室戸でもらった山本蒲鉾店のおでんを土佐鶴の新酒しぼりたてで楽しむ!冬の醍醐味【わんまいる】

2020年11月26日(木)今日は、ホテルに室戸市役所産業振興課様が迎えに来て頂き、タカシン水産室戸工場へ訪問。

製造責任者の前田課長様が親切なご対応で工場内をご案内ご説明頂きました。

魚を入れるだけで自動で鱗を取る機械「目からウロコ」や、殺菌力が強い海洋深層水の蛇口が引かれた魚の捌き場やガス火の両面自動焼き機や、蒸気釜に真空パック機に急速アルコール凍結機など完璧な設備が整っています。

室戸の郷土料理「カマス姿寿司」用のお酢で〆た背開き骨取りかますが並んでいました。このままスーパーに納品して姿寿司として店頭に並ぶそうです。室戸には何度も来ていますが初めて見ました。一度食べてみたいし販売もしたい!室戸で獲れる食材をココで加工・調理して欲しいです。正に僕が推奨する食産業の振興「六次産業化」「地産全消」です。

タカシン水産様を後にして東洋町の海の駅に立ち寄り、

その先の大衆中華料理店「揚子江」さんに立ち寄り、日替わりランチ「野菜炒めと白湯ラーメン」に「餃子」を注文。

思った通り砕いた鶏がらを強火で煮込んだ濃厚な出汁を、おそらくウルメ鰯干しの出汁でブレンドしていると思われる濃厚な割にあっさりして麺も細く硬めで、下手なラーメン専門店より旨い!餃子も15gぐらいの小ぶりの一口生餃子で、ニラが効いて旨い!

いやー昨日のランチも今日のランチも大当たり。徳島県に入り道の駅で徳島名物「和三盆パイ」をお土産に購入し、

徳島インターから高速で一気に淡路島を駆け抜けて、自宅まで送ってもらいました。吉川部長運転お疲れ様!僕は風呂に入り、植田市長から頂いた土佐鶴の新酒しぼりたて2020年11月製造を冷酒で山本蒲鉾店様から頂いた地元の食材を使ったおでんセットと魚肉天ぷらにソーセージを肴に試飲がてら一杯やりました。

久しぶりに飲む「しぼりたて新酒」何とも言えないふくよかさです。竹輪、平天、玉子、大根、人参、こんにゃく!人参のおでんは人生初です!いやー甘くて旨い!出汁が染込んだ大根こんなに美味いと思ったのは初めてです。最近はおでんの具材にじゃが芋は勿論、さつまいもや銀杏、椎茸、水菜、玉ねぎなど野菜も美味しいと思うようになって来ました!これからの季節、おでんに日本酒!いいね!

室戸市へ訪問。定置網漁の高品質な鯖・鰺・かますを地元で商品化したい 【高知県】

今回は、高知県室戸市へ。大阪から車で5時間半。現地で室戸市の産業振興課の井上課長補佐が出迎えて頂き、始めに訪問したのは、室戸で水揚げされる魚を急速冷凍して国内外に卸されている日吉丸水産様です。

2代目戎井社長がご対応頂きました。

室戸は、巻き網漁は一切しておらず、七つある漁協全てが定置網漁がメインだそうです。日本初の海洋深層水発掘で有名になったこの地域の地形は、前浜が急に深くなっていて
定置網も大型で深いとのこと。鮮魚は基本大阪や東京など卸市場に流し、多く獲れた時には選別して急速冷凍し、箱詰めして国内外へ出荷されています。残念ながらフィレや切身加工はされてないとの事。大阪市中央卸売市場には毎日納品されているので、原料供給先として、弊社の取り組んでいる三恒さんや鮮食さんに切身加工してもらうように話が進みました。その後、工場を見せて頂くことに。巨大な冷凍庫の中には、定置網漁の魚と言うこともあるのか傷もなく肉厚で美味しそうな魚ばかり。

目利きの達人がなせる技です。同じ魚でも、餌なし(餌がお腹に無い)ものを基本で買付けいるそうです。※餌有りは3割程安いとのこと。僕らでは絶対に見極め出来ません。お米も野菜も肉も魚もみんなそうで、同じように育てても品質が違います。いかにして品質の良い食材を仕入れ出来るか凄く重要ですし、品質を見極めて調理を変える事が重要。脂の乗り具合で料理の向く不向きがあり、調味料も工夫しないと美味しく出来ません。

日吉丸様を後にして向かったのが室戸市役所。植田市長が出迎えて頂き、情報交換させて頂きました。
室戸市の活性化に向けて協力の依頼をされました。

今回は、僕がお呼びしたものだからと、2件目からは植田市長も同行していただくことに。創業昭和13年の山本かまごほ店様を訪問。

こちらは、既に野菜天ぷらなどを何度か取り扱わせて頂いている会社です。冷凍技術は以前よりあるそうですが、近年冷凍商品のニーズが高まっていて、大手からも声は上がっているそうですが、現在の設備では難しいとのことなので、現敷地裏の300平米ある土地に国内HASSP認証工場を建設するとの事で来年5月に着工するそうです。

最後に向かったのは、タカシン水産 室戸工場へ訪問。

製造責任者の前田課長様が親切なご対応で工場内をご案内ご説明頂きました。魚を入れるだけで自動で鱗を取る機械「目からウロコ」や、殺菌力が強い海洋深層水の蛇口が引かれた魚の捌き場やガス火の両面自動焼き機、蒸気釜に真空パック機に急速アルコール凍結機など完璧な設備が整っています。

ちょうど室戸の郷土料理「カマス姿寿司」用のお酢で〆た背開き骨取りかますが並んでいます。

このままスーパー等に納品して姿寿司として店頭に並ぶそうです。設備は整っているので、室戸で獲れる食材をこちらで加工・調理できれば、弊社が推奨する食産業の振興「六次産業化」「地産全消」ができるのではと思い、話を進めていきたいと思います。

今日は、高知県室戸市へ訪問。定置網漁の高品質な鯖・鰺・かます、旨そう! 【わんまいる】

2020年11月25日(水)今日は、高知県室戸市へ商品企画部長の吉川と二人で、兵庫県尼崎市の自宅に向かいに来てもらい車で出発。途中淡路島南のサービスエリアで休憩!

5時間走らせ室戸市役所に到着。先にランチを済まそうと最近オープンしたような感じの食事処&民宿の「まんま屋」さんに入ると、お花が沢山寄贈されていて、10月月末にお店を譲り受け改装オープンしたと聞きました。

日替わりランチ コーヒー付きで780円とリーズナブル。本日は和風ハンバーグだと言うので注文すると、なんと大きな手作りハンバーグと新鮮な鰹のお刺身が4貫に野菜サラダと味噌汁が付いてます。鮮度落ちが早い鰹の刺身なんて通常は口にする事はない。さすが鰹の本場高知県室戸だ!モチモチした食感で甘く、鮪とは又違う味覚に舌つづみ。ハンバーグも久しぶりに手でこねのものを食べました。田舎の風情を感じご馳走様。

腹ごなしをして室戸市役所へ向かうと、玄関先で産業振興課の井上課長補佐が出迎えてくれて早速1社目の室戸で水揚げされる魚を急速冷凍して国内外に卸している日吉丸水産様をご紹介頂きました。2代目戎井社長にご挨拶をさせていただき商談。

室戸は、巻き網漁は一切してなく、七つある漁協全てが定置網漁がメインで、日本初の海洋深層水発掘で有名になったこの地域の地形は前浜が急に深くなっていて定置網も大型で深い。鮮魚は基本大阪や東京など卸市場に、多く獲れた時には選別して急速冷凍し、箱詰め国内外へ出荷されています。残念ながらフィレや切身加工はされてないとの事なので、どこか卸先の加工会社は無いですかと尋ねると、高知県内には飲食店に卸すような規模が小さい所ばかりで、淡路島なら沖物産があり、大阪事務所の所長も良く知っているとの事。偶然にも沖物産さんは弊社のおかずを製造してもらっているので丁度良い。それに、毎日大阪市中央卸売市場にも納品されているのでいつもお世話になっている三恒さんや鮮食さんに切身加工をお願いしても良い。早速、魚を見させて頂くと、定置網漁の魚と言うこともあるのでしょうか、傷もなく肉厚で美味しそうです。

凄い目利きです。餌なし(餌がお腹に無い)が基本で買付け、餌有りは3割安ですよ!とこうハッキリご説明してくれたのは初めてです。僕らでは絶対に見極め出来ません。お米も野菜も肉も魚もみんなそうで、同じように育てても品質が違います。如何にして品質の良い食材を仕入れ出来るか凄く重要ですし、品質を見極めて調理を変える事が重要。脂の乗り具合で料理の向く不向きがあり、調味料も工夫しないと美味しく出来ません。

日吉丸水産様を出て市役所に向かい、植田市長にご挨拶すると、

わしが頼んだんだから一緒に回るよと言われ、市長じきじきに2社目の創業昭和13年の山本かまぼこ店様を訪問。

既に一番人気の野菜天ぷらなどを何度か取 り扱わせて頂いており、吉川部長が一度も来たことが無く電話ばかりなのでと訪問しました。丁度来年5月完成で裏の土地に国内HACCP認証工場を建設するとの事。既に整地されていました。

3社目は、地元の農家さんの直売所「道の駅」キラメッセ室戸「楽市」さんを訪問。

旬のさつま芋や南瓜や鮮魚に干し魚が並び僕も何度も寄っていますが、いつも地元のお客さんで賑わっています。ここも加工をやってないとの事なので、植田市長に是非調理まで出来る総菜製造工場の建設をとご提案しました。

既にスーパーでさえ自社で野菜のカットや魚の切身加工はしておらず、総菜でさえ店内調理は殆どしていません。自社のセンターか外部からの仕入れです。弊社は、地元の食材を鮮度が良いうちに地元で加工調理する六次産業化を推奨しています。これは地域雇用にも役立ちます。地方には産業が必要で「食産業」は欠かす事は出来ないと思っています!室戸特有の山の上の盆地の広大な農地を見学すると、長年の開墾された形跡を感じます。村おこし協力隊などを誘致して農作物を作り、一次加工又は最終調理すればと思いました。
そのまま宿泊先の高速道路のサービスエリアにも次々に出店している話題のファミリーロッジ「旅籠屋」にチェックイン。

オープンしたてなので綺麗でツインの部屋に一人広々として心地いい!植田市長が迎えに来てくれて、高級魚のキンメダイの海鮮丼を室戸の名物として売り出してマスコミの取材が多い大正14年創業の料亭「花月」さんにご招待いただき、

金目鯛、キハダ鮪、鰤の刺身に同じくにぎり5貫、鰹とくじらのたたきに鯨の煮付け、今が旬と言う南瓜と茄子といかげその天ぷら盛合せがどか~んと提供されお腹いっぱい!

お酒は高知を代表する土佐鶴の熱燗!僕は贅沢なのか?良い酒を飲むと酔わない!変な酒を飲むと直ぐに気分が悪くなります。添加物も肌が荒れるし、次亜塩素酸水で洗った野菜を食べると30分後に下痢になる!デリケート過ぎて困りますが、仕事には役立ちます。沢山室戸の幸をご馳走になり、高知のお酒を情緒ある老舗の料亭で楽しませていただきました。そのまま宿泊先まで市長に送っていただき、感激至極でバタンキュー。。お疲れ様でした!

 

一年半ぶりの島根(出雲→松江)。。【島根】

島根県2日目も、前日に続き、島根県 ブランド推進課の川上さんにアテンド頂きました。出雲まで約2時間車を走らせ向かったのが、出雲大社の近くで郷土食の「あごの焼き」を始め、魚肉天ぷらや、おでんなどを製造している老舗の出雲大社食品様に訪問させて頂きました。

山崎専務にご対応頂きました。これまでも、年越し蕎麦のトッピングとして「弁慶のわらじ天ぷら」などを作って頂いたこともあり、今回は、おでんの製造についてご相談にお伺いさせて頂きました。すると塩麹で作ったおでんの提案を頂き、もしかして粕汁なども作るれるのではと確認すると、別工場で自動充填機もあり作れるとのこと。今までお付き合いさせて頂いていましたが、汁物製造が可能とは今更ですが驚きました。せっかくですので、地元のさつま芋とあごの焼きを使ったけんちん汁や、石見ポークの豚汁、宍道湖のしじみ汁等も作っていただくようお願いしました。わざわざ大阪や京都に運んで作るより地元で作って頂くのが一番良いとわんまいるでは考えています。

お茶菓子替わりに出して頂いた4cm程の大きさのあご入り(トビウオ)竹輪。実は少し焦げたり傷ついたりするB品とのことで、月に数十キロが出るそうで、惣菜に使ってほしいとのこと。喜んでお受けさせて頂きました。焼きそばやうどんやそばに加えると良い出汁がでると思います。

2件目は、出雲の中心街にお店を構える仕出し弁当・ オードブルを作るふるかわ様へ訪問。

古川社長が出迎えて頂き、早速厨房内をご案内頂きました。

元々は、鶏卵の卸会社だそうで、そこからお惣菜を作るようになり、古川社長が継いだ際に、仕出し料理・パーティーオードブルセットに切り替えて、出雲市内中心に営業され繁盛して来たそうですが、コロナ感染拡大の影響で集会やパーティーが無くなって苦戦されているそうです。

工場を見学させて頂くと、急速冷凍機もあるので、わんまいるとコラボできないかご相談させて頂きました。
弊社としても出雲市に協力会社があれば食材は沢山あるので生産者も助かります。早速具体的な打ち合わせをさせて頂く事になりました。

3件目は、さらに西へ車を走らせ、松江の手前の宍道町で、10月に飲食事業を閉めて本業の水産加工事業に専念する為社名も変更し、新たに本社工場を設立された「SOL JAPAN」様へ訪問。田中社長にご対応頂きました。


入り口入るとすぐに作業場があり、飲食店向けの切り身等の一次加工をされています。最新のプルトン凍結機も持っていて、急速冷凍した島根の地魚を、国内は勿論海外のレストランにも輸出されています。

サザエを細かく切って炙った手の込んだつぼ焼きや、鰆の塩焼きも試食させて頂きましたが、加工の技術は一流で、さすがプルトン凍結機の威力が感じられました。

ちなみに”SOL”とは SHIMANE OSAKANA LOVE(島根お魚ラブ)からとった名前だそうです。

今回も新しい食材に、加工頂ける工場の発見もでき、充実した出張となりました。

一年半ぶりの島根(邑南町→大田→浜田へ)。。【島根】

今回は、1年半ぶりに島根県へ。本来なら春先に訪問を予定していましたが、コロナの影響で延期になっていて、やっと来ることができました。新幹線で広島まで行き、

広島駅では有限会社ディブロ服部社長がお出迎えいただき、車を走らせること1時間で邑南町に到着。今回も島根県ブランド推進課の川上様にアテンドいただきました。邑南町は、6千人の町に年間20万人が訪れる町で、陸上キャビアの養殖や自然放牧乳業、石見牛に石見ポーク、四季を通じに採れる多品種の野菜に特に良質な大豆が取れます。標高が高い盆地で大自然の宝庫です。わんまいるの主力商品である冷凍ミールキット「健幸ディナー」の主原料である豚に関してメインで使っている石見ポークは、ここ島根県邑南町出身なんです。脂質が少なく赤身が美味しいと定評の石見ポークは、わんまいるでも凄く人気です。石見ポークは、祖父の代に養豚を始められ、その後父親が継ぎ、現在お兄さんが継いでいて、次男の服部社長が有限会社ディブロとして精肉加工会社を設立され、ホテルや飲食店などに卸しています。コロナの影響でホテルに飲食店の納品が落ち込んでいるので、ロースやバラ肉が余ると聞きました。来年からロースやバラ肉を使った単品メニューも開発する事になりました。現場では、得意先に応じた精肉のカットをされています。

定期的な現場確認も含めて、チェクさせて頂くと、備品や服装に乱れが散見されたので指導させて頂きました。


奥様も同席されたので、今後の対応として、通販の重要性もお話させて頂きました。

左より島根県ブランド推進課 川上様、堀田代表、ディブロ服部社長

 

午後からは、太田漁港へ。組合の理事長を務める水産加工会社岡富商店様へ訪問。理事長の岡富取締役が対応頂きました。

全国主要百貨店のギフトとして人気の、地元特産「鯵の一夜干し」に、「ハタハタの一夜干し」や「カレイの一夜干し」など試食をさせていただきました。しっとりして塩辛くありません。時間をかけて干す事で、身が締まって天然のアミノ酸が増し、塩が少なくても美味しくなるそうです。魚メニューの主原料として検討したいです。

太田漁港を後にし、西へ車を走らせ、浜田漁港のみなと水産様を訪問。

みなと水産さんは、業務筋がメインの水産加工卸です。中村営業部長にご対応頂き工場見学をさせて頂きました。

もう辺りはすっかり暗くなったにも関わらず、水産加工場では作業に追われています。コロナと言えども師走を控え、繁忙期シーズンに突入しています。島根県は、3年連続穴子の漁獲量が日本一で、みなと水産様でも、大量の穴子が捌かれていました。見るからに美味しそう!

工場見学後、浜田で水揚げされ学校給食でも子供達から人気の「まとう鯛のフライ」を試食させていただきました。

白身で肉厚で柔らかくて美味しい!これを健幸ディナーに使えないものか。今後商談を続けた行きたいと思います。