わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/10~7/16お届け分)

僕は美味しい「食」を楽しむのが趣味なので、魚釣りを仕事柄全国各地で楽しみました。自分が食べる魚はすぐに〆て血抜きをし、自分で捌いて料理するか、漁港近くに知り合い料理屋があれば持ち込んで楽しみます。中学3年で酒屋にアルバイトに行ったのがきっかけでそのまま就職し、23歳で酒屋が経営する居酒屋の店長に抜擢されて料理を勉強。それ以来ずっと酒と食に携わり、全国を回って多くの商品開発を進める中で、生産者と交わって食材の選び方や一次加工、下処理から最終調理まで勉強し、自分の口に合うようにオリジナルの料理を作るようになりました。自分で食べて美味しいものだけを取り扱い、納得しないものは取り扱わない方針でやって来ました。食材と食材に合った調理、献立なら主菜と副菜の味のバランスや見た目にこだわっています。そして何より毎日食べても飽きが来ないようにメニューにも注意をはらい、繰り返し食べたくなる献立メニューになるように品質と美味しさとを日々追求しています。それでは今週お届けする献立メニューを紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産鮭のレモンペッパーオイル焼」。大阪市中央卸売市場で仲卸 “鮭の三恒”の異名を取る株式会社三恒の三代目三上社長が自ら産地で目利きした北海道産の鮭をレモンピール・唐辛子・レッドベルペッパー・パセリ・マスタードといった香辛料を混ぜたオイルで焼き上げました。オイルソースが素材をコーティングして蒸し焼き状態になるので、鮭の身が柔らかくジューシーに仕上がっていて、レモンの爽やかな香りが食欲をそそります。副菜には、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な3種豆(ひよこ豆・青えんどう・赤インゲン)をトマトベースで煮込んで香りと風味が良い「3種豆のトマトソース煮」とソテーにした「じゃがいもコーン」をセットにしました。僕はオイル焼きの時は、主食にバケットを焼いてワインで楽しんでいます。

2品目の主菜は、「金華さばの味噌煮」です。世界三大漁場の一つ三陸で獲れた金華鯖を、高知市と大阪北新地で土佐料理・割烹・料亭・ステーキハウスなど展開するマークさんの南国市のセントラルキッチン ガイヤさんで作ってもらいました。高級飲食店ならではの上品で繊細な味わいをご賞味下さい。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と、ビタミン、ミネラルが豊富な小松菜と食物繊維があるこんにゃくを使い、ゴマの風味と豆腐のコクが良い相性の「小松菜とこんにゃくの白和え」にしてセットしました。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。高知県四万十町で養豚されている、ほどよい脂身があって、甘くてとろける脂身が特徴の四万十ポークと、北海道産のじゃがいも、淡路島産玉ねぎを使っています。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくりしみ込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。淡路島内及び関西一円のホテルや飲食店に卸されている明治初期淡路で創業した沖物産様に作っていただきました。副菜にはカルシウム、鉄分、食物繊維が豊富なひじきと、消化吸収率の高い大豆を組み合わせた「ひじきと大豆の旨煮」と、大分豊後の名物で、鶏の旨味があふれ出る「とり天」をセットにしました。

4食目の主菜は、「北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」。1.5mmにスライスした国産牛バラ肉を入れてじっくり煮込み、有名カレー専門店が入れているサルサソースを加えて深みを出しています。辛さは控えめにしてあります。副菜の「玉ねぎ、人参とピーマンのマリネ」は、ビタミンCが豊富で夏野菜の代表であるピーマンを、さっぱり食べられるマリネに仕上げました。それと箸休めに「キャベツと人参のコールスロー」をセットに。キャベツに含まれるビタミンUは胃酸をおさえたり、胃腸を守る働きがあります。さっぱりとした副菜で、野菜もしっかり摂っていきましょう。

5食目の中華メニューの主菜は、「国産鶏のチリソース」です。全国主要百貨店に中華惣菜専門店を展開しているフーズバレットさんがつくるだけあって本格的で、ピリ辛味が染み込んだ柔らかい鶏肉が絶品です。湯せん調理するだけで出来立ての本格中華を味わって頂けます。副菜には、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参のごま油風味」と、豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」のセットです。生活習慣病予防や老化抑制効果のあるリコピンを含むトマトの入ったチリソースによく合う焼売を合わせました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/3~7/9お届け分)

平成17年当時、高齢者比率、人口減少率、知名度の低さワーストだった島根県にブランド推進課が発足し業務提携していた伊藤忠商事さんから紹介され県産品の開発と販売支援を頼まれ、連携協定を結び温暖化に対応したお米「キヌムスメ」の開発販売支援、隠岐の白いか焼売、泳ぎ牛弁当など多くのご当地グルメを開発、そして島根和牛の肉じゃがを売り出した時に、「こんな惣菜助かるわ」「買い置き出来るように真空パック冷凍して欲しい」とお客様の要望に応えて冷凍機器業務用厨房設備会社大手フクシマガリレイさんのテストキッチンで試作を作っていた際に、真空調理第一人者の元帝国ホテル料理長 石川シェフを紹介いただき、顧問契約して調理指導を賜り「個包装真空調理冷凍技術」を学びました。下処理した食材と調味料(出汁やたれ)を袋に入れて真空圧力で調味料を染み込ませ低温調理する事で食材の旨味と出汁の旨味が混ざり外に逃げず抜群に美味しくなります。(すべてが真空調理ではございません)更に冷凍保存し食べる際に沸騰させたお湯で湯せん調理する事で、電子レンジとは異なり、加熱ムラが起こりにくく、食品の水分も保持されやすいのでおいしく味わっていただけます。サラダやお浸しなど冷たく召し上がっていただくメニューは袋のまま流水解凍。冷たいうちにお皿に盛り付けて下さい。それでは今週お届けする献立を紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「大分津久見ぶりの漬け焼き」です。引き締まった身をスチームコンベクションで柔らかくしてから大分特有の甘い地醤油をベースの秘伝のタレに漬けて焼き上げに仕上げました。副菜は、高血圧、心筋梗塞の予防効果のあるほうれん草を使った「ほうれん草と椎茸の卵とじ」を副菜としてご用意。それに、コリコリとした食感と、噛むほどに口の中に旨味が広がる山形県最上郡特産「秘伝豆」の塩ゆでをセットにしました。大分の恵まれた環境で育った、脂のりがよく身がしまっているブリは、ビタミンDが豊富なので、カルシウム豊富な秘伝豆がカルシウム吸収率をアップしてくれます。

2品目の主菜は、「瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬け」です。香川県さぬき市の水産会社安岐水産さんに、地元瀬戸内で獲れる太刀魚を丁寧に身だけをカットにしてサッと油で揚げた後、鳴門産のわかめと玉ねぎと人参を加え、まろやかな酸味の味付けの南蛮漬けに仕上げました。骨も取り除いて食べ易く、流水解凍で冷たくしてお召し上がり下さい。まろやかな味の南蛮漬けは疲労回復効果が期待できます。副菜には、カルシウムが多い大豆製品と考え、「がんもと彩り野菜の含め煮」と、食物繊維たっぷりのごぼうを玉子でとじた「ごぼうの柳川風」を副菜にご用意しました。

3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林鶏」を使用した「みやぎ森林どりの筑前煮」です。地元東松島市の石川食品さんで、加工した筑前煮は、鶏の出汁が野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。僕はいつも汁まで飲み干してしまいます。副菜には、和食の定番メニュー、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」。それに、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」はトロっとした食感をお楽しみください。茄子のナスニンは、油と相性がよく、油分と一緒に食べると、体への吸収率がアップします。

4食目の主菜は、国産鶏肉を使った「チキンカツ」です。サクッと揚がって柔らかくて美味しいです。お好みでソースやケチャプなどをかけてお召し上がり下さい。副菜には、ビタミン・ミネラルなどをバランスよく含んでいる豆と、肉類のコレステロールを排出してくれる、ごぼうと合わせた「3種豆とごぼうのサラダ」と、玉ねぎと茄子を使ってトマトベースの調味料で炒め煮にし、野菜からの旨味がたっぷりでた南フランス発祥の料理「彩野菜のラタトゥイユ」をセット。たんぱく質たっぷりで、食べ応えのあるチキンカツには、彩り鮮やかなラタトゥイユと、食物繊維たっぷりのサラダを合わせました。

5食目の中華メニューの主菜は、「石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐」です。大きめにカットした豆腐を使い、麻婆ソースには赤身がおいしい石見ポークの挽肉を使ったボリューム満点の麻婆豆腐です。ご飯にかけてもそのままでも満足の一品です。副菜には、柔らかい歯ざわりの「国産チキンナゲット」と、ビタミンC、葉酸、ビタミン類、食物繊維などを含み、栄養価の高いブロッコリーを「ブロッコリーの中華風お浸し」にしてセットにしました。

来週もどうぞお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/26~7/2お届け分)

「三つ子の魂百まで」と諺にあるように、僕の子供の頃、昭和40年代の大阪は全国一位と言われる程商店街が多く、食べ物屋・肉屋・魚屋・惣菜屋など食品専門店が軒を連ね、「天下の台所」、「食道楽」、「食い倒れの町」と言われていました。老舗の魚屋さんでは新鮮な刺身盛合せに焼魚、煮魚が店頭に並び、肉屋さんではコロッケやメンチカツなど目の前で揚げてくれ、惣菜専門店ではじゃが芋の煮ころがしや南瓜煮や野菜のお浸しなど手作りの惣菜が量り売りされていましたが、スーパーが出来て大型化し、飲食店も海外で一次加工された冷凍輸入食材を使うようになり、昭和の良き時代の味や品質の料理や総菜がなくなって来ました。値段先行、味や品質はその次となっている現代。僕は子供の頃の味を大切にしてご協力いただける専門食品製造業様に再現してもらっています。今週も9社の専門食品製造会社様に主菜5品、副菜10品を作って個包装でお届け致しますのでどうぞ召し上がって見て下さい。

1食目の主菜は、「国産さばの塩焼き」です。千葉県銚子漁港水揚のさばを、大正14年創業で、神戸中央卸売市場水産仲卸と加工調理会社の財木商店さんの職人が、じっくり手焼きしてこんがり黄金色に焼いていて、旨味をぎゅっと閉じ込めていて、やわらかく食べやすいです。血液をサラサラにするEPA、DHAが豊富なサバには、消化吸収を助ける「なめこおろし」と合わせて、体に優しい疲労回復メニューにしました。ぜひさばの身をほぐして混ぜて食べていただきたいです。もう一つの副菜には、出汁がよく染み込んだ「ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合せ」をセットにしました。

2品目の主菜は、「宮城県産はまちの煮付け」です。宮城県石巻漁港水揚げのはまちを地元のミノリフーズさんに調理で仕上げてもらいました。味が良く染み込んで、身がふっくらしています。身をだし汁に浸けて食べると美味しいです。昔の様に近海の魚を鮮度よく加工調理すれば臭みなく食感も良くて美味しいのです。緑黄色野菜の中でも栄養価の高いほうれん草を使い、人参を入れて彩りもよくした「ほうれん草と人参のおひたし」と、もう一品には、出汁がじっくり染込んだ「大根と人参の旨煮」をセットにしました。

3食目の主菜は、「東北産 豚丼の具」です。多くの牛タン専門店のメニューの製造を手掛ける宮城県のフクベイフーズさんに国産の豚肉と玉ねぎを使い、醤油ベースで旨煮に仕上げてもらいました。玉ねぎの甘味と豚肉の旨味がマッチしてご飯が進む一品です。ご飯にかけずにそのまま食べても美味しいです。しっかりとした味わいの旨煮には、さっぱりとした「わかめと玉ねぎのポン酢和え」を副菜にしましたので箸休めとしてお召し上がりください。もう一品には、ほくほくとした食感の「じゃがいもの煮ころがし」をセットにしました。

4食目の主菜は、「懐かしのメンチカツ」です。大正11年創業大阪の矢田健商店さんに、昔懐かしい肉屋さんのメンチカツを再現してもらいました。とんかつ専門店はありますが、以外に少ないメンチカツ。ならば自分で作る事にしました。ジューシーな味わいのメンチカツには、βカロテンを含む青梗菜と、トマトのリコピンで、抗酸化作用に期待ができるトロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子と青梗菜のトマト煮」と、胃腸を守る働きがあるキャベツとトウモロコシを使った「キャベツとコーンのコールスロー」を副菜に採用しました。

5食目の中華メニューの主菜は、高級寿司屋から学校給食まで玉子焼きを納めている、富山市の玉子焼き専門調理会社の三和製玉さんに作ってもらった「天津玉子の中華あんかけ」です。ふわふわの天津玉子の旨味を引き出したあんは絶品です。副菜には、食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華胡麻和え」と「さつま芋の旨煮」をセットにしました。さつまいもには、熱で壊れにくいビタミンCが豊富に含まれています。皮にも、食物繊維やビタミンなどの栄養がたっぷりなので、皮ごと食べましょう。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/19~6/25お届け分)

昭和63年9月1日に独立、創業して今年で33年目を迎えました。独立当初から全国各地の酒蔵を訪問し、酒処は米処と言われるようにおいしいお酒があるところには良い米が収穫されるので米の生産者を紹介いただき、当時大阪では米屋さんによるブレンド米が一般的な時に、ご当地のブランド米を契約して販売し、マスコミに取上げられました。そしてその地域の名産品やご当地グルメも取り扱いカタログに掲載してご案内すると、お届け先の多くのお客様がスーパーやコンビニで販売していない商品が自宅に居ながら買えて「有難う」「美味しかったわ」と声やお手紙をいただき、それを励みに北は北海道稚内から沖縄のヤンバルまで、全国各地の生産者や食品製造業様を訪問しています。先日も島根県浜田で60年以上に渡り穴子の蒲焼を専門に焼いて全国の旅館や料理屋に卸している食品製造業様を見つけました。このように日本各地にはまだまだ知らない地元で有名な食品製造業や生産者が存在していますので、皆さんにご紹介する事を使命と思い日々の夕食の献立、一品、行事食として自社サイトを通じてご案内させていただいています。それでは今週お届けする献立をご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産 鮭の塩焼き」です。西日本最大の大阪中央卸売市場で、“鮭の三恒”と異名を取る三代目三上社長が、自ら現地に行き目利きして買い付けた、しっとりとほどよい塩加減の鮭を、弱火でじっくりと焼き上げました。もっと焼いた方が好みの方は解凍後トースターで炙って下さい。一瞬紅鮭かと思うほど滑らかで柔らかい上品な焼き上がりが特徴です。和食の定番メニュー鮭の塩焼きには、たんぱく質、食物繊維、カルシウム、ビタミンB 2など栄養素がたっぷり含まれている卯の花を使った「ほうれん草と人参の卯の花和え」とさっぱりと箸休めとして「白菜と人参の甘酢漬け」をご用意しました。

2品目の主菜は、「宮城県産 金華さばの煮付け」。宮城県石巻漁港で水産仲買と加工・製造まで行うミノリフーズさんで、真空個包装90℃低温調理してもらった身はフワフワで味もしっかり染込んで腹骨は取っているので食べ易く、本来の日本の鯖の味が味わえます。さばには、良質なたんぱく質や、脂質、ビタミン、鉄などが豊富です。副菜には、食物繊維やβカロテンなどが摂れる、歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」と、ビタミンA、Cや、鉄、カルシウム、カリウムなどのミネラルも多く含まれる小松菜を使って、人参を入れて彩りもよくした「小松菜と人参のおひたし」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛の肉豆腐」です。1.3mmにスライスした国産牛バラ肉を軽くボイルして脂を落し、焼き豆腐・ごぼう・玉ねぎ・人参を入れて、特製つゆで煮込みました。甘めのつゆが食材にじっくりしみ込んでいて、とき玉子をつけて食べたら最高です。残った煮汁をご飯にかけても美味しいです。副菜に「かぼちゃとしめじの煮物」をご用意しました。かぼちゃにはビタミンA、C、Eが豊富に含まれていて、健康な体質作りに重要な食材です。もう一品に、群馬県大田市特産の大和芋を使った味付けとろろ「三日とろろ」をご用意。長芋に含まれる消化酵素は、胃の消化を助けてくれ、ビタミンや、食物繊維などもバランスよく含んでいます。

4食目の主菜は、「チキン南蛮」です。宮崎県都城市が発祥のご当地グルメである「チキン南蛮」を地元でタルタルソース製造が得意のネオフーズ竹森さんに作ってもらいました。若鶏のムネ肉を独自のタレで漬け込んで揚げたものに、別添の甘味と酸味のバランスが良いタルタルをかけます。冷凍が難しいタルタルソースが分離せずに美味しく仕上がっています。チキン南蛮に含まれるビタミン類は疲労回復効果が。暑くなってきた季節もしっかり食べて体を整えていきましょう。副菜には、「ほうれん草と豆もやしのソテー」と、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」をセットにしました。鶏肉には良質なたんぱく質、コラーゲンがたっぷり含まれています。

5食目の中華メニューの主菜は、「石見ポークの酢豚」です。わんまいる中華惣菜で一番売れている商品で、脂身が少なく赤身が美味しい石見ポークと大きめにカットした人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めていて、甘酢の酸味が食欲を駆き立ててくれます。疲労回復が期待される豚肉や、風邪予防、美肌効果も期待されるビタミンCが豊富なピーマンなど、多くの食材が摂れて、ボリュームも満点です。副菜には、豚ミンチ肉を加えて煮込んだ「茄子と白ねぎの中華煮込み」と、「トマトと玉子の中華風」の炒り玉子をセットにしました。トマトに含まれるビタミンCは、卵に含まれる鉄の吸収を助けてくれるので、貧血予防に効果的です。

来週もお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/12~6/18お届け分)

僕の食に関しては、育ててくれた祖母の影響が大きく、魚は血合いと骨と皮を、肉は脂身を、鶏肉は皮を取り除き食べさせてくれたものですから、未だに食べ易くて脂身や骨が少なく臭みの無い魚や肉でなければ口に出来ません。だから魚は、鮮度が良い魚を求めて漁港近くの水産会社で加工してもらっています。鶏や豚や牛も餌や飼育などを肉質や匂いに気を気張っています。だから生産(食材)から仕入れたり、産地を指定したりしています。皮と身がポロッと取れる新鮮な扱いの魚もわんまいるの特徴です。魚が好きな方にすると気になりませんが、僕は未だに魚の皮が食べられません。身だけを取りほぐして食べています。酢豚も脂身をそぎ落としているので脂身が苦手な人でも食べていただけます。良いか悪いか別として、食べ易い食材を使用しています。
では今週の献立をご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「三陸北海道産 たらの煮付」です。三陸から北海道にかけて獲れる真だらを宮城県石巻漁港の水産加工会社ミノリフーズさんに一次加工から最終調理までしていただきました。タレがじっくり染み込んでいます。海外産の冷凍たらにはないふっくらとした食感をお楽しみ下さい。栄養満点な海の餌を食べて育ったたらは、たんぱく質、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12、葉酸などを含み、妊婦さんにもオススメの食材です。副菜には、彩り良くて栄養たっぷりの「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」と、コリコリした食感でタンパク質豊富な山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」をセットにしました。

2品目の主菜は、「青森県産いか、大根と厚揚げの炊き合わせ」です。鳥取県境港の漁船「第八十八吉丸」が青森県八戸漁港で水揚したムラサキイカに大根と厚揚げを使い、出汁を効かせてじっくりと炊き上げました。副菜には、ピリッと辛くきんぴら風に炒め煮にした「じゃが芋ごま金平」と、箸休めとして胡瓜のパリッとした食感が楽しめるさっぱりとした味わいの「わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」をご用意しました。

3食目の主菜は、「国産鶏の照り焼き」です。鶏肉消費量の高い大分県にある鶏肉調理専門のデリカフーズ大塚さんに作ってもらった、3ヶ月の若鶏を使用した照焼で、柔らかくて弾力のある身でジューシーな味わいです。食べ応えのある鶏の照り焼きには、βカロテンやビタミン類などを含み、栄養価が高く美容や健康にも良いとされるかぼちゃを使った副菜として「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、シャッキした食感が楽しめ、さっぱり酸味のある「大根と人参のなます」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」。宮崎の食材を宮崎県西都市で創業された県内有数の畜産精肉加工販売まで手掛ける中村食肉さんに作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこんで、特製デミグラスソースで絡めました。ソースもたっぷりで、ジューシーなお肉の旨味とデミグラスソースが絡み合って、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。副菜には、彩りが鮮やかな「ほうれん草とコーンの炒め物」と、添えとして、「ポテトフライ」をご用意しました。エネルギー源となる糖質を豊富に含んでいるじゃがいもは、ビタミンC、カリウムなども多く含んでいます。

5食目の中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。今回は、長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜には、森林鶏の挽肉と玉ねぎ・人参を使い練り込んだつくねをサッと油で揚げた「国産 チキンボール」と、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「茄子、玉ねぎとピーマンのチリソース」をご用意しました。

これからも日本全国各地で出向き美味しい食材を探して参ります。