堀田の試食歳時記 vol.101

昨日は、神戸元町駅近の中華街南京町で行列が出来ている皇蘭本店さんから国産豚肉をピザソースで味付けした「ピザまん」を提案いただきました。もう少し濃い味かと思っていましたが、軽めの味付けで美味しいかったです。担当の甘利バイヤーが年末の挨拶にお伺いした所、今日も行列が出来ていたそうで、たいしたもんですね!それと、国産豚肉ロースをとろけるように拭いて蒸かした豚トロしゅうまいも提案をいただきました。名前の通り口の中で豚肉がとろけるような食感がします。お好みでからしを付けて醤油やポン酢でいただくと酒の肴によく合うと思いました。

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関西を代表する関西スーパー創業者のお孫さんの北田社長が経営する、冷凍食品製造メーカー阪神フードさんから、元全日空ホテル総料理長 山下シェフに指導をしていただき、フレンチトーストを今年の春から何回も試作を重ねようやく量産できるようになったという事で、最終の試食をさせていただきました。山下シェフが作ると美味しいのに目の前で同じように作っても同じ食味食感にならない、何回も試作を重ね、ようやく同じ食味・食感に。。。次に苦労するのは量産(数を多く作った場合)した場合均一した食味・食感にならないこと、・・・・最初は大抵このようになります。これを何回も作っていくうちに均一した食味食感になって行くのです。最初はサイズすら違うものが出来ます。皆さん出来上がったものを食べられるとこんな苦労は全くお気づきにならないでしょうが、一品二品つくるのではなく、100品200品を大きな釜やスチームコンベクションやオーブンなどで大量調理するのですからサイズや味、食感などを均一するのが大変難しいのです。ようやく大量に均一的な食味・食感で作れるようになったと
いう事で試食しましたが、パンの端が固く、端を切り取るように指示いたしました。マーガリンではなく希少価値のバターを使うことでコクとまろやかさと焼き上がりを良くしています。春から始まり、約10ケ月かがりで完成したフレンチトーストです。レンジで解凍するだけで本格フレンチトーストを召し上がって頂けます。

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最後に、昔から伝わる熊野本宮「釜餅」をいただきました。大鳥居前の田んぼで収穫されるもち米を釜で炊き上げその中ですりこ木を使い半つきの状 態まで仕上げ、よもぎやくるみなどを練りこんだり、あんこを中に入れたりと、一つ一つ手作りされているとの事。半つきなのでおはぎまで柔らかくなくて餅米の食感が楽しめ大変美味しいです。特にくるみが甘くて美味しいかったです。

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本日のピカイチは、熊野本宮の釜餅くるみに決定!