わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (10/30~11/5お届け分)

平成19年に冷凍総菜の取り扱いを開始してから、毎日食べる夕食の献立を考えるのが大変なので栄養バランスを考えた塩分カロリー控えめのおかずセットを提供して欲しいと言う声に応えようと知り合いの管理栄養士に相談した所、食べ合わせが大切なので、タンパク質を含む魚肉類を使用した主菜1品と食物繊維・ビタミン・カルシウムを含む野菜を使用した副菜2品=「三菜」の提案を戴きました。1食当たり400Kcal、塩分3,5g以下、後は男女年齢により主食のご飯やパンで調整すれば良いとの事。元大阪大学で免疫学を研究し、金沢大学で癌の研究に励んだ廣瀬まゆみ先生からは、美味しいと感じると体内への吸収力が良くなると教えて頂きました。日本食育コミニュケーション協会の石原奈津子代表からは、食歴は学歴より大切とも聞き、「健康」×「幸せ」に暮らして欲しいと言う思いから「健幸ディナー」と名付けました。それては今週お届けする献立メニューをご紹介させて戴きます。

1食目の主菜は、「北海道産ほっけの塩焼き」です。大阪市中央卸売市場の塩干魚の仲卸で阪急百貨店にも直営店を展開する三恒の三上社長が目利きして買い付けた真ほっけは、小さいながらもデップリして脂が乗り新鮮。だから身がポロッととれて美味しい。旨味を閉じ込めるようじっくりと焼き上げました。ほっけには、ビタミンB12や、カルシウム、ビタミンDなど、妊娠中の赤ちゃんに大切な栄養素がたっぷり。妊婦さんにもオススメの食材です。副菜は、食感のよい卯の花を使った「ほうれん草と人参の卯の花和え」と、強い抗酸化力があるナスニンを含んだ茄子を石見ポークの挽肉とで絡めた「茄子のそぼろあん」をセットにしました。

2食目の主菜は、「大船渡港水揚げさんまの煮付け(柚子風味)」です。岩手県大船渡港で水揚げされたさんまを地元で長年さんまに特化した加工を行う及川さんに頼んで、骨取りをして天日干しし、醤油と清酒と砂糖に柚子を加えて煮付けてもらいました。柚子の香りがほんのりと漂い、口に入れるとほっこりします。副菜には多種類のミネラル1日分を摂ることができるといわれるくらい栄養満点な食材の高野豆腐をふくよかな甘さに仕上げた「高野豆腐の炊き合わせ」とさっぱりと箸休めとして「白菜と人参の甘酢漬け」をご用意しました。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。牛肉の他に白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、タレの味は納得するまで何度も試作を重ねて作った自信作です。副菜には緑黄色野菜の中でも栄養豊富なかぼちゃととしめじを組み合わせた「かぼちゃとしめじの煮物」に、群馬県大田市特産の大和芋を使った味付けとろろ「三日とろろ」をご用意。長芋に含まれる消化酵素は胃の消化を助けてくれ、ビタミンや食物繊維などもバランスよく含んでいます

4食目洋食メニューの主菜は、「桜島どりのパンプキンチャウダー」です。鹿児島産のブランド鶏「桜島どり」に、南瓜・玉ねぎ・人参を加えてチャウダーに仕上げました。かぼちゃに含まれるβカロテン、ビタミンC、Eは、お肉のタンパク質と一緒に摂ると、風邪予防や、免疫力アップに。温かいチャウダーで体も温まります。副菜には、「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」とサラダの位置づけとしてマヨネーズで味付けた「ひじきと枝豆のサラダ」をセットにしました。主食はトーストしたパンなどがお奨めです。

5食目の中華メニューの主菜は、「石見ポークとキャベツの味噌炒め」です。脂身が少なく赤身が美味しい島根県邑南町の石見ポークの肩肉を使い、ゴマの風味も効かせたコクのある味噌炒めに仕上げました。副菜には、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「玉ねぎ、ピーマンと人参のチリソース」をご用意しました。もう一つの副菜「中華春雨」は、人参とごぼうとほうれん草で彩りをつけ、さっぱりとした味付けにしているので、箸休めにどうぞ。

次回もお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (10/23~10/29お届け分)

僕は幼いころ両親が離婚して母方の祖父祖母に引き取られ、叔父叔母から可愛がられ大人の中で育ったことから周囲の人を楽しませる事が好きで、学生時代は生徒会長を歴任し、芸人になろうと当時、岡崎由紀さんや大竹しのぶさんが所属していた東京新社に入り、高卒の際に東京へ上京しようとするとお祖母ちゃんに猛反対され、飲み食いする仕事は何が起ころうが無くならないからと、バイト先の酒屋で修行して独立し商売をするようにと言われ、芸人になるのを断念。酒屋に就職し、23歳で結婚を期に酒屋が営む居酒屋の店長に抜擢され、自らが食材を仕入れに行くようになり、独立後も全国の酒蔵、お米の生産者を訪問しながら各地のご当地グルメや食材に出逢い、生産者と向き合い商品開発をしてオリジナルの冷凍惣菜を開発、販売するようになりました。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させて戴きます。

1食目は、魚メニューとして、主菜「天日干し骨抜きさんま塩焼き」です。世界三大漁場と認定される三陸沖で獲れた秋刀魚を岩手県陸前高田市の秋刀魚加工専門の及川さんで丁寧に骨取りをして、一口サイズにカットし、天日干しにして塩焼きに仕上げました。天日干しにすることで旨味が凝縮していて、身が柔らかいのが特徴。不漁が続き毎年今年で終りですと言われながらも今年もご提供して戴き感謝しています。副菜には、細切りの昆布を山形県産のコリっとした食感の大豆とで煮込んだ「北海道産切り昆布煮」をセットにしました。海の野菜とも言われる昆布は、カルシウム、鉄分、消化吸収率が高いミネラルを豊富に含んでいます。それに箸休めとして、大根に柚子を香り付けに加え、白みそで煮込んだ「柚子大根」をセットにしました。

2食目の主菜は、「金華さばの味噌煮」です。世界三大漁場の一つ三陸で獲れた金華鯖を、高知市と大阪北新地で土佐料理・割烹・料亭・ステーキハウスなど展開するマークさんの南国市のセントラルキッチン ガイアさんで作ってもらいました。強火でサッと煮付けているので身が締り美味しく出来上がっています。日本で一番美味しい鯖の味噌煮付けと言っても過言ではないと思います。高級飲食店ならではの上品で繊細な味わいをご賞味下さい。副菜は、昆布の旨味が感じられる「大豆の五目煮」と緑黄色野菜の中でも栄養価の高いほうれん草を使い、人参を入れて彩りもよくした「ほうれん草と人参のおひたし」を箸休めとしてセットにしました。

3食目の主菜は、「国産 鶏の味噌焼き」です。鶏肉消費量日本一の大分市でとり天はじめ鶏肉加工製造業のデリカフーズ大塚さんに作って貰っています。山口や九州の契約養鶏の若鳥のモモ肉を使い、特製味噌ダレで香ばしく焼き上げました。柔らかくて弾力があり美味しいです。副菜には、鰹節が香るあっさりした風味の「青梗菜とうす揚げのおかか和え」と、食物繊維豊富なごぼうを甘辛く炊き上げた「ごぼうの旨煮」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」。スライスした国産牛バラ肉を入れてじっくり煮込み、有名カレー専門店が入れているサルサソースを加えて深みを出しています。辛さは控えめにしてあります。副菜には、「ほうれん草と豆もやしのソテー」と、胃腸を守る働きがあるキャベツと人参を使った「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「石見ポークの挽肉を使った麻婆豆腐」です。大きめにカットした豆腐を使い、麻婆ソースには赤身がおいしい石見ポークの挽肉を使ったボリューム満点の麻婆豆腐。豆板?控えめにして辛さを抑えました。ご飯にかけてもそのままでも満足の一品です。副菜には、「トマトと玉子の中華風」の炒り玉子をセットにしました。トマトに含まれるビタミンCは、卵に含まれる鉄の吸収を助けてくれるので、貧血予防に効果的です。もう一品は、千切りごぼうと人参の少し酸味を効かせた胡麻ドレッシングで和えた「国産ごぼうサラダ」をセットにしました。

来週もお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (10/16~10/22お届け分)

1988年、昭和63年に創業して以来、売る商品や売り方は時代に合わせて変えて来ましたが、ずっと変えずに続けて来たのは手前みそではありますが「品質と美味しさの追求」です。独立する前の居酒屋の店長時代も周りは大手冷凍食品メーカーの出来合いの業務用を使用するのに対して、早朝自ら仕入れに行き手で捌き下ごしらえをして注文を聞いてから料理、お酒も全国のこだわりの蔵元を訪問して仕入れ交渉、お米もこだわりの生産者を訪問して契約するなど自ら現場を訪問して自分の目と舌とで確認して直接仕入れるようにしていました。製造にしても昔から地元で食べ続けられている老舗の食品加工製造会社さんにお願いして得意な商品を作って貰っています。好みは人によって違うので自分の口を基準に一切妥協せずに試作試食を繰り返しお客様へ届ける直前に検食して自宅でもお客様同様にネットで注文して日々食べています。まだまだ100%納得していませんがこれからも品質と美味しさを追求して参ります。それでは今週お届けの献立メニューをご紹介させて戴きます。

1食目の主菜は、「宮城県産 はまちの塩焼き』です。宮城県石巻漁港水揚のはまち(関東ではイナダと呼びます)を地元の仲買い水産品加工食品製造業のミノリフーズさんにしっとりと焼き上げてもらいました。ハマチと言ってもぶりの手前の大きなサイズで脂が乗って旨味が詰まっています。副菜は、カロテン、ビタミンC、ビタミンB群を多く含むかぼちゃを使い、石見ポークとでほどよい甘さに仕上げた「かぼちゃのそぼろあんかけ」と、味がよく染み込んだ「切り干し大根の旨煮」をセットにしました。カルシウム、鉄分、食物繊維が豊富な切り干し大根は、貧血予防や便秘改善などにも効果があり、栄養たっぷりな一品です。

2品目の主菜は、「北海道産 帆立と野菜のとろっと煮」です。白菜・大根・人参・小松菜を使い、とろみを付けた出汁で煮込んだ温かメニューです。帆立には、疲労回復効果があるビタミンB 1やタウリンが多く含まれています。野菜と組み合わせて、体を温めてくれる満足の一品です。副菜には、ネラルも多く含まれる小松菜を使って、人参を入れて彩りもよくした「小松菜と人参のお浸し」と歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」をご用意しました。小松菜が堅いと思われる方はお手数ですが刻むなどしてお召し上がり下さい。

3食目の主菜は、「石見ポークロースの生姜焼き」です。焼くと肉の旨味が出て染込み抜群に美味しくなる石見ポークのロースを使っています。生姜に含まれる辛味成分は体を温めてくれたり、胃腸の働きを整えてくれる効果があります。副菜には、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれる、キャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」と、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「ロールキャベツ トマトソース煮」です。国産豚肉100%使い、ひとつずつ手巻きして、トマトソースで煮込みました。トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、カロテンのような働きを持つ為、キャベツと一緒に摂るとキャベツの効果も高めてくれて相性が良いんです。副菜は、
サッパリした酸味に仕上げた「ミックスビーンズと玉ねぎのマリネ」と「青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮」をセットにしました。青梗菜に含まれるβカロテン、ビタミンCは抗酸化作用があり、寒くなってくるこれからの季節に、積極的に摂りたい食材です。

5食目の中華メニューの主菜は、「日南どりのからあげ』です。大分県の郷土料理「とり天」の名を全国に知らしめた鶏調理専門のデリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上げています。副菜には、ごまの風味が香る「白菜と小松菜の中華風お浸し」と、甘酸っぱい味わいの「ピーマンと玉ねぎ、人参の甘酢あん」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (10/9~10/15お届け分)

1988年、昭和63年9月1日お酒お米の宅配専門店を大阪市西淀川区で開業、当時は醸造用アルコール等をブレンドした格安のお酒が主に販売されていたので、僕は独立したら新潟や東北の酒所を回り地元で長年飲み継がれている酒蔵の酒をお客様に提供したいと思い、新潟の酒類問屋さんを紹介戴き、新潟の地酒を販売。お米も米屋さんによるブレンド米が主に販売されていたのでお米の卸業者を紹介して貰い、新潟こしひかりを販売してお客様に大変喜ばれお店は大繁盛。そこでお米の生産者と契約した「顔が見えるお米」が大ヒット、全国の酒所米所を回る中で見つけた地域名産品・ご当地グルメもカタログに掲載してお客様へ案内すると、自宅に居ながら各地の名産品が届くなんて有難う、助かるわ、美味しかったなど声を聞くようになり、ご当地グルメの開発に注力するうちに買い置き出来るように真空パックして冷凍して欲しいとのご要望から各地の専門食品製造会社に委託してオリジナルの冷凍惣菜を作るようになりました。それでは今週のお届けする献立メニューの紹介をさせて戴きます。

1食目の主菜は、「九州産 あじの開き」です。関サバ関アジで有名な大分市にあるデリカフーズ大塚さんで肉厚で脂が乗った九州産の真あじをこんがり焼きあげてもらいました。ふっくらとした食感をお楽しみ下さい。あじは、干物にすることで栄養が増加して抗酸化作用があり、老化防止に役立つミネラルの一種であるセレンを豊富に含んでいるんです。副菜には、彩り良くて栄養たっぷりの「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」と、コリコリした食感でタンパク質豊富な山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」をセットにしました。

2品目の主菜は、「三陸北海道産 たらの煮付」です。三陸から北海道にかけて獲れる真だらを宮城県石巻漁港の水産加工会社ミノリフーズさんに一次加工から最終調理までしていただきました。タレがじっくり染み込んでいます。海外産の冷凍たらにはないふっくらとした食感をお楽しみ下さい。たらは、低脂肪、高タンパク質な魚です。また、ビタミンの働きを助けるミネラルが豊富に含まれています。副菜には、ピリッと辛くきんぴら風に炒め煮にした「じゃが芋ごま金平」と、ビタミン、ミネラルが豊富な小松菜とこんにゃくを使い、ゴマの風味と豆腐のコクが良い相性の「小松菜とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉の牛丼の具」です。定番単品商品でも人気の牛丼の具を今回主菜に取り入れました。国産牛肉を食べやすい薄さにスライス。甘みの強い淡路島産の玉ねぎは牛肉の味を引き立てています。みりん、酒、しょうゆだけでシンプルに調味してあります。熱いうちに生卵を落して食べても美味しいですよ。ご飯にかけず牛皿としてもおすすめです。副菜には「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、シャッキした食感が楽しめ、さっぱりとした酸味のある「大根と人参のなます」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のハンバーグ」。宮崎の食材を宮崎県西都市で創業された県内有数の畜産精肉加工販売まで手掛ける中村食肉さんに作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこみ、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。お好みでケチャップや濃厚ソースなどでお召し上がり下さい。副菜には、彩りが鮮やかな「ほうれん草とコーンの炒め物」と、添えとして、「北海道産じゃが芋のポテトフライ」をご用意しました。ほうれん草は、βカロテン、ビタミンC、鉄分やミネラルをバランスよく含んでいます。ビタミンCは、βカロテンの抗酸化作用を助けてくれる効果もあります。

5食目の中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜には、豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」と、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「茄子、玉ねぎとピーマンのチリソース」をご用意しました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (10/2~10/8お届け分)

23歳で結婚を期に働いていた酒販店が経営する居酒屋の店長に抜擢されて以来今日37年間、販売する商品や売り方は色々と変えてきましたが、一つだけ変えずに続けて来た事は「品質と美味しさの追求」です。美味しさと言っても高級ホテルやレストランの味ではなく、日々家で食べるご家庭の味、特に昭和30年40年個人商店が栄えた素朴な味わいを大切にしてきました。駅前の競合する居酒屋の多くが大手業務用の冷凍食材を使用するに対して、自ら早朝に市場に仕入れに行き氷水を手で捌きイワシなどは苦味臭み部分を丁寧に取り除いて冷蔵庫に寝かしておいて、お客様から注文を聞いてから調理していました。そこで市場で仕入れるより産地で買い付ける、産地で加工、最終調理する方が新鮮とわかり、六次産業化(地元で調理までする)を推進して地方の食産業振興に取り組んでいます。今週も日本各地の食材をそれぞれの調理を得意とする専門食品製造会社様に作って戴き、わんまいる冷凍センターで主菜副菜をセットにして5食単位でお届けしました。ではお届けした献立メニューを紹介させて戴きます。

1食目の主菜は、「北海道産秋鮭のレモンペッパーオイル焼」。大阪市中央卸売市場で仲卸 “鮭の三恒”の異名を取る株式会社三恒の三代目三上社長が自ら産地で目利きした北海道産の鮭をレモンピール・唐辛子・レッドベルペッパー・パセリ・マスタードといった香辛料を混ぜたオイルで焼き上げました。オイルソースが素材をコーティングして蒸し焼き状態になるので、鮭の身が柔らかくジューシーに仕上がっていて、レモンの爽やかな香りが食欲をそそります。僕はこの主菜の時は、バケットを焼いて一緒に食べています。ミディアムな赤ワインに合いますよ。さわやかな味わいの鮭のレモンペッパー焼きには、タンパク質、食物繊維、カルシウム、ビタミン類がたっぷり、栄養満点の豆を副菜と思い、「3種豆のトマトソース煮」と、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」を副菜にセットにしました。

2品目の主菜は、「とろいわしの梅煮」です。昭和30年島根県隠岐の島より鳥取県境港に渡り水産品の製造を始めた小倉水産さんに骨まで食べられるようじっくり炊き上げていただきました。骨が殆ど気にならない程柔らかく全く臭みも無くいわし嫌いの僕が美味しいと好んで食べる梅煮です。ビタミンD、ビタミンB12、ビタミンB 2、ビタミンEなどのビタミン類、カリウム、鉄など栄養がたっぷり入っていて、ご飯にとてもよく合うメニューです。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と箸休めとしてなめらかな食感を楽しめる「なめことこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「山形の芋煮」です。山形の郷土料理「芋煮」を山形県最大手のカット野菜食品製造会社の三和食品さんに頼んで作って貰いました。同じ里芋でも山形の里芋は大きくて美味しいです。里芋は食物繊維豊富で低カロリーなのもいいですね。副菜にはカルシウム、鉄分、食物繊維が豊富なひじきと、消化吸収率の高い大豆を組み合わせた「ひじきと大豆の旨煮」と、箸休めとして胡瓜のパリッとした食感が楽しめるさっぱりとした味わいの「わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」をご用意しました。

4食目洋食メニューの主菜は、「国産チキンカツ」です。サクサクとした食感になるような揚げ温度と時間で調理いたしました。副菜は、カレー風味で味変を楽しんでいただきたく「キャベツと豆もやしのカレー炒め」をセットに。もう一品の副菜「玉ねぎ、人参とピーマンのマリネ」は、ビタミンCが豊富なピーマンを、さっぱり食べられるマリネに仕上げました。

5食目の中華メニューの主菜は、「肉団子と野菜の甘酢あんかけ」です。食材の旨味を活かした調理で、甘酢あんの程よい酸味が食欲を増進させてくれます。副菜には、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参のごま油風味」と、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻揚げ餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。春巻きにあるニラは、ビタミン、葉酸、食物繊維などを含みます。野菜をたっぷり使った中華の献立にしました。

来週もお楽しみに!