中国の宅食事情について、伊藤忠商事様と神明グループのまるかん様に情報と意見をお伺いしました

2018年10月26日(金)昨夜は、伊藤忠商事物流カンパニーの中国始めベトナムやインドネシア等アジアに詳しい間下様と神明グループの日本と中国で惣菜製造工場を持ち元気寿司などグループ会社の飲食店等に冷凍食材を卸している神戸まるかん鈴木社長様と梅田お初天神の萬野さんで会食。中国の宅食事情について情報と意見をお伺いしました。特に香港上海は勿論の事、北京や大連など目まぐるしい勢いで経済が成長しておりそれに伴い賃金も上昇、夫婦共働きが当たり前となり家庭で料理を作らない世帯が多く出前が凄く流行っているとの事、更に健康や食品の安心安全に関心も高く日本の10倍以上の消費があるのでわんまいるのような真空パックされた冷凍惣菜も売り方次第では大きなビジネスになる可能性は高く、働く主婦のみならず中国は公的介護制度がないので、有料の介護サービスや生活支援サービスを受けている富裕層方も多く、和食に興味があるシニアの方も大勢存在しているのでは?と…そして沿岸の都市には日系企業も多く、日系人だけでも相当な数の人が住んでおりニーズは高いと思います。中国のみならず親日の台湾やベトナム等、日系の惣菜製造会社でわんまいるの品質管理基準とノウハウとブランド力を上手く見せれば勝算はある。課題はどこと組むかが非常に重要で、そしてどのように売るか?も重要とお伺いしました。来月東京へ行くので中国EC通販2強の一つ「京東集団」日本法人様の紹介を頼みました。中国のEC通販に詳しい企業に直接会って聞くのが早いと思いました。それにしても中々手に入らない国産黒毛和牛の牛タンを贅沢に 厚切りにして提供いただき、鮮度がよいのでコリコリとした食感で無茶苦茶美味しかったです。牛タンに続き人気のハラミも添えて、それに希少部位のブリスケにチマキ、ロースにローストビーフ、〆の肉握りは格別。萬野社長 ・菅野専務いつもありがとう!

今日のランチは、弊社社外取締役でリライズコンサルティング株式会社の中山社長と一緒に、厳しい回転寿司業界にも関わらず一人勝ちしている大起水産さんが営む高級回転寿司をテイクアウトしました。繁盛の秘訣を寿司ネタを納品している弊社も仕入れでお世話になっている大阪市中央卸売市場鮮魚仲買大手、利州株式会社の上田副社長に尋ねると「魚の目利き」だと聞きました。優秀なバイヤーと産地との結びつきと仲買い水産会社と関係を大切にされているとの事です。商売繁盛のポイントは「仕入れは命」。そらそうですね!・・・・


それと報告です。来年のバレンタインで売り出す島根県出雲大社門前に本店を構え、市内に6店舗の和菓子スイーツ専門店を出店されている「坂根屋」さんにお願いして、同じ出雲市内で茶葉の栽培から直営店まで手がている老舗お茶屋さん桃翠園さんの抹茶と苺にみかんを練り込んだ3種の「勾玉」をあしらい化粧箱に入ったチョコレートが届きました。縁結びの神様で知られる出雲大社祈願済みの「勾玉」3種のショコラが完成しました。

今日は食の総合見本市FABEXに日本食糧新聞社から招かれ訪問。22社様と名刺交換しました。

2018年10月25日(木)今日は、日本食糧新聞社が主催する食の総合見本市FABEXに山脇と二人で行って来ました。
朝マックが250円に値上りしているのを見て、遂にマクドまでが。。。と思いながら
10時前に南港のインディックス大阪会場に着きました。


本日は、商談ブースを用意してくれていて、厨房設備のニチワ電機さん、カリカリ梅の和歌山みなべ町の紀州本庄うめよしさん、福島県の若桃の甘露煮メーカーあぶくま食品株式会社様3社から商品提案を受けました。その後国産果実のジェラートメーカーさんや南あわじ市の水産事業の魚天様、本物そっくりの果実アイスメーカーの株式会社Lisee様、冷凍しても食感が損なわれない玉子豆腐や胡麻豆腐風の無添加のかんてん素材メーカー伊那食品工業様、パンナコッタやプリンのような食感のゼラチンの新田ゼラチン様、宮崎県東白杵郡の銘柄鶏夢創鶏の株式会社英楽様、前から取り扱いたいと思っていたチョコレートなどトッピングした団子等を製造している株式会社丸八製菓様、滋賀県東近江市の地元6社の酒蔵の酒粕を加えたプリンの製造している工房しゅしゅ様、大分県豊後の冷凍カット野菜メーカー株式会社豊後大野クラスター様、京都宇治抹茶などの天然素材香料メーカーの株式会社ミコヤ香商様、長野県のぶなしめじのミスズライフ様、栗饅頭、栗パイ、栗きんとん 栗専門スイーツメーカーの熊本県の株式会社やまえ様、宮崎県都城の豚の味噌漬けリーズナブルな価格で美味しかった食肉加工の株式会社一真様、竹を使ったパッケージメーカー東大阪の株式会社神堂様、パンやどら焼きなどスイーツにトッピングするクリームメーカー株式会社友栄食品様、スチコンと言えば絶対にお奨めの焼きを得意とするラショナル・ジャパン様、大阪北部中央卸市場の水産仲卸会社株式会社大倉様、最後に三重県で副菜を主体に製造卸を作られているヤマダイ食品様、22社様と名刺交換させていただきました。

さて、今後どれだけ商談が成立するのか楽しみです。

本日ご縁をいただきました皆様今後ともよろしくお願い申し上げます。

フレッシュ(鮮魚)の西京漬けは美味しかった。冷凍魚とは全く違います。。。。。

2018年10月24日(水)今日の試食は、先週大阪市中央卸売市場鮮魚仲買い大手の利州株式会社さんで買い付けた、新潟産の「甘鯛」を阪急百貨店梅田本店にも専門店を構える塩干仲卸の株式会社三恒さんに頼んで西京漬けにしてもらい、焼いて試食してみました。やはりフレッシュ(鮮魚を味噌漬けにして冷凍1回)は食感が全く違います。冷凍魚を解凍して味噌漬けにしたものは、再冷凍したものとは全く食感も味も違います。通常味噌漬けや塩焼きや一夜干しに回る魚は、セリ落ち(セリにかからず売れ残った魚)留め置き(さらに売れずに1日以上経過した魚)が使用されるか、海外で切身加工された冷凍物を輸入して解凍して味噌漬けや塩漬けにしますが、わんまいるでは鮮魚で流通されている魚を買い付けたり、前もって産地に依頼して仕入れるので、新鮮な魚を加工、調理しています。だから美味しいのです。


某味噌漬け専門店さんから提案いただいた西京漬けを試食してみました。ニュージーランド産の金目鯛の西京漬けですが食感が固く脂の乗りもイマイチです。韓国産の鰆の西京漬けも身が固くておいしく感じません。。。チリ産のトラウトサーモンもしっとりした食感に仕上がっていません。ュージーランド産の銀ヒラスも身が固く感じました。。。。
母の日のギフトとしてと思いましたが、国産の天然鮮魚を使う事にしました。丁度母の日の前月4月は「桜鯛」と呼ばれる体が赤くなった産卵前の乗っ込みの鯛が上がります。春の魚と書いて「鰆」も旬ですし、「甘鯛」それに「桜鱒」も旬を迎えます。贅沢ですが、刺身でも食べる鮮魚を西京漬けしてもらい、母の日のギフトとしてご提供したいと決めました。


大正11年創業の神戸中央卸売市場の塩干仲卸株式会社財木商店さんに作っていただいている千葉県銚子産の鯖の味噌煮の味が濃いので味付けを薄くしてもらい試食をしましたが、白味噌と赤味噌のブレンドの仕方なのか?なんとなく味がおかしいので味噌煮での販売を中止して、「鯖の煮付け」に変更をするようにお願いしました。昨夜自宅で食べた宮城県石巻魚港の株式会社高徳海産さんの秋刀魚の黒酢煮の味醂がしっかり効いただしが凄く美味しかったので他の魚も煮付けてもらうようにも依頼しました。


神戸の中華料理の株式会社フーズパレットさんから、今回で4度目の試食となる鶏の甘酢あんかけを試食しましたが今度は鶏肉でなく、甘酢が塩辛いです。直接料理長と話が出来ずに営業さんを介してでは伝わらなく残念です。・・・諦めました。

北海道から「にしん」「数の子」「細茸」「インカのめざめ」「十勝マッシュルーム」…冬食材を使用した商品が届きました。

2018年10月23日(火)今日の試食は、震災があったにも関わらず頑張られています、北海道函館の中水食品さんから北海道にしか生息していない筍「細茸とにしんの煮物」を提案いただきました。全く濃くなく丁度良い味に仕上がっています。今年から三越伊勢丹さんや東急百貨店さんと提携したので掲載計画が早くなり、7ヶ月先の企画が基本となり、来年の12月~2月の取扱いとなります。


鱈と鱈の子の煮付けも安くて美味しく、これらのシーズンには最適な酒の肴ですが、今年は間に合いません。昆布に数の子をまぶした佃煮は、凄く美味しいので是非おかずセットに使用したく、薄揚げや厚揚げと炊合せくれないか頼んで見る事にしました。にしんの切身も加えた数の子(にしんの子)と昆布の煮物も来年の冬場の企画として取り扱いたいと思いました。もう少し早く提案いただいていればと思うと残念です。・・・



北海道帯広のアガリクスで一世風靡された、まりも製薬から十勝産のインカのめざめを使用した郷土料理「いもだんご」の枝豆とチーズの2種類を提案をいただきました。蒸かしたじゃが芋を潰してでんぷんを混ぜて整形した食感はモチモチですが、中に入っているのがナチュラルチーズでは濃厚さが足りないように感じました。かと言って熟成チーズでは値段が高くなりすぎ、チーズの香りが勝ち過ぎます。最近はミルクジャムやはちみつが流行っているので生クリームとトッピングすれば甘くて濃厚な味となり、コーン等を添えるとインスタ映えもして人気になると思いました。



十勝産のマッシュルームと長芋とピーマンとチーズのピザも
アンチョビを隠し味に加えるなど一工夫が欲しいです。


先月訪問させていただきました、宮城県気仙沼のカネマ食品さんから鮪の南蛮漬けが届きました。お伺いした時にお伝えした通り野菜を増やしてくれていました。凄く味が良いのでおかずセットのメニューに採用したく値段と味の濃さを調整するのにじゃが芋の角切りを半分加えて欲しいと思いました。南蛮漬けと言うよりかは「鮪の南蛮炒め」と言う名前の方が良いと思いました。


最後に大阪のメーカーさんから「三笠焼(どら焼き)」の提案をいただきました。国産原料にこだわり、卵もヨード卵を使用されていますが、餡子を挟んだオーソドックスな三笠焼きです。これでは買う理由が無いと思いました。今人気なのは、群馬県みなかみ町のどら焼きやさんが考えた玉クリームをトッピングした「生どら」ブームで、更にはちみつを加えたり、既に餡子を挟んでいない商品が多く作られるようになりました。「生」クリーム「はちみつ」「ミルクジャム」「ナッツ」「栗」「くるみ」がトレンド。これらの食材を上手く使用した小さなサイズの三笠焼きならバレンタインやホワイトデーや母の日、敬老の日などギフトとしても人気が出ると思いました。長崎カステラのようにザラメを敷いても良いかも。生クリームを多めに苺や林檎やみかんなど色鮮やかにフルーツを挟んだ「フルーツ三笠」も受けるように思いました。・・・・
濃厚さが必要なのではちみつの使用は必須です。

「和歌山炒飯」「京都和・ポタージュ」「邑南町の生田楽みそ」続々とご当地グルメが登場・・・

2018年10月22日(月)今日の試食は、ご当地の食材を使用したレンジで出来る「ご当地惣菜シリーズ湯浅のしらす干しと南部の梅肉の「和歌山炒飯」を創業90余年の大阪の矢田健さんで作ってもらいました。・・・天日干ししらすの風味と梅肉の酸味が美味しくて特に食慾の無い夏場はカルシウムも豊富でクエン酸も取れる健康にも良い便利な惣菜です。育児や働くママや親の介護などで忙しいミドル世代の方などにはとっても便利だと思います。これからもご当地の食材を使用した冷凍惣菜をどんどん開発をしていきたいと思っています。・・・


産地は指定できませんが、国産野菜と無えんせきのベーコンを使用した洋風煮(ポトフ)200gの2回目の試食が届きました。前回よりは堅くなりましたが、まだ柔らかいです。矢田健さんの問題ではなく、ボイルまで依頼しているカット野菜会社さんに今の半分のボイルで抑えて欲しいと現物(冷凍惣菜)を実際に湯銭して試食してもらうように伝えました。


3品目は、前から京都の桂茶屋さんにお願いしていた「和・ポタージュ」がようやく出来上がって来ました。野菜とミルクだけの和風仕立てのポタージュスープで、今回は「コーン」「人参」「かぼちゃ」各200gを作ってもらいました。・・・一口食べた瞬間。「旨い!」と思いました。合成着色料、保存料、砂糖など無添加の北海道野菜のポタージュスープが完成しました。

お次は10月4日(木)にミラサポの専門家派遣を申請いただき商品開発の相談で訪問させていただきました、A級グルメの町島根県邑南町のガイヤの夜明けにも出演された事がある、垣崎醤油店さんに提案したこんにゃくのみならずボイル野菜や蒸し鶏などに塗って食べると美味しい酵母が生きている無添加の田楽味噌です。えごまバージョンと白ごまバージョンの試作品が届きました。早速こんにゃくとむね肉、大根、じゃが芋で試してみました。やはりえごまの方がまろやかで美味しいです。試食スタッフ5人全員が感動。50gパックで生田楽みそだけとボイル食材もセットと2パターンで販する事にしました。石見ポークに次ぐA級グルメの町邑南町の新しいご当地グルメが誕生しました。・・・・