試食のグルメ  vol.379

2016年11月8日(火)今日は千葉県船橋市の株式会社光益「サイコウ薬局」取締役の佐竹部長様が、本部に研修に来られました。研修ではいつも一緒にランチがてら旬の手作りおかずセットと共に単品の試食をいただきます。

1品目は、京丹波の野菜を使って二種類のお雑煮を「京都庵」さんに作っていただきました。一つは京都の白味噌を使ったお雑煮、一つはすまし汁で、白味噌は地域により好き嫌いがありますので、オーソドックスなすまし汁の方にしました。
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里芋や大根、人参など冬のめでたい根菜とほうれん草、お餅を入れた「京のお雑煮」です。元々はお正月に神様に供えた縁起の良い食材をその年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」と新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりだそうで、いろんな食材を煮て食べることから、雑煮となりお雑煮と呼ばれるようになったと言い伝えられています。関東の餅は切り餅を焼いて入れ、すまし汁に鶏肉と青菜を使います。青菜を持ち上げると「名を上げる」として縁起を担ぎました。関西では円満として丸餅を茹でてから白味噌仕立ての汁に和に通じる大根、人の頭なれるようにと親芋(ヤツガシラ)、名を残すとして水菜、勝つに通じる鰹節など添えます。昔はともかくやたらと何かに付けて「食」を楽しんでいたようです。それだけ現代とは異なり娯楽が無かった為かと思います。来年のお雑煮は関東風のお出汁が難しい「すまし汁仕立てのめでたい食材を使用した京作りお雑煮」を何と280円でのご提供!

2品目は函館山下水産様から僕の大好きな「たらこの旨煮」を提案いただきました。鱈は魚の中で多く卵を持つことから縁起を担ぐ食材として煮物にしてお節料理の一重の折に詰められて来ました。65g480円はお得です。ご飯のお供や酒の肴に最適です。
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3品目昭和32年に青森県八戸市てせ創業武輸水産さんから旬の時に水揚げされた脂の乗ったしめ鯖を昆布で〆めた、昆布ごと食べて戴けるミネラル豊富な「鯖の昆布〆」です。合成酢甘味料は使わず、醸造酢だけでこの旨さを実現されています、肩身120g780円は旨い!の一言です。
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関西を代表する高級スーパー「イカリ」にも定番で取扱われている島根県唯一の品質を誇る渡邊水産の干し魚の傷物を3種類詰め合せ300g保障、魚種おまかせ「旬の島根干し魚訳ありお買得セット」を何と680円税込みでの提案です。今日は特産品の丸々肥えた「どんちっち鯵」と「のどぐろ」に「エテカレイ」こううまくはセットに入らないとは思いますが、超お値打ち品です。是非お楽しみにしておいて下さい!
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このように本部には日々冬の便りが届くようになって来ました!
熱燗で一杯!たまりまへんなぁ!
本部研修に千葉県から来られたサイコウ薬局の佐竹取締役も関東では獲れない超高級魚に感動されていました。

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試食のグルメ  vol.378

2016年11月7日(月)今日は暦の上で、「立冬」これから冬ですよ!と言う五大節句の年の冬の始まりを告げる節句です。そして冬の支度をすると良い日ともいわれます。こたつやストーブ、コートを出したりと、そして温かいものを食べるようにして、内臓から温めて血流を良くする事を心がける日とも言われています。弊社では年明け掲載する試食が届き始めています。
まず一品目は、島根県と業務提携して12年目、いかりスーパーさんにも定番で取り扱われています、渡邊水産さんから幻の魚、冬の山陰名物「のどくろ」の開きを3種類提案いただきました。

70g80gは、少し小さく感じます、100gは少し大きく値段も高い、手頃なサイズ90g780円で年明けに販売させて戴くことにしました。
それと丸まる太った島根県のブランド味「どんちっち」の開きも是非提案貰うようにして欲しいと思いました。

2品目は矢田健商店さんから、ワンタン鶏つくねが入った点心鍋セット袋入り380円が登場、既に試食は終っており、サイズ感だけです。このボリュームでこの価格なら絶対にお得です。湯せんで解凍してそのまま食べられます。

3品目ほうとうと具を沢山入れて名古屋風に味噌煮込鍋焼きにして戴きました。しかもカップに入れてレンジで簡単に食べられるようにして貰いました!掻き揚げ・青ネギ・蒲鉾・溶き玉子・ほうれん草と5種類の具材を加えて「ほうとうの鍋焼き味噌煮込み」480円ボリューム満点、無茶苦茶旨いです!

4品目もキャベツ、しなちく、もやし、ほうれん草など野菜をいっぱい加えて麺を抑えた、レンジで簡単に食べられる「カップ野菜多目中華そば」を作って戴きました。お好みですが胡椒を多めに振ってお召し上がり下さい。

アノいか天かすを添付したカレー蕎麦にライスを加えた「カップいか天かす付きカレーおじや蕎麦」が新登場、前回より出汁が吸収し過ぎているので、出汁をもう少し伸ばして増やしてみます。お好みで生卵を加えてウスターソースを少しかけて食べて見て下さい!美味しいですよ!

5品目、沖縄のやんばる島豚のトンカツと同じく沖縄の完熟豚のトンカツを食べ比べました!完熟豚の方が甘みがあって柔らかいです。通常の豚肉に比べカロリーが76%と脂質も75%と低くオレイン酸が一般豚肉の2倍含まれているそうです。最近沖縄の長寿について明らかになって来ている要因の中に島豚の栄養価や炒め物に鰹出汁を使い油を使わないことや魚の摂取が多く、沖縄そばには塩は一切使われていないなど健康寿命比率が高い原因は食生活にあると発表されだしました。栄養価が高くバランスのとれた食生活を心がけましょう!

試食のグルメ  vol.377

2016年11月5日(土)今日は、加盟20年以上の発足時代からの加盟店大阪府豊能郡みつや酒店のオーナー通称みっちゃんと食べ友さんの三人で、半年振りにホワイティー梅田「泉の広場」で待ち合わせして、寒くなって来たので「ちゃんこ鍋」を食べに、白鍋、赤鍋と二種類の出汁が話題の東通商店街入って直ぐ右に本店を構える「味道楽弁天」さんへ初めて行きました。

店内は大衆向けの海鮮居酒屋風です。若い男性アルバイトが大勢、この人手不足の時代によくこれだけ集めているなぁ?と驚きました。
付きだしは千切り大根煮:意外と旨い!

刺身盛り合わせに、カンパチが入っている!イカはスルメが不漁なのでさすがに文甲いかだが解凍が上手い、メバチマグロも冷凍だがドリップが全く出ていなくて美味しい、サーモンも脂が乗っている、鰤は身の絞まりから考えると天然だ!この時期だと千葉か長崎か?鰤と鯛は最近養殖の方が値段が高い、飲み放題4千円のコースでこの品質はお値打ち!次に鶏の唐揚と出されたが「鶏天」と呼んで出してくれた方がシニアに入りかけているオジサン連中にとっては食べ易い。

ビールは飲み放題コースを頼んだので瓶ビールだ、何年ぶりかの瓶ビールが美味しい!飲みやすいなぁ!と良く見ると「サントリーモルツ」僕はお酒が弱いので、ソフトな口当たりのモルツが大好きだったがモルツを取扱っている店が殆どプレモルに変わったので、もう10年ばかり飲んでない。久しぶりのモルツは、やはり飲みやすい!

メインのちゃんこ鍋が年季の入った鉄鍋で運ばれ、大きな蛤や鶏肉や薄揚げや野菜に焼き豆腐、水菜、豚しゃぶ肉。最近のガスコンロはハイスピードで調整機能が付いて早く沸騰します。柚子胡椒に七味を入れて、あるようで無い店が多い「七味」、鍋には七味は欠かせません!ちょっとした気遣いで大違いとはこのこと。チキンベースのスープも溜まらん味に大満足!〆に出てきたコシのある細うどんを使う配慮したたいしたものです。
店内は満席で待ち状態、梅田はミナミに比べて土曜日曜の集客に苦労されている店が多い中、凄いです。やはり繁盛している店は、一つ一つに気を使われています。さすが「天下の台所」大阪を感じました。安くて旨かった!

試食のグルメ  vol.376

2016年11月4日(金)昨日3日(木)15時に会社を出発して豊中池田経由で中国道に乗り、約2時間30分で岡山県津山市インターへ
宿泊先のホテルまで車で5分、18時にこの度12億円の設備投資をされ冷凍惣菜の新工場を建設された大阪市東住吉区に本社を構える㈱大市珍味の楢崎社長様と上村係長様に出迎えていただき、タクシーで近くの新日本料理「古楽」さんへ夕食をご招待いただきました。

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先付け5点盛りに、お刺身の盛り合わせ、ローストビーフ、じゃが芋に人参、鶏肉のクリームシチューを小鍋でいただきます。お椀には魚のすり身にあられを塗した拳骨揚げのあんかけ、天ぷら盛り合わせ、メインは黒毛和牛とフォアグラの石焼、〆はお椀に入った焼きおにぎりの出汁茶漬けでした。和と洋食とミックスされたメニューに感動!どうも板長さんがフレンチの勉強をされて来られた方のように感じました。デザートまで岡山県産の梨に何といくらが添えられその上からマンゴーのジュレがかけられています。何故いくらなのか?おそらく旬だからか?それなら何故マンゴーなんだろうか?

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翌朝7時半にロビーで待ち合わせ、車で30分ほど北に上がった所にある岡山工場へ、何と40年前に建てられたそうで、本業の蒲鉾を製造されています。

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丁度お節料理に入れる蒲鉾の製造がピークを迎え全国から注文の紅白や伊達巻などの製造真っ最中!昔ながらの石臼を使ったり、手作業の良さは残し、機械化できる所は機械化する方針で40年間やってこられたと話を聴きました。最近、冷凍惣菜製造の依頼が寄せられ、一部惣菜を作れるように改装して製造していているが冷凍惣菜需要に間にあわず、最新設備を導入したフルオートメへーションの新工場を建設、移行する計画で、移行した後の場所を使い、わんまいるの手作り惣菜を作られたいとのお話をいただきお伺いさせていただきました。
津山は、瀬戸内海と日本海両方の海の幸が手に入り易く地元では農業が盛んで、以前使って好評だった県が推奨する岡山ピーチポークも比較的手頃な価格で仕入が可能など食材が豊富な事が魅力です。
早速管理栄養士の八木先生を紹介いただきました。何と島根県雲南市の出身で岡山県に嫁いでこられたそうです。皆さんご存知のように弊社は島根県と12年間に渡り業務提携を行い県産品の開発、販路拡大に協力して来ました。そんな関係もあってか、不思議と島根県の方とは何かに付けて気が合うように思っています。八木先生には多くの試作品を作って貰っていてビックリしました!

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但し塩分や糖度カロリーなどの基準をお伝えしない状態でとりあえず味をと言う事で作られたたとの事、個食に真空パック冷凍そして湯煎解凍すると、普通に作られた料理は塩分や糖分が効き過ぎて食べられません。従って砂糖は使わず、出汁を使うこと、塩分は通常のレシピより半分又は3分の1にする事が基本です。この基本に沿って食材に応じて、雑魚の粉末や昆布水、山椒や生姜など隠し味を伝い分けるのが「新調理法」のポイントです、「さしすせそ」の調味料は極力使わず、天然の素材の出汁で味付けして美味しく作ることです。シンプルに、出きるだけ単純に、「ご馳走」を作るのではなく、食べやすく、飽きが来ない、健康的で美味しい惣菜の味を追求することです。主菜・副菜・福副菜の概念から認識を共有いただき、一緒に開発していきましょう!宜しくお願いします。
その後車で5分の流通団地に聳え立つ「大市珍味岡山新工場」が有りました。2週間前に完成したと聞きました。それにしてもスゲェ!これなら僕が構想しているオフィス向け「健幸ランチ」が売れても全く問題が無いと思いました。大市珍味楢崎社長、有難うございました。

大阪へ帰るのに折角津山まで来たのだからと事前に調べて声をかけさせて頂いていた、岡山市内にある「出汁巻き玉子専門工場㈱武田製玉部」さんへ立ち寄らせていただきました。

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冷凍はこれからだと言う事でしたが事前に試食は食べさせて頂いており、論点である食感は美味しく、味がしなかったので、出汁をしっかり入れて欲しいとお願いしており、お伺いすると早速2品提案いただきました。①関東では普通に売られている砂糖入り玉子焼き、②殆ど市販されていない和風出汁の玉子焼き「出汁巻き玉子」。何故販売されていないか?理由は簡単で、砂糖を入れることで冷凍して解凍しても繊維が壊れ難いからです。今回の出し巻き玉子は大変よく出来ていて美味しいです。糖分を気にされている方、一人暮らしで玉子を買って腐らせてしまう方など大変便利で何より美味しいです。是非最新の瞬間凍結機械の導入も検討していただきたく、宜しくお願いします。奥さんの煎れてくださったお茶も美味しかったです。
帰りは西宮辺りから渋滞で3時間半掛かりました!同行いただきました吉川さんお疲れ様でした!

試食のグルメ  vol.375

2016年11月3日(木)今日は祭日ですが、弊社は仕事です。しかし来年からは祭日も休むことなりました。
本日の試食は、大阪王将さんの『ふあとろ天津飯の具』と『天津飯の具』です。ふわとろの方が天津飯に比べると味も優しく卵も柔らかくて美味しいです。2人前で580円は大阪王将さんのアマゾンやヤフーの出品価格より100円程安いです。

同じく大阪王将さんから新発売になります『中華丼の具』も試食して見ました、かなり濃い味がします。裏の原材料表記を見ると、両方の商品ともとろみのタレが卵や食材に吸収されないようにか?増粘剤が多く使用されていました。

それから、牛丼で有名な吉野家さんから『親子丼の具』が新発売されたので早速取り寄せて試食しました。見た感じ卵がとろとろになって上手に作られています。しかし出汁が効いていません。鶏肉も今一、これ380円値打ちないなぁ!と思いました。但し卵を買わなくて済むから、便利なので助かる人も多いでしょうね!・・・

それでは、これから大市珍味さんの岡山県に10億円投じて建設された惣菜工場の見学に泊りがけで行って参ります!