わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/30~8/5お届け分)

弊社は阪神淡路大震災の教訓から自社でセントラルキッチンを持たず”餅は餅屋に聞け”の如く、和・洋・中、それぞれ得意な専門食品製造会社に委託して、全国各地に出向き自分の目と舌とで確かめて買い付けた食材で作ってもらっています。今週も北海道最北端の離島~九州鹿児島の桜島まで8社の専門店と8地域の食材を使った個包装調理冷凍のミールキットを届けさせていただきました。

1食目の主菜は、「北海道礼文島 ほっけの塩焼き」です。北海道の北部、稚内の西方60kmの日本海に位置する最北の離島「礼文島」で獲れた真ほっけの半身干しを宮城県名取市閖上漁港で水産加工食品製造会社を営む海祥さんに焼きあげてもらいました。スーパーなどで見かける縞ほっけとは異なり上品な脂質で繊細な淡白な身で旨味があります。鮮度が良いから身がポロッと取れます。薄塩でそのままでも美味しいですが、少し醤油かレモン汁を垂らすと最高です。 副菜には、野菜の旨味を封じ込めるためにさっと素揚げして、具材全体にじっくりと出汁を染み込ませた「茄子、人参、おくらの揚げ浸し」と山形県村山地方の郷土料理で野菜を細かく刻んで調味料でからめて生のまま手軽に食べられる「山形のだし」を副菜にセットしました。ごはんの上にのせて食感をお楽しみください。

2食目の主菜は、「鳥取県境港産豆あじの南蛮漬け」です。日本海山陰地方最大の漁港鳥取県境港で水揚げした豆あじと徳島県鳴門のわかめと玉ねぎを使って南蛮漬けに。あじに含まれているカリウムは、むくみ改善効果があります。DHAや、DPAは、ドロドロ血液の改善や、動脈硬化の予防に。骨までしっかり食べれて、暑い季節でもさっぱり食べられますね。副菜には食物繊維豊富なごぼうに牛肉の細切れを甘辛く炊き上げた「ごぼうの旨煮」とビタミン、ミネラルが豊富な小松菜とこんにゃくを使い、ゴマ油の風味と豆腐のコクが良い相性の「小松菜とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「東北産 みやぎ豚丼の具」です。豪雪地帯で知られる宮城県と山形県の県境にそびえる蔵王連峰の太平洋側の緩やかな斜面で養豚された東北産豚と玉ねぎを使い、多くの牛タン専門店のメニューの製造を手掛ける宮城県のフクベイフーズさんに醤油ベースで仕上げてもらいました。玉ねぎの甘味と豚肉の旨味がマッチしてご飯が進む一品です。ごはんに乗せて煮汁をかけてつゆだくでお召し上がり下さい。副菜には食材に出汁がよくしみ込んだ「厚揚げとわかめの旨煮」とさっぱりと箸休めとして「白菜と人参の甘酢漬け」をご用意しました。副菜に使用したわかめは、低エネルギーで食物繊維が豊富。肥満や、生活習慣病予防に効果があります。わかめのぬめり成分は高血圧予防にも。日頃から積極的に摂りたい食材です。

4食目の主菜は、「桜島鶏のリコピントマト八丁味噌煮」です。鹿児島県の銘柄鶏でジューシーな味わいの桜島鶏を原料に、生活習慣予防にも効果があるとされるリコピンが含まれているトマトを使い、八丁味噌を加えてコクを出した煮物に仕上げました。トマトには抗酸化作用のあるβカロテン、リコピン、美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、腸内環境を整える食物繊維などがバランスよく含まれています。副菜には、鉄分、β-カロテン、ビタミンB12を含むほうれん草と、食物繊維豊富なしいたけを使った「ほうれん草と椎茸の卵とじ」と良質なたんぱく質をたっぷり含む大豆を使った「3種豆とごぼうのサラダ」をセットにしました。

5食目の中華メニュー主菜は、「石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐」です。大きめにカットした豆腐を使い、麻婆ソースには赤身がおいしい石見ポークの挽肉を使ったボリューム満点の麻婆豆腐。豆板醤を控えめにして辛さを抑えました。ご飯にかけてもそのままでも満足の一品です。副菜には、鶏の旨味があふれ出て美味しい「とり天」と、ビタミンC、葉酸、ビタミン類、食物繊維などを含み、栄養価の高いブロッコリーを「ブロッコリーの中華風おひたし」にしてセットにしました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/23~7/29お届け分)

いつも冷凍タイプのミールキット「わんまいる健幸ディナー」をお召し上がりいただきまして、ありがとうございます。わんまいる代表の堀田です。
1988年(昭和63年)9月1日創業以来日本全国を回りその地域で長年食べ継がれて来た食材やご当地グルメを探しカタログに掲載してサイトに掲載するようになり夕食の献立ニューとしてご提案するようになり多くのメディアにも取り上げられ高品質で美味しい冷凍ミールキットとして高く評価いただけるようになりました。①に食材が重要、②に調理会社、得意不得意を見極めて製造依頼する事がポイント、③合成保存料・合成着色料は不使用。化学調味料も出来る限り使わないように心がけています。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産 鮭の塩焼き」です。西日本最大規模を誇る大阪中央卸売市場の水産仲卸 鮮食さんに頼んで無塩の北海道産鮭を買い付けてもらい、市場川向にあるの吉フーズさんで2%の塩水に漬け込んでもらいました。トースターで3分ほど炙っていただくと香ばしくなります。ポロッと身が取れて旨味がギュッと詰まっていいます。副菜には、コリコリとした食感と噛むほどに口の中に旨味が広がる山形県最上郡特産「秘伝豆」の塩ゆでと、多種類のミネラル1日分を摂ることができるといわれるくらい栄養満点な食材の高野豆腐をふくよかな甘さに仕上げた「高野豆腐の炊き合わせ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「三陸産 金華さばの煮付け」。宮城県閖上漁港近くで水産物の加工・製造まで行う海祥さんで、真空個包装調理してもらった身はフワフワで味もしっかり染込んで、腹骨は取っているので食べ易く、本来の日本の鯖の味が味わえます。さばには、良質なたんぱく質や、脂質、ビタミン、鉄などが豊富です。副菜には、シャキッとした食感が楽しめ、ツンと来ないお酢加減に、あっさりして美味しい「大根と人参のなます」と味が食材にじっくり染み込んだ「最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」をセットにしました。食物繊維の一種であるβグルカンが豊富に含まれているまいたけ。βグルカンは、免疫力をアップしてくれる効果があるんです。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。出汁が乗りやすくすることと、柔らかくするのに薄さ1mmスライスにこだわった牛肉に、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、砂糖使わず本みりんと清酒と醤油だけで納得するまで何度も試作を重ねて作った自信作。副菜には、「茄子のそぼろあん」と、さっぱりとした味わいの「小松菜のお浸し」をご用意。野菜もたっぷりの柔らかい国産牛肉にこだわったすき焼きには、夏バテ、高血圧予防効果のナスや、β‐カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄などが豊富な小松菜の副菜を合わせました。すき焼きを、温かいご飯にのせて牛丼風にするのもオススメです。

4食目洋食メニューの主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」。宮崎の食材を宮崎県西都市で創業された県内有数の畜産精肉加工販売まで手掛ける中村食肉さんに作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこみ、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。副菜には、鉄、ビタミンC、葉酸などが豊富なほうれん草を使った彩りが鮮やかな「ほうれん草とコーンのソテー」と、ほうれん草に含まれる鉄の吸収率を上げてくれる、じゃが芋を使った「北海道産じゃが芋ポテトフライ」をご用意しました。

5食目主菜は、「鶏むね肉の中華風ピリ辛炒め」です。低脂質、高タンパク質でヘルシーな鶏むね肉を揚げて玉ねぎとピーマンと一緒にピリッっと辛みをつけて仕上げました。ご飯がすすむ一品です。副菜にはゴマ油香る炒め物「トマトと卵の中華風」と、大豆イソフラボン、ビタミンなどが豊富なミックスビーンズをサッパリした酸味に仕上げた「ミックスビーンズと玉ねぎのマリネ」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/16~7/22お届け分)

弊社の冷凍ミールキットは真空調理の第一人者元帝国ホテル料理長石川シェフに指導をいただき開発した「個包装パック冷凍商品」で味が染み込むので通常の調理に比べて調味料の使用が少なくて済み、糖分・塩分控えめとなっていますが、しっかりした味わいに仕上がっています。また合成保存料・合成着色料も使っていません。全ては美味しく食べて健康で暮らしていただきたいと言う願いからです。1食あたり糖分30g・塩分3.5g・カロリー400Kcal未満のセットで、男女・年齢により主食のご飯で調整いただければと思っています。僕も週5日間自宅で夕食に食べていますが、身長168センチ・体重54キロ台・血圧上が110台をキープしています。お届けするメニューの中には好き嫌いもあると思いますが、夕食に継続して食べる事をお勧めします。それでは今週お届けしたメニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「宮城県産目鯛の照り焼き」です。ブリの外道として釣れる高級魚ですが、鮮度落ちが速いためスーパーなどには出回らない魚なんです。淡白で脂が程よく乗り食べ易くて美味しいです。目鯛は、免疫力を高めてくれるビタミンAが多く含まれています。副菜には、味がよく染み込んだ「切り干し大根の旨煮」と徳島県阿波市の野菜加工食品製造会社徳冷さんが作る和惣菜の定番、低カロリーで栄養のある「ほうれん草とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

2食目の主菜は、「三陸産 太刀魚のオリーブオイル漬け」です。世界三大漁場のひとつに数えられる三陸沖で獲れた太刀魚の骨を取り除いてオリーブオイルににんにく・唐辛子・ローリエとブラックペッパーを加えてオイル漬けに仕上げました。太刀魚やオリーブオイルのオレイン酸には、血中の悪玉コレステロールを下げることで血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や生活習慣病予防にもおすすめです。僕はパンを焼いてオリーブオイルに浸けて食べています。副菜には、ビタミンCや食物繊維などが摂れる「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」と胃腸を守る働きがあるキャベツと人参を使った「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。

3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林どり」を使用した「みやぎ森林どりの筑前煮」です。地元東松島市の石川食品さんで加工した筑前煮は、鶏の出汁が野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。僕はいつも汁まで飲み干してしまいます。根菜類が摂れて、栄養バランスのよい筑前煮は、歯ごたえもあり満腹感もあります。副菜には、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」と、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。茄子のナスニンは油と相性がよく、油分と一緒に食べると体への吸収率がアップします。

4食目主菜は、「大山豚のゴーヤチャンプルー」です。山陰地方の富士山と呼ばれる大山の麓で良質な伏流水を飲んで育った臭みが無くてオレイン酸たっぷりの大山豚を、貧血予防にも効果がある葉酸が含まれているので妊産婦や妊活中の方にもおすすめの食材ゴーヤを使って「ゴーヤチャンプルー」に。和風だしが素材によくからんでいます。副菜はホクホクとした食感の「ポテトサラダ」と葉酸やビタミンC、ミネラル類を多く含む青梗菜を使った「青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「天津玉子の中華あんかけ」です。高級寿司屋から学校給食まで玉子焼きを納めている、富山市の玉子焼き専門調理会社の三和製玉さんに作ってもらっていて、トロっとして滑らかな玉子と細かく刻んだ椎茸とねぎのピーマンをオイスターソースで仕立てたあんと絡み合って満足いただける一品です。副菜は神戸市元町の中華街を主に関西の中華料理店に卸されている点心専門のタイカイさんが作った豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」とピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「茄子、玉ねぎとピーマンのチリソース」をセットにしました。

今週も各地ブランド食材を使った創作ご当地グルメをお届けさせていただきました。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/9~7/15お届け分)

国産食材100%・ご当地ブランド食材を使用したメニューも充実させた「健幸ディナー」、温かい料理は湯煎調理・冷たい料理は流水解凍を用いてご提供させていただき、多くのメディアで冷凍ミールキットとして味と品質で高く評価を頂いています。納得するまで試食を繰り返して検食し、自宅でもお客様と同じメニューを夕食に週5日食べています。体重は54Kg台・血圧は110台を還暦過ぎてもキープしています。美味しくて健康をスローガンにお届けします。

1食目の主菜は、「宮城県産 金華さばの塩焼き」です。世界三大漁場の一つ「三陸」その中でも親潮と黒潮が交わる漁場金華山周辺の根に生育する回遊しない鯖で、一番近い漁港、宮城県石巻で水揚される鯖は「金華鯖」と呼ばれ、水揚された鯖を直ぐにフィレ加工してもらいました。旨味をぎゅっと閉じ込めていて、やわらかく食べやすいです。副菜には「なめこおろし」をご用意。鉄や亜鉛などのミネラルが豊富なさばに、大根おろしを組み合わせることにより、大根に含まれるビタミンCがこれらの吸収率を高める働きをしてくれるんです。それに、出汁がよく染み込んでふっくらとした「ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合せ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「三陸産 銀鮭と大根の煮付け」です。三陸沖の中でも親潮と黒潮がぶつかり、良質な魚が獲れる事で有名な金華山沖で養殖された「金華銀鮭」を使用。通常は、寿司ネタと刺身として取り扱われる高級魚を頼み込んで90℃の低温真空調理で大根と炊合せてもらいました。魚の旨味成分イノシン酸と大根の旨味成分グルタミン酸との相乗効果で旨味が強くなり、出汁が大根に染込んで抜群に美味しい贅沢な逸品です。副菜には、貧血予防にも効果がある葉酸が含まれているので、妊産婦や妊活中の方にもおすすめの食材ゴーヤを使って「ゴーヤチャンプルー」に。和風だしが素材によくからんでいます。箸休めとして胡瓜のパリッとした食感が楽しめるさっぱりとした味わいの「わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」をご用意しました。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。兵庫県淡路島で明治初期の創業されたホテルや飲食店に食材及び中食を卸されている沖物産さんに作ってもらった地元淡路島産の玉ねぎと高知県四万十ポークと煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)を使った肉じゃがです。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくりしみ込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。副菜には歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」と、強い抗酸化作用があり、β-カロテンが豊富な青梗菜を使って鰹節が香るあっさりした風味の「青梗菜とうす揚げのおかか和え」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「チキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がり一般家庭でも作られるようになり全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮はむね肉なので見た目よりヘルシーです。副菜には、しっかりと野菜を摂っていただきたいと思い、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」と、胃腸を守る働きがあるキャベツを使った「キャベツとコーンのコールスロー」をセットにしました。

5食目主菜は、「石見ポークの挽肉の麻婆茄子」。脂身が少なくて赤身が美味しく、熱を加えることでさらに美味しさが増す島根県邑南町の石見ポークの挽肉を使い、程よい辛さに仕上げました。とろりとした茄子の食感がたまりません。体のむくみを取る働きがあるカリウム豊富なナスは、夏から秋にかけてみずみずしさがアップし、肉質も柔らかくなります。ピリッとした辛い味がやみつきになります。副菜には、彩りもあって、ごま油が香り、中華に合う「ほうれん草と人参の中華風お浸し」と、甘味が引き立った「ふかしさつま芋」をセットにしました。

今週もご当地の食材を使った創作ご当地グルメを献立に採用させていただきました。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/2~7/8お届け分)

最近は完全栄養食と言う必要な栄養が取れることを売り文句にして人工的に作られた栄養を配合した食品が売られるようになりましたが、僕は自然の食材をバランスよく食べる方が良いと思っています。今日のように医学が発達していなかった昔、豊臣秀吉はタンパク質主体の主菜1品、食物繊維、ビタミン・ミネラルが摂れる副菜、副々菜「三菜」を好んで食べて長生きしたと言う説を徳川家康が真似て長生きしたと聞き及びます。わんまいるでは自国(国産)で摂れる食材を栄養バランス良く献立に採用した「三菜」を合成保存料と合成着色料を使わず(一部調味料に使用されている事があります)調理しています。多くのメディア様に品質と美味しさではトップクラスの評価をいただき、昨年は筑波大学、株式会社ハビタスケア、株式会社JMDCの3社で共同研究された2型糖尿病重症化予防に向けたオンライン主体の新たな教育・体験型プログラムに健幸ディナーが宅配食のひとつとして採用され、その成果が今年学会で発表されました。僕は病人食や健康改善食と思って作ってきたわけではないのに採用され成果が認められ事を凄く誇りに思っています。日本人が国内で獲れた食材をバランスよく食べることが認められた事を誇りに、これからも一生懸命に作って行きます。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産鮭とじゃが芋としめじのバター醤油焼き」です。北海道産の秋鮭を食べ易く身だけにカットし、北海道産のじゃがいもと玉ねぎやブロッコリー・ぶなしめじと一緒にバターでこんがりと焼き上げました。コクのあるバターの風味で濃厚な味わいです。副菜には、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」と、箸休めに「キャベツと枝豆のコールスロー」をセットにしました。キャベツに含まれるビタミンUは胃酸を抑えたり、胃腸を守る働きがあります。

2食目の主菜は、「瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬け」です。香川県さぬき市の水産会社安岐水産さんに、地元瀬戸内で獲れる太刀魚を、丁寧に身だけをカットにしてサッと油で揚げた後、鳴門産のわかめと生ねぎと人参を加え、まろやかな酸味の米酢と出汁で南蛮漬けに仕上げました。骨も取り除いて食べ易く、流水解凍で冷たくお召し上がり下さい。副菜には、大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、ビタミン、ミネラルが豊富な小松菜とこんにゃくを使い、ゴマ油の風味と豆腐のコクが良い相性の「小松菜とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産鶏の照り焼き」です。九州の契約養鶏場の若鳥を使用し、表面の皮をこんがり焼いた鶏モモ肉の照り焼きで、柔らかくて弾力のある身でジューシーな味わいです。湯煎調理後トースターで3分程炙っていただくとさらに焼きたての味が楽しめます。副菜には、ごま油の風味を効かせた「じゃが芋と高菜の炒め物」と緑黄色野菜の中でも栄養価の高いほうれん草を使い、人参を入れて彩りもよくした「ほうれん草と人参のお浸し」をセットにしました。ほうれん草のお浸しはお好みで鰹節やポン酢をかけてお召し上がり下さい。

4食目洋食メニューの主菜は、「北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」。1.5mmにスライスした国産牛バラ肉を入れて煮込み、有名カレー専門店が入れているサルサソースを加えて深みを出しています。辛さは控えめに仕上げました。副菜にはβカロテンやビタミンC、カルシウム、ビタミンEなどが採れる副菜をと思い、サラダ代わりにほぐした蒸し鶏とほうれん草・人参を炒めた「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」と低脂肪高タンパク質で、ビタミンやミネラルが豊富な栄養満点の3種豆を使い、さっぱりと味付けをした「3種豆とキャベツのサラダ」をセットにしました。

5食目主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に豚肉・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。もう一品は、食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」をセットにして野菜をたっぷり使った中華の献立にしました。

来週もお楽しみに!