慌てるとダメ!オフィスのセキュリティーカードを置き忘れて中に入れません!どうしよう…

2019年1月26日(土)今朝の大阪は0℃とかなり寒いです。阪急電車の乗降客も少ない中、梅田オフィスに出勤、木曜・金曜と一泊二日出張するとメールだけでも何百通来るので確認と返信に大変です。月曜日に行う部門長ミーティングの報告資料に目を通しカタログの校正と桃の節句ひなまつりの京のちらし寿司とはまぐりの吸い物、春の土用丑向けうなぎ養殖発祥地浜名湖産の静岡焼きに鰻重にひつまぶし、ホワイトディーの出雲大社門前坂根屋さんの和スィーツ出雲しょうゆしょこらに東京の縁結びスポットとして有名になって来た神楽坂のフレンチカフェ「ル・コキヤージュ」の静岡抹茶のテリーヌショコラに春のお彼岸向けに伊勢神宮より歴史のある猿田彦神社の鏡餅を受託製造している伊勢屋餅さんにお願いして作ってもらった国産餅米をせいろ蒸しした5種類のおはぎのLP合計7品の校正です。とても1日では間に合いません!明日は自社の新年会なので何とか・・・昼めし
どころではありません!

立ち食いうどん屋でラーメンでも初食いしよう!と思い都そばの前に立ちスマホをかざそうと思うとスマホが無い!あぁ、オフィスに忘れて来た!アルソックと契約したセキュリティーカードがスマホケースの中にあるのでオフィスの中に入れない!とにかくラーメンを食べてオフィス前の椅子に腰かけ30分、佐藤課長がわんまいる倶楽部会員のサイト掲載の件で確認して欲しいと出社すると言っていたよなぁ?しかし何時に来るのか解らないし、そうだ!警備室に相談しよう!と思い警備室へファミリへーネットワークさんはワンフロアーなので個別にアルソックさんと契約しているので警備室ではどうにも出来ませんがアルソックに連絡を取ってくれました。有料ですが今からカギを開けに来てくれると聞いた瞬間社員の佐藤課長か表玄関から歩いて来ました!正に女神様!良かった!これでオフィスに入って仕事が出来る!


夕方 で切り上げ自宅最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り汗を流し自宅で夕食を旬の手作りおかずセット健幸ディナー「石見ポークの肉じゃがセット」を食べました。人口減少を何とか止めようと島根県邑南町は平成17年からA級グルメの町づくりを行い県内で先駆けて人口を増やす事に成功。その取り組みがテレビ東京のガイヤの夜明けなど多数マスコミに取上げられ6000人の人口に年間20万人が訪れると言います。チョウザメを養殖したキャビアの生産、自然放牧の生乳作りや生乳加工商品、石見牛に石見ポーク、地元大豆を使った天然醸造の醤油に味噌に麹味噌、農作物の栽培や天然ハーブ園の運営に全国から村おこし協力隊を募り、農業技術支援も行いこれらの食材を使ったレストランを北海道の有名ホテルのシェフを起用して立上げ広島や山口などから人が集まり一昨年結婚式が出来るチャペルをオープンさせる等色々取り組まれています。石見ポークはケンボロウ種と言う本場イギリスが原作国で脂身が少なく赤身が美味しい品種でヘルシーで旨味があり、色んな料理を試しましたが炒めたりフライにすると爆発的に旨味が増します。もも肉の一口カツなんかはヘレカツと間違うほど柔らかくて脂身もなくコクがありまろやかで美味しいです。楽天市場では石見ポークの酢豚が常に上位にランクインしています。正直煮たり炊いたりするにはさほど向いているとは思いませんが脂身が無く臭みもないので肉じゃがにも採用しています。肉じゃがと言うから日本酒を片手に楽しみに待っていると出て来た肉じゃが。肉が少なくボリュームが少なく感じました。手作りなので多少の誤差はあると思いますが12月の繁忙期になるとついつい慌てて誤差が出るのでは?と思いますが、お客様には関係ありません!その場から商品企画部の責任者吉川課長に社員と一緒にメールを送り、主要食材毎に契約するように改善要請を依頼しました。石見ポークと謳っている以上は石見ポークが貧弱ではお客様の期待を裏切ってしまいます。お客様が満足してもらう事が最優先です。

ご当地グルメ&食材探しの旅_米子市【鳥取県】


米子2日目も引き続き米子商工会議所様のアテンドでメーカー様への訪問です。

1件目は米子で地元海産物を使った加工を行う有限会社西米食品さんへお伺いしました。
ご対応いただきました遠藤社長は5代目だそうです。創業当初はコロッケの製造をしていたそうで、創業して今年で50年になります。近年は地元の魚介類を使った惣菜製造へのシフト化を目指されています。現在、地元の学校給食に卸されており、どこでも課題になっている魚の骨の対策として、高温加熱処理をして骨まで食べられる鯵と鰯を作ったとのことです。

さっそく、その骨まで食べられる鰺と鰯を使った惣菜を出していただきました。

出てきたときは色も黒っぽく、味も濃いのでは思ったのが第一印象でした。
また高温加熱処理ときいたので、何処でも作られる缶詰のような味がする甘露煮かとも思いました。
しかし口に運ぶと表面が飴炊きのようになっていて、カリッとした表面の食感なんです。
骨の感覚は全く感じませんね。
鰯の方はほんの少し鰯特有の匂いがしますが、鯵は全く魚臭はないです。
片栗粉を薄く打って醤油・味醂・砂糖で味付けして高温で揚げているので
表面が飴炊きのようになっています。味も思ったほど濃くなく美味しいです。

代表は食べた瞬間、山椒を少し加えることを提案。
おかずにするには少し物足りないので、ごぼうに玉ねぎを加えるように依頼しました。
ちょど昨日さんれいフーズさんから提案いただいた豆鰯をこの調味液に山椒パウダーを加えて漬けて揚げれば「米子の飴炊き」として
売り出せるのではないかと。。。

ついでに工場見学もさせていただきました。
見学させていただいた時間はカニ味噌の製造を行っていました。

後藤社長も意欲的でさっそく試作を作っていただけることになりました。

午後からお伺いしたのは、
昨年の安来市で行われた商談会で商談した株式会社米吾さんです。

米吾さんは江戸時代に廻船問屋からはじまり、一世を風靡した旅館「米五館」を開業され、
その後、山陰線の開通とともに取組んだ駅弁販売をはじめ、そこから生まれた「吾左衛門
鮓」は東京歌舞伎座をはじめ、三越日本橋本店、高島屋さんでなどで販売されています。

本日は、坪井社長と中川部長にご対応いただきました。

先日の商談会で駅弁のお話を聞いてさっそく冷凍して送っていただきました。
ご飯が解凍しても美味しかったので理由を尋ねると、その一つに米にあるとのこと。
地元米子の米どころである日野町から契約栽培のひとめぼれを使っているとのこと。
食材も地元食材を主体に国産を使っているとのことで共感しました。
近日中に最新のトンネルフリーザーを導入される予定で、作り立ての仕出し弁当を急速冷却、急速冷凍できるようになるため話を進めていきたいと思います。

最後に米子商工会議所様に訪問して、今回のメーカー様との打合せと今後の取り組みについて共有させていただき、地元メーカー様へのフォローをお願いしました。

創業明治35年、歌舞伎座でも販売されている、吾座衛門寿司製造元株式会社米吾さんに訪問・・・

2019年1月25日(金)今日も引き続き米子商工会議所様のアテンドで米子で蟹の加工会社を営む有限会社西米食品さんへ訪問しました。コチラもホームページがないので詳しい事前情報が乏しかったのですが、お伺いすると遠藤社長は5代目で、どこも同じく蟹の国内消費が減少する中、中国はじめ海外での消費が増えて値段が急騰、儲からないから蟹以外の加工、更に地元の魚介類を使った惣菜製造へのシフト化を目指されています。早速地元の学校給食に卸されていると言う骨まで食べられる鯵と鰯の煮付けを試食提案いただきました。写真で見るように煮込んでいるので色が濃く感じます。なんや何処でも作られてる缶詰のような味がする甘露煮かと思い箸で掴むと表面が飴炊きのように固く、試食するとカリッとした表面の食感でサクサク食べられます!骨は全く感じません!鰯はほんの少し匂いがしますが鯵は全く魚臭くありません!片栗粉を薄く打って醤油味醂砂糖で味付けして高温で揚げているので、表面が飴炊きのようにカリッとしています。コレは旨いですが、酒の肴としては山椒を効かせばよい、但しおかずには物足りないのでごぼうに玉ねぎを加えるようにお伝えしました。人参も加えれば更に色目が良くなります。昨日さんれいフーズさんから提案いただいた豆鰯をこの調味液に山椒パウダーを加えて漬けて揚げれば「播磨のくぎ煮」でありませんが「米子の飴炊き」と後世に残る名物になる可能性を感じました!

昼からは昨年の展示会で商談した、創業明治35年、東京歌舞伎座はじめ三越日本橋本店、高島屋さんで販売されている「吾座衛門寿司」製造会社株式会社米吾さんへ訪問させていただきました。坪井社長にご面会させていただき、前回駅弁を冷凍して送っていただいた試食の感想をお伝えしてご飯が解凍しても美味しかったと伝えると、一つのこだわりが銀シャリにあるとおっしゃられ、地元米子山間部の天水田で契約栽培していると言います。しかも食材も地元主体にオール国産と当然の如く言われました。駅弁で食材を国産100%使用している何て初めて聞きました。更に近々最新のトンネルフリーザーを導入するとのこと。作り立ての仕出し弁当を急速冷却、急速冷凍する事で食感と美味しさが担保されます。凄く楽しみです。自宅に居ながら歌舞伎座でも取り扱わているこだわりの仕出し弁当が食べられる!買い物に不便を感じている高齢者の方に喜んでいただけると思います。たまにはちょっとした贅沢離れて暮らすご両親への仕送りとしてもお奨めです!

ご当地グルメ&食材探しの旅_米子市【鳥取県】


山陰のうまいもんを探しに米子へ行ってきました。
今回は車で鳥取県へ向かいました。
冬なので道路の凍結も心配されるため、高速バスで行こうと思っていましたが、
事前確認したところ思った以上に天気もよく、雪の心配もないとのことで、今回は車で行く事にしました。
朝8時に出発し、順調に車を走らせていたのですが、蒜山高原の手前から左右の山々が
雪山に変わりびっくり!
こんなに急にかわるものか・・・
西の富士山と言われる大山も雪雲におおわれています。

そんなこんなで3時間かけて米子に到着。
今回も米子商工会議所様のアテンドでの訪問です。

まずはじめお伺いしたのが、島根県安来市に本社があり、紅ずわいがにを使ったクリームコロッケをはじめ、地元の原料を使ったコロッケやメンチカツや玉子焼きなどを加工している株式会社さんれいフーズさんにお伺いしました。
水産品特販営業課の室崎様と現在担当の松浦様と新たに担当となる中村様に対応いただきました。
さんれいフーズ様とは昨年の安来で行われた商談会で知りあい、紅ずわいがにのクリームコロッケを試食しましたが、クリームのクリーミーさが抜群でその秘密をおうかがいしたく工場見学をお願いします。

さっそく白衣に着替え。

さんれいフーズさんは国内には2つ工場あって、境港工場では紅ズワイガニやズワイガニの水産加工を主力としていて、ここ安来工場ではクリームコロッケ製品とグラタン製品をメインとする冷凍食品工場です。

ベシャメルソースの原料となる牛乳は島根県産を使用。

これをこの巨大な攪拌機を使いソースを作っています。

上からのぞくとこんな感じ。(湯気でみえにくくてすみせん・・)

ベシャメルソースの良い香りが工場内に漂っています。
僕自身、ベシャメルソースが大好きなので、むしろこの中に浸かりたいような気分です。(笑)

できあがったソースがこちら

これが充填機のラインへ運ばれて、容器の中にソースが落とされていきます。
さんれいフーズ様では、このできあがったソースを冷まさず温かいまま
充填していくのがクリーミーに仕上げるポイントだそうです。

容器に入ったソースはトンネル冷凍機で瞬間冷凍されて、容器からはずされます。

その後バッター液に浸けてパン粉つけです。
このパン粉も特注で色がついているので、見た瞬間すでに揚がっているのかと錯覚しました。

次々とクリームコロッケができあがってきて、目が回りそうです。

そのあとトンネル冷凍機で冷凍されて完成です。

製造工程では、何か所も金属探知機が設置されていて、チェック機能も万全。
最終、目視によるチェックを行っています。

別の場所では、たまご焼きの製造も行っていました。
全自動で厚焼たまごが次々に作られ、焦げ目もなく上手に仕上がっています。

見学後は改めて試食。

バジルの入ったジェノベーゼ風コロッケは、海老も入っており、
衣はサクッとして、中からクリームがとろけてめっちゃ旨いです。

他にも小鯵の骨を取り除いたフィレの素揚げと小さな鰯(豆鰯)の素揚げも試食。

代表はこれを食べた瞬間にアイデアがひらめいたようで、
この商品の活用方法として京都山科の郷土料に子鮎の山椒煮があります。
その要領で「境港産豆鯵の山椒煮」を提案しました。

次に向ったのは、米子市でスモークサーモンを製造されている有限会社イーエスフーズ様です。
米子商工公会議所様からご紹介をいただいたのですが、ホームページがなかったため、事前にどのような会社なのかわからないまま訪問させていただきました。遠藤社長と営業窓口の芦谷さんにがご対応いただきました。遠藤社長は水産業界大手商社に勤められ全国の営業所を経験され、最終地元米子の営業所の所長に。境港営業所と合併の際に退職され、そのまま営業所を自らの会社にして営業畑からスモークサーモンを作る加工業を始められたそうです。現在はコープさん等へ販売したり、地元でも味に評価があって人気があり、1キロもある半身のフィレを一人のお客さんが何十枚も購入されるそうです。

さっそく試食をいただきました。
サーモンの種類も秋鮭に銀鮭にトラウトと3種類を扱っています。

それぞれ味が違い、チーズやたまねぎスライスと一緒に食べたいです。
その他にも贅沢にスモークサーモンを焼いて食べさせてくれました。
これも絶品です!

もっとびっくりしたのが、「皮」です。
パッケージを見た時は正直グロテスクな印象でした。

もちろんそのまま食べれるのですが、今回はフライパンで炙ってだしていただきました。

なんと!これがめちゃくちゃ旨いんです!
切身を加工する際に皮が出るので、商品化したそうで
その身が付いた皮を炙ることで、皮がパリッとしてほどよく残った身の脂がにじみ出て
きます。燻製しているのでアミノ酸が乗っているのでさらにうまい。
写真は2切れですが、はじめはお皿にたっぷり盛付けてられていたのですが
帰る頃にはほとんどなくなっていました。
刻んでお茶漬けか焼きおにぎりにするのもいいですね。
ぜひギフトの展開も含めて検討させていただこうと思います!お楽しみに。。。

蒜山トンネルを出ると、予想外の雪化粧!・・・境港の豆鰯、米子の燻製サーモン皮炙り、人生初試食!

2019年1月24日(木)今日は車で鳥取県米子、境港へ向かいました!
途中三木ドライブインに立ち寄り観察。フードコートの売れ筋はステーキ丼1,380円、ダブルステーキ丼1,980円、トンテキ定食1,200円、和風ハンバーグステーキ1,100円、ダブル豚カツ定食1,580円、豚カツ定食980円、ネギシャーシュー丼980円、但馬鶏唐揚げ定食950円でした。ドライインの フードコートとは思えない値段とメニュー構成にビックリ。最近都会近郊のドライブインにはアクティブシニアの人達で賑わっていて、フードコートも比較的単価が上昇しています。フードコートでも豚肉メニューが人気でした。そして最近のトレンド上昇中なのが濃厚で甘くてとろりとした食感のフトクリームで、高速道路のソフトクリーム全国NO.1に選ばれたと書いてあったので試食してみました(美味しそうに食べる山脇さん)。六甲牛乳で作っているとの事。たいして濃厚でなくがっかりしましたが、値段も400円とやや安め。こんなものかと思いました。続いて目に止まったのが「近江名物赤こんにゃくのみそ田楽」。なんで兵庫県のサービスエリアで売っているのか?と思いましたが、赤こんにゃくは希少でめったに食べる機会が ないから試食。群馬県など東北のみそ田楽とは味が違います。食感も少し硬めで甘くて美味しいです。この赤色の原料は?と聞くと、三二酸化鉄(さんにさんかてつ)という食品添加物で、赤色を出す以外に食物繊維やカルシウムといった栄養も豊富に含んでいるとのこと。田楽の胡麻ふりは初体験ですが相性が良いです。

再び車で大山を目指し、蒜山トンネルを超えると景気がガラリと変って雪化粧!ゲゲゲのゲー!
山脇さん今にも雪が降りそうで運転にビビリ顔です。冬の大山なめとったらアカンですなー。大山を通り過ぎて米子に到着。訪問先で試食があるのでランチは軽めにと、前回米子商工会議所の方に連れて行ってもらった蕎麦屋さんに行くと駐車場が一杯で行列が出来ています。皆さん美味しくて安い店は良く知っています。仕方なしに諦めて車を走らせると目の前の看板に出雲蕎麦と書かれてあるから立ち寄りました。何と12時と言うのにこちらは客が一人だけ。お店を探す時間がないのでそのまま入りざる蕎麦を注文。出て来たのは手打ちではないと思われる良くスーパーでみかけるタイプの蕎麦です。厨房を見るとしっかりしているので昔は手打ちしてたい形跡が伺えますが、何らかの事情で仕入れに変えた所、客足が遠のいた感じがした老舗蕎麦屋さんでした。


米子商工会議所に到着。会議所の前で担当窓口の豊田さんが寒い中玄関で出迎えくれています(ご配慮申し訳ありません!)。本日は境港でも大手の地元の紅ずわいがにを使ったカニグラタンコロッケや大山鶏のグラタンコロッケにメンチカツや玉子焼きなどの製造メーカーで、大手ファストフード店のグラタンコロッケも受託 されるなど大手メーカーのPB商品も作られていて、わんまいるでも旬の手作りおかずセットのメニューや単品でも間もなく取り扱いが始まります株式会社さんれいフーズ様へ工場見学も兼ねてご挨拶にお伺いしました。
米子商工会議所様には多数のメーカー様をご紹介いただき、おかずセットの食材やカタログや通販サイトで取り扱いをさせていただいております。地元の企業さんを知り尽くした商工会議所さんならではのご紹介とアテンド本当に助かります。こだわり特製グラタンソースが決め手!そこで閃いたのはこのグラタンソースをそのまま卸していただき、コロッケではなく各種グラタンやドリアやミルクで伸ばせばクリームシチーやクラムチャウターに使いたいとお願いしました。エックス線と金属探知機を所どころに置いての厳重な異物混入チェックをしていて、凄い気の配りように関心させられました。工場見学後に小鯵の骨を取り除いたフィレの素揚げと小さな鰯(豆鰯)の素揚げにコロッケ三種類を試食させていただきました。コロッケは文句の付けようがありません!これまで見た事がない2センチぐらいの豆鰯南蛮漬け以外の料理をめぐらせました。京都山科の郷土料理に子鮎の山椒煮があるのでその要領で「境港産豆鯵の山椒煮」はどうか?と思いました。

さんれいフーズさんを後にして次に向かったのは、米子の有限会社イーエスフーズ様です。ホームページがないから事前に会社概要などの知識を持たずに訪問しました。社長の遠藤さんは水産業界大手商社に勤められ全国の営業所を渡り、最終地元米子の営業所の所長に境港営業所と合併の際に退職され、そのまま営業所を自らの会社にしてサーモンの燻製を始め販売を開始、コープさん等へ販路として地元でも人気です。刺身用、バター焼、ブロック、半身のフィレと加工してギフトとして約1キロの半身のフィレが人気だそうです。偶然昨日宮城県石巻から届いた鮭のお茶漬けを試食した所大きな炙り鮭の切身が入っており美味しいかった。これは燻製した鮭を焼いています。燻製して焼くとこんなに美味しいのか?と思っていたタイミングでサーモン燻製のパレード。カナダ、アメリカ、北海道と試食しましたが、それぞれ違った味で個性的!薄くスライスしてラスクにチーズとスモークサーモンを乗せて少し炙ってチーズがとろけかけて食べると呻るほどおいしいだろうなぁ?と想像しました。口コミで広がり、会社へ引き取りに来られると商工会議所から聞きました。更にびっくりしたのは皮です!切身を加工する際に皮が出ます。その身が付いた皮を焼くと脂がにじみ出て来て燻製しているのでアミノ酸が乗って無茶苦茶美味しい!もっと刻んでお茶漬けか焼きおにぎりにすれば最高と思いました!旨すぎるスモークサーモンの皮でした!

ホテルにチェックイン。夕食朝食付きで4,900円。大阪・東京のホテルでは考えられない安さ!既にお取引をさせていただいている前田水産社長と米子魚市場(地方卸売市場兼漁協)中川部長さま達との懇親会。なかなか予約が取れない評判の米子駅近くの居酒屋「太平記」さんです。大きなホワイドボードに本日入荷の魚介類のメニューが沢山書かれています。こんなメニューの書き方ははじめてです。刺身盛合せも好きな魚を指定できます。
これも初体験!モサ海老・白いか、白バイ(バイ貝)と山陰地方ならではの魚介類を名指し!中川部長良い鯖が水揚していたから鯖の刺身を追加で注文、いやー新鮮で脂が乗っていて旨い!ワタリガニの唐揚げ初試食!蟹味噌に地元のにごり酒、そしてメバルが早くも水揚されています。メバルの煮付けは脂が乗って最高!早速中川部長に買い付けをお願いしました。地元で一次加工会社があるのでそこ なら朝獲れた魚をそのまま鮮魚で一次加工して冷凍で納品出来るのでどうですか?と提案いただきました。折角の鮮魚なのでそうしてもらえれば助かります。更に前田水産さんで煮付け焼きしてもらえれば最高。地元の獲れたての鮮魚を惣菜にすると冷凍原料の惣菜と比べ物になりません。既に一部こしらえてもらっていますが「絶対美味!」今夜も地元の事業者様と大いに夢を語り合いました!・・・・