わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/2~7/8お届け分)

最近は完全栄養食と言う必要な栄養が取れることを売り文句にして人工的に作られた栄養を配合した食品が売られるようになりましたが、僕は自然の食材をバランスよく食べる方が良いと思っています。今日のように医学が発達していなかった昔、豊臣秀吉はタンパク質主体の主菜1品、食物繊維、ビタミン・ミネラルが摂れる副菜、副々菜「三菜」を好んで食べて長生きしたと言う説を徳川家康が真似て長生きしたと聞き及びます。わんまいるでは自国(国産)で摂れる食材を栄養バランス良く献立に採用した「三菜」を合成保存料と合成着色料を使わず(一部調味料に使用されている事があります)調理しています。多くのメディア様に品質と美味しさではトップクラスの評価をいただき、昨年は筑波大学、株式会社ハビタスケア、株式会社JMDCの3社で共同研究された2型糖尿病重症化予防に向けたオンライン主体の新たな教育・体験型プログラムに健幸ディナーが宅配食のひとつとして採用され、その成果が今年学会で発表されました。僕は病人食や健康改善食と思って作ってきたわけではないのに採用され成果が認められ事を凄く誇りに思っています。日本人が国内で獲れた食材をバランスよく食べることが認められた事を誇りに、これからも一生懸命に作って行きます。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産鮭とじゃが芋としめじのバター醤油焼き」です。北海道産の秋鮭を食べ易く身だけにカットし、北海道産のじゃがいもと玉ねぎやブロッコリー・ぶなしめじと一緒にバターでこんがりと焼き上げました。コクのあるバターの風味で濃厚な味わいです。副菜には、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」と、箸休めに「キャベツと枝豆のコールスロー」をセットにしました。キャベツに含まれるビタミンUは胃酸を抑えたり、胃腸を守る働きがあります。

2食目の主菜は、「瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬け」です。香川県さぬき市の水産会社安岐水産さんに、地元瀬戸内で獲れる太刀魚を、丁寧に身だけをカットにしてサッと油で揚げた後、鳴門産のわかめと生ねぎと人参を加え、まろやかな酸味の米酢と出汁で南蛮漬けに仕上げました。骨も取り除いて食べ易く、流水解凍で冷たくお召し上がり下さい。副菜には、大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、ビタミン、ミネラルが豊富な小松菜とこんにゃくを使い、ゴマ油の風味と豆腐のコクが良い相性の「小松菜とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産鶏の照り焼き」です。九州の契約養鶏場の若鳥を使用し、表面の皮をこんがり焼いた鶏モモ肉の照り焼きで、柔らかくて弾力のある身でジューシーな味わいです。湯煎調理後トースターで3分程炙っていただくとさらに焼きたての味が楽しめます。副菜には、ごま油の風味を効かせた「じゃが芋と高菜の炒め物」と緑黄色野菜の中でも栄養価の高いほうれん草を使い、人参を入れて彩りもよくした「ほうれん草と人参のお浸し」をセットにしました。ほうれん草のお浸しはお好みで鰹節やポン酢をかけてお召し上がり下さい。

4食目洋食メニューの主菜は、「北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」。1.5mmにスライスした国産牛バラ肉を入れて煮込み、有名カレー専門店が入れているサルサソースを加えて深みを出しています。辛さは控えめに仕上げました。副菜にはβカロテンやビタミンC、カルシウム、ビタミンEなどが採れる副菜をと思い、サラダ代わりにほぐした蒸し鶏とほうれん草・人参を炒めた「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」と低脂肪高タンパク質で、ビタミンやミネラルが豊富な栄養満点の3種豆を使い、さっぱりと味付けをした「3種豆とキャベツのサラダ」をセットにしました。

5食目主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に豚肉・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。もう一品は、食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」をセットにして野菜をたっぷり使った中華の献立にしました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/25~7/1お届け分)

23歳で大阪市港区弁天町駅前の居酒屋の店長に抜擢され、食材の目利きと魚の捌き方の勉強を兼ねて同級生が働く大阪市中央卸売場(西日本最大規模)へ毎日早朝に起きて買い出しに行きました。餌をお腹に蓄えた魚は劣化が早く魚臭い。大漁の時ほど安くて美味しいなど沢山教わりました。旬の鮮魚やフレッシュ野菜を仕入れ、出来る限り早く店の厨房で裁いて下処理をし、手作りした創作メニューを提供する事で品質と味の違いは歴然。口コミで広がり行列が出来るお店となりました。厳選した食材は美味しい料理には欠かせません。独立後も自ら全国各地を回り買い付けたご当地食材を使用し、それぞれの料理を得意とする専門食品製造会社に委託製造してセンターでセット組みしてお届けしています。それでは今週お届けするご当地食材を使った献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「境港産とろイワシのオイルサーディン」です。境港水揚のとろいわしを骨が気にならなくなるまで蒸気でじっくり加熱して、こめ油をベースに梅肉を添えたオイルサーディンです。こめ油を使っているのでサラッとあっさりしています。DHA、EPAだけでなく、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも豊富ないわし。骨もそのまま食べられるのでいわしの栄養をしっかりと摂ることができます。僕はパンを焼いてオイルに浸けて食べています。副菜にはじゃがいも、人参、かぼちゃを使った「洋風温野菜」とサラダの位置づけとしてマヨネーズで味付けた「ひじきと枝豆のサラダ」にして食物繊維、ビタミン・ミネラルをしっかり摂れるセットにしました。

2食目の主菜は、「三陸産 たらの煮つけ」です。三陸から北海道にかけて獲れる真だらを宮城県の水産加工会社で調理していただきました。タレがじっくり染み込んでいます。海外産の冷凍たらにはないふっくらとした食感をお楽しみ下さい。たらは、低脂肪、高タンパク質な魚です。また、ビタミンの働きを助けるミネラルが豊富に含まれています。副菜には、鉄分、β-カロテン、ビタミンB12を含むほうれん草と、食物繊維豊富なしいたけを使った「ほうれん草と椎茸の卵とじ」と、さっぱりと箸休めとして「白菜と人参の甘酢漬け」をご用意しました。

3食目の主菜は、「石見ポークロース生姜焼き」です。旨味成分のイノシン酸を含む不飽和脂肪酸が過熱すると溶けて赤身と食材に染み込んで抜群に美味しくなります。良質なタンパク質や、疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉と、体を温めてくれ、胃腸の調子を整える作用がある生姜を使った生姜焼きは疲労回復にも効果があると言われています。副菜には、玉ねぎと茄子を使ってトマトベースで煮込んで、野菜からの旨味がたっぷりでた南フランス発祥の料理「彩野菜のラタトゥイユ」と、キャベツとトウモロコシを使った「キャベツとコーンのコールスロー」をセットにしました。キャベツのビタミンUは胃の粘膜を保護し、消化を助けてくれるので、生姜焼きにぴったり。疲れた体を回復させるスタミナメニューです。

4食目洋食メニューの主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚の焼ハンバーグ」。宮崎の食材を宮崎県西都市で創業された県内有数の畜産精肉加工販売まで手掛ける中村食肉さんに作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこみ、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。お好みでケチャップや濃厚ソースなどでお召し上がり下さい。副菜には、ビタミンCや鉄分、βカロテンなど栄養豊富なほうれん草を使い彩りが鮮やかな「ほうれん草とコーンのソテー」と添えとして「北海道産じゃが芋ポテトフライ」をご用意しました。

5食目中華メニューの主菜は、「日南どりのからあげ』です。大分県の郷土料理「とり天」の名を全国に知らしめた鶏調理専門のデリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上げています。副菜は、コクのある味噌仕立てにした「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」とピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「玉ねぎ、ピーマンと人参のチリソース」をセットにしました。

今週も全国各地を駆け回り自分の目と舌とで確かめたご当地食材を使用して献立メニューをお届けさせていただきました。この他にもサイトに色んなメニューがありますので、健幸ディナーと一緒に同梱でご利用いただければ幸いです。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/18~6/24お届け分)

おかげさまで、健幸ディナーは多くのメディアに取り上げられ品質と美味しさで高い評価をいただいています。その理由は、ひとつのセントラルキッチンで作らず、それぞれの調理を得意とする専門の食品製造会社に委託している点です。そして日々試食、家でも実食して常に品質と美味しさとメニュー開発に取り組んでいます。自分で言うのもおこがましいですが、冷凍とは思えない仕上がりで名人芸だと思っています。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「鳥取県産 スズキの塩焼き」です。鮮魚として使うスズキを大正14年創業の神戸市中央卸売市場の魚屋さんにてガス火の遠赤外線焼台で職人により手焼きしてもらいました。スズキは低脂肪、高たんぱくで、ビタミンが豊富。お好みでポン酢や七味唐辛子をかけてお召し上がりください。副菜には、コリコリした食感でタンパク質豊富な山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」と油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。茄子のナスニンは油と相性がよく、油分と一緒に食べると体への吸収率がアップします。

2食目の主菜は、「宮城県産 太刀魚の煮つけ」です。世界三大漁場三陸沖で獲れた太刀魚を地元の海祥さんで90度の低温真空調理で仕上げました。太刀魚の蒲焼のような感じで、お好みで山椒や七味をかけてピリッと辛くしても美味しいです。副菜には、シャキッとした食感が楽しめ、ツンと来ないお酢加減に、あっさりして美味しい「大根と人参のなます」と味が食材にじっくり染み込んだ「最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」をセットにしました。食物繊維の一種であるβグルカンが豊富に含まれているまいたけ。βグルカンは、免疫力をアップしてくれる効果があるんです。

3食目の主菜は、「大山豚と野菜の胡麻しゃぶ」です。石見ポーク同様雪解けの良質な伏流水で育てられているので臭みがなく美味しい。たんぱく質やビタミンB1が豊富に含まれてる豚肉。ビタミンB1は疲労回復効果があります。流水で半解凍してお皿に盛り付け冷たいうちにお召し上がり下さい。副菜には、味がよく染み込んだ「切り干し大根の旨煮」と石見ポークの挽肉を絡めてほくほくとした食感の「じゃが芋の煮ころがし」をご用意。じゃがいもには、ビタミンCだけでなく食物繊維も豊富で、腸内のコレステロール排出を促進して、腸内環境を整えてくれる働きがあります。

4食目洋食メニューの主菜は、「桜島鶏とじゃが芋のトマトカレーチャップ」です。高たんぱく質で脂身が少ない桜島鶏をソテーにして、トマトソースとカレー粉で絡めてあります。トマトの酸味とスパイスの効いたカレーが絶妙にマッチ。癖になる味わいです。低脂肪チキンの桜島鶏。トマトのクエン酸が、鶏肉のカルシウム吸収率を高めてくれます。トーストやバケットを浸けてお召し上がりいただくと美味しいですよ!ぜひお試しください。副菜には、ビタミンC、食物繊維が豊富な豆もやしと、鉄分の吸収を良くし貧血予防効果があるほうれん草を使った「ほうれん草と豆もやしのソテー」と、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれるキャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」をセットにしました。

5食目主菜は、「石見ポークの酢豚」です。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がっていただけます。反面、脂身が好きだと言う方には物足りなさがあるかもしれませんがご了承願います。豚特有の臭みがないのが特徴の石見ポークと、大きめにカットした人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めていて、甘酢の酸味が食欲を駆き立ててくれます。副菜には、「茄子と白ねぎの中華煮込み」と食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」をセットにしました。

来週もお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/11~6/17お届け分)

5月13日(金)に神戸で開催された第65回日本糖尿病学会学術集会で糖尿病患者様向けのプログラムの研究(臨床試験)の中で夕食として数ある宅配食(ミールキット)の中からバランスも良く総合的に適しているとわんまいるの健幸ディナーを採用いただきました。長年の間「美味しくて健康」をテーマに日々努力を重ねて来て良かったと思っています。単にカロリーが低い又は栄養バランスが良いおかずのセットは沢山ありますが食べて美味しくなければ栄養の吸収も少ないと友人の免疫学と癌に詳しい元大阪大学医学博士廣瀬まゆみ先生からも聞きます。全国を回り開発した食材を使用、それぞれ得意とする専門食品製造会社に委託して主菜・副菜を自社冷凍センターで献立メニューにセット、徹底して品質と美味しさにこだわった湯煎・流水調理のミールキットです。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産にしんの開き」です。漁獲量が激減していた「にしん」がここ数年前から年々増えてきています。魚も野菜も大漁・豊作の時が美味しくて値段も安いと言うセオリーです。今回は本場北海道産のにしんをじっくり焼き上げました。身が厚く脂の乗りもいいです。ニシンは、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸やタンパク質が豊富です。また骨や歯を作るカルシウムも豊富に含まれています。副菜には栄養満点な食材の高野豆腐をふくよかな甘さに仕上げた「高野豆腐の炊き合わせ」と、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をセットにしました。ビタミン類、ミネラル類、食物繊維などを多く含むほうれん草と、たんぱく質やビタミンCなどの栄養素を多く含むもやしを組み合わせたナムルは、これからの季節にも食べやすい一品です。箸休めとしてお召し上がりください。

2食目の主菜は、「金華さばの味噌煮」です。世界三大漁場の一つ三陸で獲れた金華鯖を、高知市と大阪北新地で土佐料理・割烹・料亭・ステーキハウスなど展開するマークさんの南国市のセントラルキッチン ガイアさんで作ってもらいました。新鮮だから身が反り返ってポロッと取れて味噌仕立ての煮汁を浸けて食べると最高に美味しいです。副菜には、「茄子のそぼろあん」と徳島県阿波市の野菜加工食品製造会社徳冷さんが作る和惣菜の定番、低カロリーで栄養のある「ほうれん草とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉の肉豆腐」です。1.0mmにスライスした国産牛バラ肉を軽くボイルして余分な脂を落し、焼き豆腐・白菜・ごぼう・玉ねぎ・人参を入れて、特製つゆで煮込みました。甘めのつゆが食材にじっくりしみ込んでいて、とき玉子をつけて食べたら最高です。残った煮汁をご飯にかけても美味しいです。副菜には緑黄色野菜の中でも栄養豊富なかぼちゃとしめじを組み合わせた「かぼちゃとしめじの煮物」と群馬県大田市特産の大和芋を使った「味付け山芋とろろ」をセットにしました。山芋は、カリウム・ビタミン類が豊富で、ネバネバ成分で疲労回復効果もあります。ご飯にのせてもおいしい一品です。

4食目の主菜は、国産鶏肉を使った「国産チキンカツ」です。山陰名物じゃこコロッケの発売元である境港の小倉水産食品さんにサクサクとした食感になるような揚げ温度と時間で調理してもらいました。お好みでソースをかけてお召し上がり下さい。副菜には、ビタミンCが豊富なピーマンを、さっぱり食べられるマリネに仕上げた「玉ねぎ、人参とピーマンのマリネ」とトロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子と青梗菜のトマト煮」をセットにしました。青梗菜に含まれる鉄は、非ヘム鉄という体内に吸収されにくい鉄の為、たんぱく質を含むチキンと一緒に摂取することにより、体内への吸収率が高くなるメリットがあります。

5食目主菜は、「大山豚とキャベツの味噌炒め」です。良質な伏流水で育てられたので臭みなく豚肉の旨味成分イノシン酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と発酵食品の味噌の旨味の相乗効果で美味しくて栄養価の高いメニューです。副菜にはゴマ油香る炒め物「トマトと卵の中華風」と柔らかい歯ざわりの「国産チキンナゲット」をセットにしました。

来週もお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/4~6/10お届け分)

「ご馳走」と言う言葉は昔、藩主やお客様に提供する為に馬であちらこちら駆け回り調達して来た選りすぐりの食材で作った料理の事で、”もてなす”と言う意味も含まれ、豪華な又はこだわりの料理とも捉えられています。そんな意味では馬には乗っていませんが全国各地を回りそれぞれの料理を得意とする専門調理会社で作ってもらったわんまいるの健幸ディナーはご馳走と言っても過言ではありません。今週も北は山形県~南は大分県と全国各地の製造業者様に作ってもらった献立メニューをお届けします。

1食目の主菜は、「国産さわらの西京焼き」です。福岡県遠賀町のハセガワ食綜さんに新鮮な鰆を使い何度も試作を繰り返し、味噌を極力減らして懐石料理に出て来るぐらいに上品に焼き上げてもらいました。米味噌の優しい甘みが引き立っています。サワラには良質のたんぱく質や鉄分、ビタミンD、ビタミンB12が豊富に含まれているんです。副菜には、ふくよかな味わいの「がんもと彩り野菜の含め煮」と和歌山県湯浅の天日干ししらすをおろし大根で絡めた「しらすおろし」をご用意しました。免疫力を高める効果が期待できる、しらすのたんぱく質と、食物繊維は、一緒に食べると風邪予防にも効果があるそうです。

2食目の主菜は、「境港産とろイワシの梅煮」です。昭和30年島根県隠岐の島より鳥取県境港に渡り水産品の製造を始めた小倉水産食品さんに骨を気にせずに食べられるように加熱調理してから秘伝の煮汁と一緒に個包装真空調理しました。骨が殆ど気にならない程柔らかく、全く臭みも無く、いわし嫌いの僕が美味しいと好んで食べる梅煮です。イワシにはDHA、EPA、カルシウム、ビタミンB6が含まれています。丈夫な骨や歯を作ってくれる栄養素であるカルシウムは、成長期のお子様にも積極的にとっていただきたい栄養素です。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と徳島県阿波市のカット野菜食品製造業の徳冷さんが作るさっぱりとした味わいの「ほうれん草と春雨の酢の物」をセットにしました。

3食目の主菜は、「鶏肉と筍、白ねぎの炒め煮(がめ煮)」です。大分県産の白ネギと国産筍、国産鶏もも肉を使った照り焼きを地元の鶏肉調理会社デリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。福岡県の郷土料理のひとつであるがめ煮は、食材から出るだしや旨みを生かした煮物です。筍はたんぱく質や食物繊維を含み、体の余分な塩分を水分と一緒に排出してくれる働きがあるカリウムも豊富に含まれています。僕は大分特有の甘口醤油ダレの料理が大好きです。副菜には、ふっくら甘くて出汁がよく染み込んだ「厚揚げ、大根、人参の炊き合せ」と人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「ロールキャベツ トマトソース」です。国産豚肉100%使い、ひとつずつ手巻きして、トマトソースで煮込みました。トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、キャベツと一緒に摂るとキャベツの胃腸を守る働きも高めてくれて相性が良いんです。副菜には、良質なたんぱく質をたっぷり含む大豆を使った「3種豆とごぼうのサラダ」と、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「神戸揚げ焼売と野菜の甘酢あんかけ」です。神戸元町中華街「南京町」はじめ、ホテルや中華レストランに卸している神戸老舗の点心製造会社タイカイさんの国産肉焼売を使って大正11年創業の大阪西成区の矢田健商店さんに作ってもらった創作中華です。焼売を揚げてうまみを閉じ込め、玉ねぎ・ピーマン・人参を使い甘酢あんでからめました。副菜には、外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上げた「豊後のからあげ」と、ビタミンCや食物繊維などが摂れる「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」をセットにしました。

来週もお楽しみに!