試食のグルメ  vol.374

2016年11月2日(火)今夜はサッポロビールさんのご招待で、親友でもう35年の付き合いになる店舗設計で有名な株式会社創楽舎の横井社長と弊社山脇と一緒に横井先生が全店設計している東京にも多く出店されている「魚匠銀平はなれ」に行って来ました。
阪神電車を降りて堂島地下センター街を堂島アバンザの方へ向い、帰宅途中のサラリーマンで大混雑。アバンザの向いのホテルエルセラーン大阪地下1階の少しリッチな飲食店が並ぶ一角に1軒だけある和風の店です。表ではサッポロビールさんが出迎えて頂き、座敷に通されました。

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僕も何度が来ていますが「はなれ」にはもう2年ぶりぐらいご無沙汰です。日曜日からの風邪が徐々にひどくなって来ているので酒を控えるようにと山脇から忠告されていますので久しぶりのエビスビールも一杯だけに・・・
まず先付けから、小松菜と薄揚げの煮浸しと薩摩揚げの平天に牡蠣のジュレスープが出てきました。純和食です。

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僕らにしたら小松菜と薄揚げの煮浸しか!と思いますが、実際自宅で煮浸しの出汁が難しく子供がいると薄味なのでまず作らない、そのまま子供が大きくなっても煮浸しなんか面倒で作らない!居酒屋のメニューにさえありません。だから最近は懐石料理にもよく使われるようになって来たと思っています。
次に運ばれたのが銀平名物の巨大な氷にに乗った刺身の盛り合わせです。鮪・蛸・鯛・太刀魚・帆立貝。正直、本日の刺身は対したことなく残念です。
次ぎは煮物でメッキかうおぜか?食べた身からすると脂の乗りと身が締まっていないからうおぜと思う。(せめて秋サワラか天然真鯛ぐらい出せは良いのに)ところが銀平さんは基本和歌山箕島港から直送ですから、和歌山で今の時期は、うおぜが河口付近で何ぼでも釣れます。名物の梅煮で頂きました。

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口直しに冷たい温泉タマゴをのせた蕎麦が運ばれ、天ぷらの盛合せと鯛の白子に〆は名物の「鯛めし」に漬物味噌汁で終りです。

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昔横井先生にサッポロビールさんを紹介した経緯もあって本日はワインも持ち込んで頂いており、オーストラリアのペンフォールズのシャルドネとシラー&グルナッシュのブレンドをティスティングさせて頂きました。風邪を引いているせいか、そんなに美味しく感じられませんでしたが、値段を聞いてビックリ希望小売価格白が6000円、赤が5800円と言う事は、お店で飲むと18000円は最低する事になります!横井先生いわくもっと高い値段のワインを飲む人は何ぼでもいているよ!と飲食店でも流行っている店を店舗展開しているオーナーなんかは一晩で30万50万平気で使うよ!ちょうどこれぐらいのワインならグランド千房のワンランク上プレジデント千房に提案したら良いのにとのことでした。・・・そうなんです、グルナビなどで検索メニューの価格を見て行ってもワインがアホほど高くて偉い出費になる店が多くなってきているから気を付けないといけないと思います。横井先生も同じ事を言っていました。サッポロビールさん大変ご馳走様でした。

試食のグルメ  vol.373

2016年11月2日(水)今日の試食は、昨日のロールキャベツのソースをトマトをミキサーしたものに変えて頂いての再試食です。赤ワインを加えて少し味に深みがあります。何とか11月28日(月)からお届けするおかずセットに間に合いました。・・・

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東京杉並区の老舗中華点心製造会社隆峯さんから、国産の豚肉と国産野菜にこだわった棒餃子と海老はベトナム、蓮根は茨城県、豚肉と野菜は国産を使用した海老蓮根巻き中華巻き、豚肉牛蒡巻き、フカヒレ海鮮巻きを提案戴き焼いて試食しました。正直ピンとこなく、これなら普通の餃子とかニラ饅頭の方が美味しいと思いました。提案書の説明書を良く読むと、食材は国産でかなりこだわっています。焼いて良し、揚げて良しと書かれていました、揚げると国産豚肉と野菜の春巻き、海老蓮根春巻きとして、謳えると思うし焼きが多い中、揚げた方が素材の美味しさが伝わると感じました。

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京都の鉄板焼き「どんぐり」さんが久しぶりに九条ねぎを使用して京都七味屋本舗の一味、澤井醤油本店の薄口醤油、佐々木酒造の料理酒を使った餃子の提案してくれました。10個で580円と少し高め、残念ながら肝心の餃子の皮の説明が無く食べてもこだわりを感じませんでした。後は見せ方でしょうが?2回目以降のリピートはやはり食味が大切だと思います。

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東京新宿で日本発のカレーライスを売り出したカレーで専門店「新宿中村屋」さんから、スープが美味しいスパイス香るかれーうどん2食入り780円が届きました。鶏肉と野菜が入って鰹と昆布の和風出汁に中村屋オリジナルのブレンドスパイスを加えた少しスパイシーでコクがあるカレー出汁とこしの有る讃岐うどんはとても良くあって美味しく戴けました。1食辺り390円はお値打ちです。

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京都の和菓子処木下菓匠さんから1年以上前から挑戦してもらっている僕からするとどら焼きに見える生三笠抹茶餡とホイップクリームサンドと小倉餡ホイップクリームサンドの二種類の試食をさせて戴きました。今回は見た目もまずまずで餡とホイップのバランスが良くて納得する食味になりました。特に抹茶とホイップサンドは絶妙な味で渋いお茶と合わせて頂くと凄く相性が良いと思いました。京の和菓子の匠が手作りした生三笠が2コで360円税込みとは超お買得品です。

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同じく国産のよもぎに北海道産の小豆大納言を加えて木下菓匠が手作りした「よもぎ餅」です。国産のきな粉も付いて130g380円とはお買得です。木下菓匠一番に人気の三笠巻き、栗餡・柿羊羹・つぶ餡をご賞味させて戴きました。昔からの伝統を感じる逸品ですが、先ほどのどら焼きに見える三笠ホイップ&餡さんどの方が僕は美味しかったです。

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美味しそうなクルミがいっぱい入ったカトルカーフ(濃厚なパウンドケーキ)がお皿に乗っています。これや!何ヶ月も前から作って欲しいと言い続けて来た奴!・・・食べると濃厚な生地にくるみの食感がアクセントとなって凄く美味しいです。やはり諦めずにいい続けて時間をかけて出来上がって来たものは、料理や菓子に関係なく美味しいです。そして売り出しても良くうれます。年末に差し掛かりお忙しい所、無理をお願いしてすみませんでした。さすがシステムフードさん、有名ホテルやレストランから委託されているだけあるといつも感じています。

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本日の試食最後は、ロックアイスで有名な小久保製氷冷蔵株式会社さんから北海道の子会社で全国の専門店や百貨店向けに製造している冷凍スィーツの
提案を戴きました。アーモンドパウダーを配合して香ばしく焼き上げた生地に京都宇治の老舗有名茶舗「上林春松」の抹茶と道産の生クリームとホワイトチョコをブレンドしたクリームをふんだんに使ったなめらか抹茶タルトと、生地に抹茶を煉り込んだトロトロふわふわのロールケーキ。どちらも2000円の売価を提案頂きました。値段も高めですが味も高めでとても美味しいです。予約での販売をしないと在庫が残ると大変だ!と思いました。

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