、作業場として利用、紅葉シーズンなどにはイベントなどにも使われているそうです。僕としては、何とか改装して地元で採れた野菜を使った料理を提供出来る「大原茶屋」を復興してほしいと願っています。偶然にも藤岡君のフィアンセが管理栄養士で、醍醐寺の修行僧に精進料理を作っている事から、わんまいるでも大原三千院藤岡農園で採れた野菜を使った精進料理を取扱いたいと願っています。

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打合せ後、河原町まで出て一緒に会席を頂きました。先付けに、柚子の香りがする湯葉のにこごり、フォアグラの煮込みスープ、季節はずれのはもと旬の松茸のお吸い物、秋鮭のベシャメルソース梅肉添え、ここまでは、たいして美味しくはありませんでしたが、次に出された、美味しそうなヒラマサに鯛、鮪の中トロの刺身の美味しさにビックリ、中々の包丁捌きです。思わずここのマスターは日本料理が得意なのですか?と聞くとそうなんです!と・・・なら日本料理の献立にしたら良いのに!と思いました。次に出された魚臭がする鰯のつくね八幡巻きみたいな天ぷらもイマイチ、豆腐団子のきのこ和風あんかけは普通、〆にトウモロコシご飯でした。もう9月の終りというのに、献立の食材が秋に統一されていないのはどうかと思いました、〆に松茸とは言いませんが栗ご飯ぐらいは食べたかったです。

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