11月11日(水)、今日も本社テストキッチンでの試食です。
新潟県ＪＡえちご上越さんと連携してもう１０年以上経過、今やわんまいるお米部門売上NO.1となった越後上越地域収穫100％のこしひかり、平成27年度産を試食致しました！品質分析表では、栄養と旨み成分のアミロースが17.9％と高く、これが美味しさの証しです。口に入れて噛んだ瞬間に独特の美味しさを感じます。正常粒は93.7％と若干低いのですが、当社規程92％以上の規程内の正常粒です。見た目、風味、味覚、食感、特に味覚に関しては独特のお米の旨みが味わえます。一般にスーパーマーケット等で売られている新潟こしひかりよりは割高ではありますが、とても美味しいです。僕の家でも食べ続けています。皆さんも一度食べ比べて見て下さい。
静岡県焼津漁協サカナセンターに出店しているスマイル水産様から「びん長鮪の炭火で炙ったたたき」を提案頂きました。鮪釣りが趣味の僕はまずびん長鮪は食べませんが、見た感じ凄く新鮮で、凄く脂が乗っていて、サシ（脂の層）が入っておいしそう。。。こんなびん長鮪は見たことがありません。これは無茶旨いのと違うか？と直感し、早速口の中へ・・・とろけるような食感に感動！・・・・この写真の4分の1に薄く切って、包丁の裏で叩くと脂がにじみ出て来ます。それを多めにといたわさび醤油につけてご飯に巻いて食べるとびっくりするほど美味しいですよ！
同じく焼津のスマイル水産さんより、北海道で獲れた鰯の醤油干しも提案いただきました！見た感じ、干している割には身が多く、一瞬秋刀魚？・・・と思う程！焼いて食べますと、コレまで食べた事が無い食味にビックリ！先ほどの鮪と同じくＥＰＡを多く含む善玉コレステロール（いわゆるサシ）がしっかり入って無茶美味しい。試食したバイヤー、スタッフ一同ビックリ仰天！！全国から集まるだけあって、さすが静岡県焼津漁港と思い知らされました！この鰯を生から蒲焼のタレに漬けて炭火で焼いた蒲焼を一度でよいから食べて見たいです。鰻の蒲焼でも有名な静岡県、そのタレに静岡の煎茶を混ぜて焼津漁港で水揚げされる鰯の蒲焼を焼津の名物にしたら良いと思いました！・・・・・年明けにでも出向いて作りに行きたい！
三重県を誇るブランド豚、さくらポーク。このさくらポークを使った豚丼の具を提案いただきました！・・・・弊社では試食する際、何も知らされずに試食します、理由は最初に説明を聞くとイメージしてしまうので僕は聞かないようにして、自分の経験と味覚とで価値を決めます。それからメーカーさんの仕様を聞くようにしてます。ほとんど外れた事がありません。今回もさくらポークとは知らされずに豚丼を試食しました。見た感じちょっとレトルトっぽく感じました。よくお土産で売られている豚丼の具を連想しました。口に入れるとやはりレトルトっぽいです。。。これレトルト？と確認して始めてさくらポークと知らされました。使われているタレもイマイチで、いつも取り扱っているさくらポークのほうが、断然おいしいです。素材と調味料と調理の仕方で食味は随分変わりますが、今回はちょっと残念でした。
京都吉祥院の吉祥庵さんから、保存料を使わず作りたてを急速冷凍した八つ橋、生チョコ・抹茶・さくら・うぐいす餡と4種類いただきました！どれも食べやすいサイズで何より保存料が入っていないから美味しいです！
さて、ようやく半年かかりましたが、同志社大学院博士課程で農業を研究しながら京都大原三千院に移り住み、京野菜を自らの農園で作っている藤岡君(来年3月で博士課程が終了すれば、博士となるのでそれまでは君で呼ばせて下さい。)が作る京野菜を使って、おせち料理を毎年取り扱いさせていただいております、京都市内にも料亭を経営しているしょうざんリゾート様に協力いただき、京料理を作っていただき皆様へ販売できるようになりました。正に夢の実現です！
一品目は、昨年からの大阪泉佐野の若手農家４Ｈクラブに始まり、今年は京都大原三千院周辺の京野菜を使った手作りおかず（おかずを超えた料理の領域に！）・・・聖護院大根のふろふきが完成！・・・・こりゃ見るからに違うわ！さすが京野菜と言われるだけあるわ！皆さん本当に美味しいです。これまで京の料理は料亭やホテルで会席を食べた経験がありますが、素朴な料理は百貨店の地下で買うぐらい。。。テイクアウトは保存料が入っているので美味しくありません。・・・・・保存料を使わず、昆布・鰹など自然の出汁で料理人が手作りで作った一品です。味にうるさい事をしっていて？多分一発で試食を通そうと思って作られた力作を感じました！白だしと醤油だし、うなる美味しさに感動を覚えました！
そして初めて食べた京野菜の畑菜と厚揚げの炊き合わせは水菜に比べ柔らかくてバターの味がするような食味で無茶苦茶美味しいです！深みのあるプレミアムビールでいただくと最高に美味しいと思いました。
