堀田の試食歳時記 vol.102(2015年第1回目)

新年明けましたおめでとうございます。
本日は、料理の匠近藤先生、管理栄養士湯川先生、両先生にお集まりいただいて、新年最初の試食会でした。お客様からのご意見・ご感想、販売担当者からの要望などお寄せいただき、お陰様で、食味の方も随分向上する事が出来ました。昨日自宅で食べた肉じゃがなどは思わずイカリスーパーのお惣菜かと間違うぐらい出来ばいがよくなって来ました。

さっそく仕事始めの試食。まず一品目は服部恒さんから以前湯川先生より提案をいただいたデミグラスソースを加えたミートローフです。近藤先生から、野菜が少ないので、もっと野菜を荒切りにして多く使用するようにと、そうする事で本来のフランス料理であるミートローフが楽しめますとご指導いただきました。

image

二品目は泉佐野市のブランド野菜、松浪キャベツを使用したポトフです。ブロッコリーも泉佐野大阪エコ野菜に切り替えます。近藤先生より燻製ウインナーを使わずむしろベーコンに切り替えて、野菜をもっとふんだんに使うようにと指導いただきました。

image

三品目の牛すき焼は、すき焼と言うには程遠い肉の量、白菜と牛肉の旨煮なら言う事なし!と近藤先生より太鼓判。春になれば泉佐野の松浪キャベツと牛肉の旨煮に変更してもよいかと思いました。四品目の青梗菜の中華風煮物に関しては、近藤先生よりなぜ青梗菜を無理やり使うのか?よく解らない。それより旬の春菊とか水菜があるのでそれに薄揚げを刻んで炊き合わせにすると和惣菜としてバッチリですと・・・・・五品目の青梗菜とカニカマの和え物に関してはカニカマを使うこと自体ありえない!と一撃でした。

image

六品目は今回より初登場の品川プリンスホテルで修行を積み神戸三宮で開業、25年間フランス料理専門店を営むビストロオーナーシェフを紹介いただき、北海道産のじゃが芋・玉ねぎ・牛乳を使用したクリームシチューを提案いただきました。近藤先生からクリームシチューは殆ど夕食に召し上がられると思うので150gから180gに変更する事で、具材が多く見えて、シチューらしく見えるようになる為、シチューの量を増やすように、値段を上げてでもコクを楽しんでもらいたいので、生クリームを使用して具材をバターで焼くと本格シチューになります。美味しいシチューはまた食べたくなるので、少し販売価格を上げても元ととなる生クリームとバターは使用して欲しいと指導を頂きました。

image

七品目の国産コーンポタージュと国産かぼちゃポタージュに関しては、量が140gと少し多いので100gにして、値段を下げてご提供することによって多くのお客様に購入いただけるのでは?と。。。ただ、手作り感があって凄く出来は良いとの事でした。今後は泉佐野市のこだわり農家が作る大阪エコ野菜を使用したいと考えています。

image

今年も1年間、一般家庭への宅配一筋36年高校3年間のアルバイトをあわすと39年、ともかく「美味しい、ありがとう、助かるわ」の声を一人でも多く、宅配で豊かな暮らしを「わんまいる」は提供し続けますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。