食通を唸らせる。水産会社が営む武庫之荘にある”活けとらふぐ料理 なべっこ”で旬を味わう

2026年1月29時(木)18時02分
ジム友で京阪神の料理屋にポンプ車で活けとらふぐを卸す伊賀水産社長夫妻が、40年続く尼崎市武庫之荘にある老舗ふぐ料理屋を受け継いだ尼崎市武庫之荘にある「ふぐ料理 なべっこ」。こちらへ東京から来社いただいたお客様をお連れして活けとらふぐ料理を楽しみます。初めてお連れする客人は、弊社本社がある梅田からなぜわざわざ阪急電車神戸線に乗り塚口駅で降りてタクシーに乗り次いで来るのかと首を傾げられます。お店に到着すると高級料亭のイメージとは程遠い、民家を改装した居酒屋に見えるので余計です。

先ず突き出しに「湯引き」が提供されます。

一口食べた瞬間に、ここまで来た事が解る表情に変わります。お店の裏に大きな生簀が有り、ふぐが一番美味しい2キロ回り(前後)を、予約を聞いて来店直前に捌いています。表面の皮と内皮と身と異なる食感が三味一体となり無茶苦茶旨い。

名物の「ブツ」。通常はてっさと言って薄いふぐ刺しですが、なべっこでは贅沢にぶつ切りで提供してくれます。

見て下さい。この活けとらふぐのぶつぎり。弾力がありコリコリして甘くて堪りまへん。自家製ポン酢が染みて絶品です。

これがふぐの内皮。透き通るダイヤモンドの様な輝き。一年もののふぐては薄くて料理出来ない。正に寒ふぐならではの味わいで、コラーゲンたっぷりでお肌もツルツル。頭は元からツルツル。。

アブラは、ファグラをあっさりした感じで、旨味が脳天に昇り皆さん目を閉じて味わいます。

もう我慢出来なく、酒通を唸らせる「天日干しひれ酒」をいただきます。

次は唐揚げ。一般的に冷凍を揚げますが、なべっこではさばきたての活けとらふぐを使用。しかも腸までカリッと揚げて提供してくれます。

僕は自家製ポン酢に漬けていただきます。みんな笑顔で旨いですねと。

コレがふぐの腸の唐揚げです。カリッ、グニャ、食べた事が無い食感と味覚でハマりますよ。

そして今だけ刺身で食べれる「白子」ですが、今日のはコレまで食べてきたプリンプリンの一口サイズで口に含むと中から卵黄の様に出てくる白子とは違い、肉厚の刺身で、これは初めて見ました。

肉厚の白子の刺身を箸で持ち上げていただきます。ねっとりとした舌感触。これは旨い。人生で初めて食べる味覚です。東京から来社いただいた食通のお客様も感動されています。

メインは大阪名物「てっちり」。江戸時代東京では食べて食中毒で亡くなる方がいる事から「鉄砲鍋」と呼ばれ、大阪では魚の水炊きを「魚ちり」と呼んでいた事からついた呼び名です。通常提供されないコラーゲンの塊であるクチバシも、なべっこではお構い無しに一匹丸ごとぶつ切りで盛り付けてくれます。

豆腐に白菜に白ねぎにふぐのあら、天日干しひれ酒でてっちりを食べる。冬の醍醐味です。

プリップリの活けとらふぐの身、捌きたてだから身がポロッと取れて、旨い!こりゃ堪らん。

〆はふぐ雑炊。

ふぐの旨味が詰まった出汁多めの雑炊。

いやー2ヶ月ぶりの外食に感謝感激。伊賀社長、美味しいかったです。ご馳走様でした。